60_夜行紀行

2022/09/03

思い出の寝台特急あけぼの(上野-秋田-青森)《復活してほしい夜行列車(20)》

 羽越・奥羽線沿線を訪れるには、夜行「あけぼの」が便利でした。

 あけぼのが無くなり、新幹線が直通しない酒田・能代・大館など日本海側東北地方へは、行く機会が減ったような気がします。

 飛行機ほど速くはない鉄道では、夜行列車がその欠点をカバーしていました。もう鉄道は、新幹線や夜行列車など総力戦で他の輸送手段と競いあうことを、あきらめてしまったのでしょうか・・・。

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▼2012年GWは、夜行「あけぼの」で旅立った。深夜23時44分、水上に運転停車。独特だった客車の折戸から外は少し見づらかったが、それでも最低限の視野は確保していた。
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撮影地 群馬県利根郡みなかみ町鹿野沢

 

 

 

▼GWの頃でも、峠越えする深夜帯は暖房が稼働していた。利用者からも見えた車両の状況。
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▼翌朝7時04分、秋田到着。この先の区間は、寝たり、ゴロンとしたり、車窓を見たり、本を読んだり、夜行列車の気ままな時間帯。
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▼8時38分、大館到着。見える電車に東北を感じる。関東から直通で来られる便利さは大事だったと思う。
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▼そして9時56分、終点青森到着。奥羽本線経由だと特に、はるばる青森に来た感じがした。この遠距離感は夜行列車ならでは。
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▼寝台車に乗っても浴衣に着替えていなかった自分などは、実は「ゴロンとシート」で十分だったりした。
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▼淡い期待もあったが、2年後の春2014年3月に定期「あけぼの」は結局廃止になった。この時は涙雨だったのか…。
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▼見事な屋根カーブを描いていた寝台客車24系。どうか復活してほしい、寝台特急あけぼの。
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△カメラ SONY DSC-HX30V
△紀行日 2012/5/3(木)~4(金)

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※『復活してほしい夜行列車』シリーズ
 (1)夜行列車 旅が味わえる魅力
 (2)夜行列車 週末に遠出できる魅力
 (3)夜行列車 早朝から動ける魅力
 (4)夜行列車 気軽に使える魅力
 (5)夜行列車 安心して寝られる魅力
 (6)夜行列車 旅の機会が増える魅力
 (7)夜行列車 利用者からみた欠点
 (8)夜行列車 鉄道会社の事情
 (9)夜行列車 これからの夢
(10)夜行列車 個人的な興味 [1] [2] [3]

(11)思い出の ムーンライトながら
(12)思い出の ムーンライトえちご
(13)思い出の ムーンライト信州
(14)思い出の 夜行急行はまなす
(15)思い出の 夜行特急まりも
(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
(18)思い出の 寝台特急北斗星
(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

 

 

思い出の寝台特急はくつる(上野-八戸-青森)《復活してほしい夜行列車(19)》

 北東北へ夜旅立つとき、急行八甲田の廃止後も「はくつる」の選択肢がありました。

 定期夜行はくつるなら青森到着は8時17分、現在東京から朝イチの新幹線に乗っても新青森には9時49分です。その差1時間半ですが、そこに夜行列車の価値はありました。さらに当日発だと朝は慌ただしいし、新幹線が停まらない野辺地とかなら乗り換えなしの利点もありました。

 新幹線と夜行列車の選択肢があって、それぞれに鉄道のメリットを競い合うような時代が、また来てほしいものです。

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▼12月の東北新幹線八戸開業をひかえた、2002年夏。上野発の夜行列車「はくつる81号」で旅立った。
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▼乗り慣れない寝台電車、3段式のB寝台車内に圧倒される。修学旅行でみんなで乗れば、いい思い出になっただろう。
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▼寝台電車583系には、グリーン車という座席の選択肢もあった。区間乗車とかにはちょうどいいのかも知れない。
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▼東北本線夜行列車最後の夏、今迄どれだけの人たちがここから旅発ったのだろう。21時45分、上野駅地平ホーム発車。
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▼定刻なら翌朝6時58分、この日は途中大雨のため2時間40分遅れの9時40分頃、終点青森到着。貫通路は閉ざされているが、ここから見るとまた新鮮な感じがした寝台電車。
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▼月光型ここにあり。高度成長時代を全国で支えた昼夜兼行特急電車のエースに、体験することができたのは良かった。
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▼長旅は夜行列車でと決めていたので、帰途も夜行はくつるで帰京した。青森ベイブリッジに見送られて、21時ちょうど、青森発車。
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▼22時07分、八戸。寝台電車は小窓からの車窓も有り難かった。どうか復活してほしい、夜行はくつる。
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撮影地 青森県八戸市大字尻内町

 

 

 

 

 

△カメラ FUJIFILM FinePix4500
△紀行日 2002/8/12(月)、8/16(金)

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 (5)夜行列車 安心して寝られる魅力
 (6)夜行列車 旅の機会が増える魅力
 (7)夜行列車 利用者からみた欠点
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(12)思い出の ムーンライトえちご
(13)思い出の ムーンライト信州
(14)思い出の 夜行急行はまなす
(15)思い出の 夜行特急まりも
(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
(18)思い出の 寝台特急北斗星
(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

 

 

 

2022/08/27

思い出の寝台特急北斗星(上野-札幌)《復活してほしい夜行列車(18)》

 あれほど憧れの存在として広まった夜行列車はなかったのではないでしょうか。

 北海道への寝台特急だけは、旅行者のために続くだろうと信じていました。北斗星やカシオペアが廃止になっても、利用者はきっと新幹線を使うと思われていたのでしょうか。いや、北斗星だから、カシオペアだから、北海道まで列車に乗ったのだと思います。

 人も減りつつある日本で、来日客も含めて旅好きな長距離利用者を味方にしないで、どうやって鉄道は生き残っていくのでしょう・・・。

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▼意外と北斗星は乗り撮りしていなかったので、函館駅の着発風景より。
新装函館駅を初めて見た、2005年冬。「北海道新幹線着工決定」の垂れ幕が堂々と下がり、北斗星の将来が心配になってきた。
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▼白いホームに北斗星が入線していた。新装函館駅でも機回し線は維持されてホッとしていたのだが…。
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▼直前で臨時北斗星の予約がとれたのは幸い。寝台は満席ではないようだった。
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▼この日は凍てつくなかを、函館から仙台まで乗車。夜行列車+新幹線の選択肢は、鉄道で移動可能な時間帯を広げてくれた。
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▼そして翌年春の定期列車廃止をひかえた、2014年夏函館駅。北斗星が新幹線開業で終止符を打つとは、信じられなかった。
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▼飾らない国鉄すみ丸ゴシック体に貫禄を感じる。本州で[札幌]を、北海道で[上野]の行先を見ると、いつも心が躍った。
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▼いつも北斗星の食堂車は楽しそうだった。みんな列車の旅を楽しんでいた。まだ乗っていない人も乗りたがっていた。
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▼かなわぬ夢かもしれないが・・・多くの人が願っているに違いない。どうか復活してほしい、寝台特急北斗星。
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撮影地 北海道函館市若松町

 

 

 

 

 

△紀行日 カメラ 
2005/2/11(金) Canon PowerShot S1 IS
2014/8/14(木) Canon EOS Kiss X3

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(15)思い出の 夜行特急まりも
(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
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(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

 

 

思い出の夜行特急利尻(札幌-稚内)《復活してほしい夜行列車(17)》

 夜行利尻が無くなり、稚内はさらに遠のいてしまいました。

 繁忙期には臨時列車まで運転され、旅人の北への思いを乗せて、利尻島・礼文島への朝便にも連絡した夜行利尻。大都市札幌を夜に出て、朝起きると何もないサロベツ原野を走っている、あの強烈な最果て感はなかなか他では味わえないものでした。

 また、当時稚内など主な駅は、良くも悪くも一夜を明かす旅人やライダーにも頼られて、今の道の駅のようなにぎわいでした。あれから30年、北海道夏の列車と駅はすっかり寂しくなったようです。夜行列車の復活で、にぎわいを取り戻すことはできないでしょうか・・・。

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▼2006年春の改正から、残念ながら臨時特急「はなたび利尻」になり、お座敷車も付いた夜行利尻。23時05分、札幌発車。
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▼深夜の旭川で大休止。2時間半後には上り利尻が出るので、旭川駅は終夜営業のようなものだった。
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▼気動車特急の寝台車は、最初は違和感もあったが、そのうち北海道ならこのスタイルも有りかと馴染んでいた。
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▼朝起きるとすっかり異郷の地を走っているのが、夜行列車の醍醐味だった。5時20分、抜海で上り回送列車と交換。
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▼ひたすら何もない沿線を眺めていると、ここは本当に日本なのかと感じた。
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▼宗谷本線のクライマックス地点に差しかかると、車内は盛り上がった。残念ながら今朝は利尻富士は見られない。。
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▼そして5時46分、終点稚内到着。日本最北端の駅で朝を迎える、まさにこれが旅だった。どうか復活してほしい、夜行利尻。
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撮影地 北海道稚内市中央

 

 

 

▼旅人はさらに利尻島・礼文島を目指す。稚泊航路の名残か?、宗谷本線との連絡運輸のためか、客船ターミナルの「連絡船」表記が印象的だった。
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撮影地 北海道稚内市開運

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot S3 IS
△紀行日 2006/8/16(水)~17(木)

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2022/08/20

思い出の夜行特急オホーツク(札幌-網走)《復活してほしい夜行列車(16)》

 網走への列車旅といえば夜行「オホーツク」、以前なら「大雪」が定番でした。

 北海道は昼間の移動も素晴らしいのですが、札幌から各地へ半日かかることもあるので、旅慣れた人はよく夜行列車を使いました。

 夜行列車なき現在、昼間しか移動できない列車では広い北海道の旅はしにくい、のが正直なところです。仕方なく列車旅を捨てて飛行機&レンタカーを選ぶしかない・・・、このもどかしさを運行者側にもっと知ってほしいのですが。

※関連記事 今こそ夜行列車復活で長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりん宮崎空港行で最後の年越し 大垣夜行ムーンライトながらに復活してほしい理由 復活してほしい中央夜行ムーンライト信州 2018年をサンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼GWに北見から、上り夜行オホーツク10号に乗った。最終下り特急から乗客が降りると、発車案内は上りオホーツクのみに。
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▼0時25分、遠軽到着。方向転換のおかげで、撮影者にとっては定番の9分間バルブタイム。といってもデジカメなので手持ち。
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▼なんとこの時間に、遠軽駅ホームのそば屋が開いていた。改札外からも使えるようで、この時の客もビール(250円)やお酒(250円)片手にやっていたのだろうか…。メニュー表示は、かけ(290円)、月見(340円)、天婦羅(380円)、山菜(390円)、あいがも(440円)、天卵(430円)、プラ丼容器(30円)、のみ。
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▼遠軽のホームは、デッキ付客車でもまだ段差。まばらな電灯を反射する寝台マークが印象深かった。0時34分、遠軽発車。
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▼かつて夜行急行「大雪」が特急格上げされ、まりも・利尻の名称は残ってなぜ「大雪」だけ統合か、と思ったこともあった。
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撮影地 北海道紋別郡遠軽町岩見通南

 

 

 

▼一方、年末の下り夜行オホーツク9号に乗車。0時16分、旭川到着。25分停車の間は、ヒーターの音だけが車内に響いていた。
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▼6時15分、凍てつく終点網走に到着。夏期だと終着前の光景に、稚内ほどではないが最果てに来たことを感じたものだった。
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▼ここからまた1日が始まる。再び夜行列車に乗って、この朝が見たい。どうか復活してほしい、夜行オホーツク。
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△紀行日 カメラ 
2005/5/5(月)~6(火) Canon PowerShot S1 IS
2003/12/31(水) Canon PowerShot A70

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思い出の夜行特急まりも(札幌-釧路)《復活してほしい夜行列車(15)》

 道東への列車旅は、夜行「まりも」をよく使いました。

 1990年頃は、人気のドリームカー指定がなかなか取れず、自由席も混雑して途中駅まで座れなかった記憶が何回もあります。

 とはいえ、広い道内を効率的に移動できる手段、そしてそれ自体が旅になるのが夜行「まりも」でした。

※関連記事 今こそ夜行列車復活で長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりん宮崎空港行で最後の年越し 大垣夜行ムーンライトながらに復活してほしい理由 復活してほしい中央夜行ムーンライト信州 2018年をサンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼見栄えするヘッドマークを掲げて、札幌で出発を待つ夜行まりも。明日へと向かう夜行での旅立ちは、とくにワクワクする。
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▼最盛期の夜行まりもは、かつてのように根室へ臨時で直通し、北海道でも日本最東端への列車旅を満喫することができた。
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▼23時ちょうど、札幌発車。まりもキハ183系と近郊型721系は、顔立ちが似ているような・・・。国鉄設計陣は偉大なり。
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▼そして翌朝5時45分、釧路到着。早朝はいつもこんな空だった気がする。まぁ道東だから。。それでも旅人はこの先へと向かう。
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▼根室直通とは、ずいぶん積極的にやってくれると喜んでいた。とはいえ終点まで乗る客は多くなく、もっと乗っておきたかった。
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▼この日は釧路で下車したが、根室まで乗り通したこともあった。荒涼とした道東を走る寝台車編成は、まさにぜいたくの極み。
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▼一方帯広近辺でも、夜行まりもは有用な列車だった。帯広着発は深夜だが、札幌遅帰りや早朝千歳到着の手段になっていた。
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▼新時代の帯広高架駅と夜行まりもの組み合わせは、長く続くものと思い込んでいた。しかし結局まりもは廃止され、道東への列車旅は至極不便になっている。どうか復活してほしい、夜行まりも。
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撮影地 北海道帯広市西2条南12丁目

 

 

 

 

 

△カメラ FUJIFILM FinePix4500
△紀行日 2003/8/11(月)~12(火)、8/14(木)

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(11)思い出の ムーンライトながら
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(16)思い出の 夜行特急オホーツク
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2022/08/15

思い出の夜行急行はまなす(青森-札幌)《復活してほしい夜行列車(14)》

 北海道との行き来に多く乗った列車が夜行「はまなす」でした。

 最後発だったJR世代の夜行急行が、まさか夜行急行の終列車にもなってしまうとは、想像できませんでした。連絡船時代から続いてきた、夜行を介した本州~北海道乗り継ぎの歴史が途切れたことになります。

 せめて北海道新幹線の札幌開業まで、接続夜行として残ってほしいと思ったのは私だけでしょうか。夜行列車との組み合わせが可能なら、鉄道で渡道する有効時間帯は広がり格段に使いやすくなります。

※関連記事 今こそ夜行列車復活で長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりん宮崎空港行で最後の年越し 大垣夜行ムーンライトながらに復活してほしい理由 復活してほしい中央夜行ムーンライト信州 2018年をサンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼下り夜行はまなす、函館到着。函館駅で毎夜行われていたのは機関車付け替え。14系客車に札幌までの牽引機DD51が近づく。
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▼厳寒期であろうと、毎夜の確認。鉄道開業150年を待たずして定期客車列車は全廃されたが、はたして鉄道の進化といえるのか。
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▼電照式テールマークが光っていると、列車の温かみが増すように思える。誰が考えついたのだろう。
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▼青函トンネル開業以来の夜行はまなす。新幹線が出来たので今後は全員昼行でどうぞ、というのは何か違う気がする。20160214_img_3954s

 

 

 

▼有ると無いのでは、気分的に大違いの車内自販機。以前ビール販売があった頃は、さらに有り難かった・・・。
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▼函館駅の終端寄りでは、青森からの牽引機ED79 14が切り離された。確かにそれなりの設備と労力が必要だった列車。
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▼1時23分、函館発車。函館構内は深夜でも煌々と照らされているが、この先札幌までは暗い雪道が続く。
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▼この機関車と運転士が一晩中牽いてくれるから、私たちは安心して眠ることができた。どうか復活してほしい、夜行はまなす。
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撮影地 北海道函館市若松町

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS 6D
△レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
△紀行日 2016/2/14(日)

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(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
(18)思い出の 寝台特急北斗星
(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

 

 

思い出の中央夜行快速ムーンライト信州(新宿-白馬)《復活してほしい夜行列車(13)》

 ムーンライト「信州」は、夜行急行アルプス無きあとの救世主でした。

 中央夜行というと、115系の上諏訪行421Mを思い出す世代なのですが、今から考えると近郊型電車でもよく喜んで夜行として乗っていたものです。特急型電車になった快速ムーンライト信州は、別世界のようでした。

 それにしても、最後の中央山岳夜行だったムーンライトの運転取りやめは、信州への週末旅行の幅を狭めてしまっている気がするのです。

※関連記事 今こそ夜行列車復活で長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりん宮崎空港行で最後の年越し 大垣夜行ムーンライトながらに復活してほしい理由 復活してほしい中央夜行ムーンライト信州 2018年をサンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼23時54分、新宿発車。2003年冬のムーンライト信州91号は189系が使用されていて、方向幕の快速表示には喝采だった。
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▼3時45分、上諏訪到着。これほどホームが暗いはずはなく、到着後しばらくして灯りが点いた…。
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▼4時11分、塩尻到着。ムーンライト信州のグリーン車には乗れずじまいだったが、選択肢があったのは良かった。
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▼4時32分、松本到着。向かいには大阪発の急行ちくま長野行が並び、夜行での広域移動も考えられていた様子。
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▼そして5時38分、この列車終点の白馬到着。冬期にも白馬へ直通していたのは、やはりスキー客のためだったのか。
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▼夜行列車を降りると、こんなバリアフリー状況。当時は当たり前だったが、スキー客にはさぞ準備運動になったことだろう。。
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▼夜も明けないうちの終着だったが、だからこそ1日をフルに使うことが出来た。これは新幹線を使ってもできない芸当。どうか復活してほしい、快速ムーンライト信州。
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撮影地 長野県北安曇郡白馬村北城

 

 

 

 

 

△カメラ FUJIFILM FinePix4500
△紀行日 2003/1/19(日)

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※『復活してほしい夜行列車』シリーズ
 (1)夜行列車 旅が味わえる魅力
 (2)夜行列車 週末に遠出できる魅力
 (3)夜行列車 早朝から動ける魅力
 (4)夜行列車 気軽に使える魅力
 (5)夜行列車 安心して寝られる魅力
 (6)夜行列車 旅の機会が増える魅力
 (7)夜行列車 利用者からみた欠点
 (8)夜行列車 鉄道会社の事情
 (9)夜行列車 これからの夢
(10)夜行列車 個人的な興味 [1] [2] [3]

(11)思い出の ムーンライトながら
(12)思い出の ムーンライトえちご
(13)思い出の ムーンライト信州
(14)思い出の 夜行急行はまなす
(15)思い出の 夜行特急まりも
(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
(18)思い出の 寝台特急北斗星
(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

 

 

2022/08/06

思い出の上越夜行快速ムーンライトえちご(新宿-村上)《復活してほしい夜行列車(12)》

 快速ムーンライトのトップバッター「えちご」には残ってほしいと思っていました。

 新潟と仙台とでは、人口は仙台の方が多いのに、なぜか夜行快速は新潟にだけ走っていたので、18きっぷ旅行も新潟方面が多くなりました。本当は、両都市へ夜行列車を走らせて、集客を競いあってほしいところなのですが。。

 18きっぷがあるから思う存分旅ができます。そして夜行ムーンライトがあるから思い切って遠出できました。今考えると、夜行ムーンライトは旅好きの若者を育ててくれていたのだと感じます。

※関連記事 今こそ夜行列車復活で長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりん宮崎空港行で最後の年越し 大垣夜行ムーンライトながらに復活してほしい理由 復活してほしい中央夜行ムーンライト信州 2018年をサンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼23時43分、大宮発車。明日の旅程に思い巡らせながら、ひたすら夜道を走る165系急行型電車で過ごす時間は充実していた。
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▼0時58分、高崎到着。32分停車の間に急行能登金沢行と離合。在来線網では当たり前のシーンだったが、なぜか胸が熱くなった。
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▼1時30分、高崎発車。かつての長岡夜行に乗った世代ではないが、やはり当時も上越国境越えの前に一息ついたに違いない。
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▼4時55分、新潟到着。古参の車両だが、フルリクライニングシートで心地よく寝られたのは当時の新潟局のおかげ、感謝したい。
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▼そして5時58分、終点村上到着。いつもまぶしかった村上の朝。新潟から、東北へ、信越へ、北陸へ、1日を自由自在に使えるのがムーンライトえちごの魅力だった。
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▼村上への直通は、18きっぷ旅行者を考慮してのことだろう。在来線では当たり前の直通機能を発揮していた。
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▼手間がかかった立派なヘッドマークが頼もしい。安く手軽に行き来できる列車を育てたい、という若者思いを感じた。
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▼最大9両が満席だったことを考えると、需要は多かった。いや、というよりは18きっぷとムーンライトが需要を生み出していたのだろう。どうか復活してほしい、ムーンライトえちご。
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撮影地 新潟県新潟市中央区花園

 

 

 

 

 

△カメラ FUJIFILM FinePix4500
△紀行日 2002/10/12(土)

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※『復活してほしい夜行列車』シリーズ
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 (5)夜行列車 安心して寝られる魅力
 (6)夜行列車 旅の機会が増える魅力
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 (8)夜行列車 鉄道会社の事情
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思い出の大垣夜行快速ムーンライトながら(東京-大垣)《復活してほしい夜行列車(11)》

 快速ムーンライト「ながら」は西への18きっぷ旅行の基本でした。

 衝撃の廃止発表から1年半がたちますが、18きっぷシーズンが来るたびに、まず思い出すのは大垣夜行です。1億人以上が暮らすこの国で、もっとも人口が集中する東京から東海道ベルト地帯(古いか…)までの夜行列車がないなんて、信じられません…。

 この夏は一昨年や去年ほどの行動制約はなさそうですが、ステイホームの副産物だった 《復活してほしい夜行列車》 シリーズの列車編を続けようと思います。

※関連記事 今こそ夜行列車復活で長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりん宮崎空港行で最後の年越し 大垣夜行ムーンライトながらに復活してほしい理由 復活してほしい中央夜行ムーンライト信州 2018年をサンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼満席になるほどの列車が廃止とは、本当にもったいない。利用者のニーズをどうとらえているのだろうか。
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▼一時はJR世代373系になった車両が、国鉄世代185系に戻ったのは、趣味的にはともかく移動手段としては後退だろう。
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▼23時10分、東京発車。かつてホームを埋めつくした定期夜行と臨時夜行の長い行列を、鉄道はなぜ手放してしまったのか。
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▼日常空間をはなれて、家路へ急ぐ通勤電車をボーッと眺めるのも楽しみだった。どこまで行くのと思いをはせながら。
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▼熱海からいよいよ関東エリアを飛び出す。いつもの路線の延長線上で旅先に行けるのも、在来線夜行ならではのありがたさ。
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▼1時50分、静岡発車。深夜の駅弁販売がなつかしいが、停車時間は最近長くない。上下のムーンライトが同じホームを使用する。
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▼大垣夜行は快速だからか、以前から減灯はなかった。それでも全席指定席なら、バスのように深く倒せるシートであってほしい。
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▼そして5時50分、終点大垣到着。冬は、暗い時間に発って暗い時間に着く。ここから関西へ、北陸へ、1日が自由自在に使えたのが大垣夜行の魅力だった。どうか復活してほしい、快速ムーンライトながら。
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撮影地 岐阜県大垣市高屋町

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2018/12/31(月)~2019/1/1(火)

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