15_中部

2026/10/03

冬の富山地方鉄道宇奈月温泉駅から黒部峡谷鉄道宇奈月駅への乗り換えルート

 オフシーズンの宇奈月温泉駅を訪れました。

 存続が危ぶまれていた富山地方鉄道の一部区間ですが、一旦全線の存続が決まったようです(2026/9/29報道)。最近廃線が決まった岐阜県(名鉄広見線)や福岡県(平成筑豊鉄道)などと違って、さすがは鉄道を活かしている富山県です。さらに応援したくなります。

 また今月から、黒部峡谷鉄道が欅平まで運転再開となり、さらに上部軌道(キャニオンルート)の一般開放も始まったようです。早いところ行きたいものですが、当分は高い競争率でしょう。いずれにしても、富山の鉄道の魅力がまた広まるようで、本当に楽しみです。

※関連記事 岩瀬漁港へ伸びるレール 富山で南北接続 セントラム開業後の春 期待ふくらむ富山駅 北陸新幹線あと111日! 旧塗装の交直流急行型475系 冬の宇奈月乗り換え(今ここ) 黒部湖遊覧船ガルベ

 

 

 

▼前回の記憶はあまりなかったが、富山地方鉄道の宇奈月温泉駅は立派だった。元旦とはいえ冬シーズンの観光客はまばら。
20260101_img_2455s

 

 

 

▼ちょうど着いた時にはスプリンクラーが稼働していた。さすがに温かいからといって、温泉を撒くわけにはいかないのだろうが。
20260101_img_2540s

 

 

 

▼駅前踏切を渡ると、黒部峡谷鉄道の客車が静かに「冬眠」していた。夏のにぎわいは想像もできない。
20260101_img_2449s

 

 

 

▼徒歩5分の黒部峡谷鉄道宇奈月駅へ行くと、この風情だった。冬期閉鎖中で人っ子一人いない。
20260101_img_2495s
撮影地 富山県黒部市黒部峡谷口

 

 

 

▼ナローゲージに惹かれる構内だが、信号灯らしきものは点いている。冬期でも車両整備などは行われるのだろう。
20260101_img_2475s

 

 

 

▼駅前のお立ち台から見える新山彦橋は、架線は取り外されてはいない。早いところ欅平へ再訪し、上部軌道へ抜けてみたい。
20260101_img_2520s

 

 

 

▼宇奈月温泉はいつか泊まってみたい温泉地のひとつ。そこに元京阪テレビカーがやって来た。
20260101_img_2491s

 

 

 

▼端正に並ぶ窓に元京阪車の面影が見える。宇奈月温泉へ、立山へ、富山地方鉄道の各路線にはいつまでも走り続けてほしい。
20260101_img_2527s
撮影地 富山県黒部市宇奈月温泉

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2026/1/1(木)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2026/09/05

中山道御嵩宿へ続く名鉄広見線御嵩駅が廃止とは(2029年春廃止予定)

 名鉄広見線御嵩駅と、その先にある御嵩宿を訪れました。

 名鉄広見線の新可児~御嵩間は、2029年3月末で廃止になってしまうそうです(2026/8/3発表)。2001年に八百津線とお別れした時には、まさか御嵩までも廃止になるとは想像できませんでした。

 今回また乗ってみても、さほどローカル線というわけではない感じです。ますます地球環境が厳しくなるこのご時世、なんとか鉄道も活かした街づくりは出来なかったのかと、残念に思うばかりです。

※関連記事 岐阜市内線新岐阜乗り場 新岐阜へ新関から30分間隔 御嵩が廃止とは(今ここ)

 

 

 

▼新可児で御嵩行に乗り換えると、うれしいことに復刻塗装の6000系に乗れた。名鉄電車の顔は今でもこれだと思う。
20260809_img_0022s

 

 

 

▼御嵩駅の終端側をみる。架線柱が木製のままで、しかも1面2線だった頃のビームが残っている感じだった。
20260809_img_0055s

 

 

 

▼また由緒ある駅名が消えてしまう。岐阜県はLRTを提唱する一方で、なぜ今ある線路は活かそうとしないのだろう。環境に対するバランス感覚がよくわからない気もする。
20260809_img_0044s

 

 

 

▼支線の終着駅らしい雰囲気が残っていた。駅としては無人化されたので、駅舎はあるのに券売機は外付けされている。
20260809_img_0026ss

 

 

 

▼昭和27年開業以来の駅舎だろうか。中山道御嵩宿にも近いふさわしい外観だった。
20260809_img_0025s

 

 

 

▼駅から歩くとすぐ御嵩宿の面影が見られ、散策には便利だった。しかし「名鉄電車に乗って!」の呼びかけも効果は薄かったか。
20260809_img_0077s

 

 

 

▼この6000系は初期車らしく、小型のドア窓が特徴的だった。踏切動作反応灯が点滅し、御嵩発車。
20260809_img_0033s

 

 

 

▼中山道御嵩宿は再び鉄道から遠くなる。お疲れさま、さらば名鉄広見線御嵩駅。とはいえ、まだ廃止まで2年半あるので、なんとか見直されることを祈っているが・・・。
20260809_img_0040s
撮影地 岐阜県可児郡御嵩町中

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2026/8/9(日)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2026/07/25

北陸新幹線高架下に出来た立派な敦賀駅ホーム2面4線はあと26年使うのか

 北陸新幹線敦賀駅の開業日、直下に出来た在来線ホームを見てきました。(2023年訪問)

 北陸新幹線の延伸は、結局「小浜・京都(桂川)ルート」で合意されたそうです(2026/7/15報道)。分割民営化の弊害なのか、新幹線がネットワークとして繋がっていきません。個人的な夢は、米原接続で新大阪・名古屋へ乗り入れることです。全国の新幹線は一つと考えて、会社間の壁を壊し、鉄道網の理想を追い求めた方がいいのではないでしょうか。

 それにしても、あと26年間も敦賀駅乗り換えが続くとは気が遠くなります。せめて新八代や武雄温泉方式のように、同一ホーム乗り換えに改造したほうがいいのでは、とも思います。

※関連記事 高架下に2面4線(今ここ) あと何年敦賀乗換 敦賀駅従来ホーム 越前たけふ駅開業 福井駅高架ホーム 芦原温泉は4面5線 大聖寺駅は境界駅に 松任工場が閉所 特急街道金沢駅 期待ふくらむ富山駅 北陸新幹線あと111日! 旧塗装交直流急行型475系

 

 

 

▼新幹線高架下の新しい敦賀駅から、特急しらさぎが発車していく。あと20年以上も途切れた高架橋を見ることになるのだろうか。
20240316_img_9891s

 

 

 

▼新幹線直下に出来た在来線敦賀駅ホームは、2面4線の立派なもの。フリーゲージトレインは無理だったとしても、せめて同一ホーム乗り換えの可能性は、考えられなかったのかと思ってしまう。
20240316_img_9743s

 

 

 

▼ホーム両側に特急電車が停まり、次々と乗換客が吸い込まれていく様子は、さすが特急街道。新幹線とは垂直乗り換えとはいえ、3階層を往き来するので、そもそも直通が当然だった人たちには辛いだろう。
20240316_img_9733ss

 

 

 

▼高崎起点「470km 633m」と、米原起点「49km」が交差する箇所。北陸新幹線はやはり米原まで延ばした方が、岐阜・愛知方面の人も助かるのではないか。小浜・京都ルートで出来たら、名古屋へは敦賀乗り換えが固定化してしまう。
20240316_img_9768s

 

 

 

▼高架下の12両ホームは行き止まりではなく、この先も線路が続いているとは思わなかった。引上線に収束していく。
20240316_img_9773s

 

 

 

▼福井寄りの引上線で、特急電車が折り返しを待つ。今回の特急街道分断は、どう考えても上手くなかったと思う。日本の鉄道は、リニア・新幹線・在来線の3階層に分かれ、さらにそれが会社毎に分かれ、直通できる鉄道網からは遠ざかっている気がする。
20240317_img_0343s

 

 

 

▼引上線(左)終端の余座踏切から。一昨日まで北陸本線だった線路(中央・右)に、もう特急電車は来ない。新幹線上野開業後も残った「つばさ」や「あいづ」のように、せめて能登半島への直通特急などは残した方が良かったのではないか。
20240317_img_0351s

 

 

 

▼新幹線開業対応で出来たと思われる、引上線の線路止め。あと26年は使うのなら立派に造る必要もあるのだろう。どうか、敦賀乗り換えがあと26年もこのままではなく、何らか良い方向に向かうことを願っていたい。
20240317_img_0361s
撮影地 福井県敦賀市河原町

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2024/3/16(土)~17(日)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2026/03/20

能登半島地震翌年の能登鹿島駅ソメイヨシノはひときわ輝いて

 ようやく能登鹿島駅の桜並木を見ることができました。(2025年訪問)

 かつてのと鉄道で穴水から先、輪島や蛸島へ乗ったことはありましたが、意外と「能登さくら駅」は素通りしていたのです。

 それにしても、のと鉄道が能登半島地震から4カ月余りで、再開できたのは幸いでした。

※関連記事 能登さくら駅(今ここ) 中居から七尾北湾遠望 夜行に接続した比良 水田谷戸の鹿波 能登線の終着蛸島

 

 

 

▼天気にも恵まれて、初めて降り立った能登鹿島駅の光景に目を見張った。
20250412_img_2013s

 

 

 

▼駅構内はまさに桜のトンネルだった。
20250412_img_2049ss

 

 

 

▼ソメイヨシノのボリューム感がすばらしい。
20250412_img_2077s

 

 

 

▼この時期だけは鈴なりの人に撮られて、列車も人気者。
20250412_img_2239ss

 

 

 

▼七尾北湾に面した駅で、桜と海を見ながらのお花見宴会も楽しそう。
20250412_img_2019ss

 

 

 

▼今日はラッピング車両も、桜との対比が見事だった。
20250412_img_2085s

 

 

 

▼厳しい冬を越すためだろうか、桜の花は輝いているように見える。
20250412_img_2294s

 

 

 

▼みんながうれしそうに能登の春を迎えていた。泣けてくるぐらいの、とても去りがたい「能登さくら駅」だった。
20250412_img_2313ss
撮影地 石川県鳳珠郡穴水町曽福イ

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/4/12(土)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2026/02/06

早春みんなこの色が見たくて河津桜咲く半島へ伊豆急線で行くのだろう

 河津桜が咲く頃の伊豆半島へ、初めて行くことができました。(2025年訪問)

 河津町がここまで早咲きの名所になるとは思わなかったのですが、伊豆急線で行ってみるとさすがの咲きっぷりです。

 今年も開花したそうですが、やはりこの色にひかれてみんな集まるのだろうと、改めて感じたことでした。

※関連記事 河津桜咲く半島へ(今ここ) 185系15両編成発車待ち 伊東駅と熱海駅で185系 さらば185系川奈~富戸 片瀬白田~伊豆稲取から 今日も走る修善寺行踊り子 修善寺で夜間滞泊185系 修善寺で折り返す185系

 

 

 

▼混みそうだったので、朝8時前に河津駅へ着いて正解だった。駅前からもうこの色。
20250302_img_0155s

 

 

 

▼河津桜の名所、河津川沿いの並木に感嘆していると、伊豆高原行がやって来た。
20250302_img_0214s

 

 

 

▼ソメイヨシノより桜色が濃く、まだ春浅い頃に似合っている。こうなるとやはり電車にも色がほしいところ。
20250302_img_0412s

 

 

 

▼川沿いの堤防道がにぎわい、並ぶ屋台からはいい匂いが流れてきて、もう春まつりに来たような気分になれる。
20250302_img_0387s

 

 

 

▼稲梓寄りへ少し歩くとすぐ静かになり、見事な梅が。今の特急電車にも色はあるが、それほど心躍らせる感じはしない。
20250302_img_0357s

 

 

 

▼稲梓からの峠を下ってきた熱海行。ハワイアンブルー電車だった頃に来てみたかった。
20250302_img_0317s

 

 

 

▼河津駅に戻ると、ホーム下の築堤の咲きっぷりも見事。春に心浮かれるのは、この色のおかげもあるだろうと改めて感じる。
20250302_img_0427ss

 

 

 

▼帰りの電車を待っているとアロハ電車がやって来た。ラッピングだとしても、金属地肌の電車よりはまだ良しとするか…。
20250302_img_0468ss

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/3/2(日)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2025/07/11

名鉄岐阜600V軌道線には新岐阜・新岐阜駅前・徹明町乗り場それぞれ(2005年廃止)

 新岐阜周辺の、名鉄軌道線乗り場を歩いてきました。(2004年訪問)

 歴史的経緯があったとはいえ、乗り場が3箇所あった名鉄軌道線は、なかなか路線図も頭に入らないうちに消え去りました。

 それが先日、岐阜の「にぎわいを取り戻すため」というLRT構想が報じられたのには、驚きました。宇都宮LRTから刺激を受けたのか、これからの市内交通再構築には胸ふくらみます。ただ嬉しいニュースではありますが、20年遅かったでしょう。今さら言っても仕方ありませんが、やはり岐阜市内線などを廃止する前に活用していたら・・・ということです。

※関連記事 岐阜市内線乗り場(今ここ) 新岐阜へ新関から30分間隔 LRT新線開業!祝! セントラムとポートラム セントラム開業後の春

 

 

 

▼何とも不思議な光景だった、路面電車サイズの田神線と普通鉄道サイズの各務ヶ原線が接していた新岐阜の端頭ホーム。
20041121_img_6772s

 

 

 

▼大胆にも採用されたプラベンチ風座席に、どこか未来を感じた岐阜市内線の880形。名鉄線にここまで先進的な気風があったとは。
20041121_img_6770s

 

 

 

▼初めて訪れたときは、名鉄本線から離れた乗り場に戸惑った新岐阜。せっかく再構築されて出来た「関」行きだったが、残念なことに短期間に終わってしまった。
20041121_img_6761s

 

 

 

▼路面電車に乗るのに、「日野橋 関 方面」専用券売機と専用自動改札もあって、なかなか楽しませてくれた。
20041121_img_6783s

 

 

 

▼新岐阜の駅前には「新岐阜駅前」電停。中心地の電停だというのに、車道の真ん中にガードも無く、色が塗られているだけの乗降場には驚いた。同様な2面2線の通過型電停、例えば函館駅前や長崎駅前電停にはいずれもホームがあって、当時からにぎわっていた。90年代になっても改善されない新岐阜駅前には、やる気の無さが感じられてつくづく残念だった。
20041121_img_6795ss

 

 

 

▼車がバンバン通る商店街へ、ブラブラしに行こうと思うだろうか。ホームもない路上の電停に降りて、買物に来た気分は上がるだろうか。岐阜駅から、郊外から、中心市街地へ、進化させればもっと便利になるはずの路面電車だった。岐阜駅前~新岐阜駅前~徹明町は、トランジットモールにしても良かったのでは、と思うくらい。
20041121_img_6790ss

 

 

 

▼神田町5交差点の駅看板は、「名鉄徹明町駅ビル」と共に路面電車にしては珍しい気がした。かなぞの1番街のイラストもいい。
20041121_img_6799s

 

 

 

▼まさに岐阜の中心地らしい道路標識。最近の標識をGoogleストリートビューで見ると、地名がしっかり変わっているのが興味深い。残念ながら名鉄600V軌道線は消え去ったが、今度はLRTで岐阜羽島方面を目指すのならそれはそれで応援したい。
20041121_img_6811ss
撮影地 岐阜県岐阜市金園町1丁目

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot S1 IS
△紀行日 2004/11/21(日)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2025/02/10

名松線伊勢竹原駅の木造駅舎と美杉村「レークサイド君ヶ野」に高校時代の面影を訪ねて

 名松線が不通だった時期に、代行バスで伊勢竹原を再訪しました。(2013年訪問)

 高校時代に鉄道研究部「南紀合宿」で泊まったのが、伊勢竹原駅から歩いた旧美杉村「レークサイド君ヶ野」だったのです。ずっと気になっていたのですが、1983年から30年の節目にようやく木造駅舎へ再訪できました。

 ところが昨秋2024年10月、伊勢竹原の木造駅舎は解体されたというではありませんか・・・。今となっては、せめて再訪できて良かったと思うしかありません。

※関連記事 思い出の寝台急行銀河 夜行列車個人的な興味【③台風接近中でも出発】

 

 

 

▼家城から乗った名松線代行バスで「竹原」バス停下車。駅からは少し離れていた。もう県道15号の竹原踏切は、遮断桿が取り外されている有様。このまま廃止かと覚悟もしたくらいだった。
20130102_img_1113s

 

 

 

▼なんと伊勢竹原駅舎は残っていた。国鉄時代の30年前とほぼ変わらないような、窓は閉ざされた姿を見て、しばしたたずんだ。当時買ったばかりの「Canon AE-1P」で駅舎の写真を撮ったが、今そのネガはどこかに埋もれている。
20130102_img_1186s
撮影地 三重県津市美杉町竹原

 

 

 

▼戦前からの駅舎は、1980年代でも貴重に感じたものだった。しかし残念ながら2024年10月に解体されたらしい。90歳を迎えることはできなかったとは、モノにも寿命があるとはいえ残念だった。
20130102_img_1139s

 

 

 

▼休止中なのに、駅舎内は誰かが床を清めているようだった。駅舎が無くなったら、寂しい駅になるだろう。鉄道が移動の中心だった時代だからこそ存在できたのが、ローカル線の駅舎なのだろうか。
20130102_img_1127s

 

 

 

▼初訪問時、鉄研メンバーと喜び勇んで降り立ったはずだが、何を話したのかはもう思い出せない。もしスマホがあったらバシャバシャ撮っていたのだろうが、当時は貴重な36枚撮りフィルムを、1日のうち要所要所で使うのが普通だったことを思い出す。
20130102_img_1134s

 

 

 

▼伊勢奥津方面に伸びる線路。廃線を思わせるような鉄橋前後の柵が、将来を不安にさせていた。
20130102_img_1151s

 

 

 

▼でも駅予告標識は立っている。生きている路線だった。6年半も不通期間が続いた後、まさか復活するとは思わなかった。
20130102_img_1180s

 

 

 

▼旧美杉村の谷あいを線路は続く。村の名前が美しかった。伊勢竹原から先は楽しい車窓だったことを思い出す。私自身は当時この南紀合宿で、初めてローカル線の旅を味わった。そんなローカル線が奇跡的に残っているのは、とにかくうれしい。
20130102_img_1164s

 

 

 

▼《番外編》 合宿で泊まった君ヶ野ダム湖畔の「レークサイド君ヶ野」も、嬉しいことに建物はそのままだった。ありがとう名松線、ありがとうレークサイド君ヶ野。そして旅の楽しさを教えて頂いた海老名高校鉄道研究部メンバー皆様には、本当にありがとうございました。
20130102_img_1177s
撮影地 三重県津市美杉町八手俣

 

 

 

《2026/2/11追記》 また残念な知らせを見ました。津市「レークサイド君ヶ野」が、昨年12月28日で営業終了となり廃止だそうです。2016年から宿泊施設は休止し、レストランだけだったようです。高校生にも安心して安く泊まれた公共の宿として、1983年夏に思い出がつくれたことには感謝しています。本当にありがとうございました。

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS 6D
△レンズ EF24-105mm F4L IS USM

△紀行日 2013/1/2(水)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2024/12/28

加賀一の宮への名残は残るものの終着駅になった北陸鉄道石川線鶴来駅

 今は終着駅になった北陸鉄道鶴来駅を再訪しました。

 同じ北陸鉄道の浅野川線より状況は厳しいというので、車庫のある鶴来まで再訪してみたのです。

 今後北陸鉄道は「みなし上下分離」方式になるそうで(2024/12/25発表)、存続がはっきりしたのは嬉しいことでした。富山や福井と共に、今の時代ならなおさら都市近郊路線は活かしてほしいものです。

※関連記事 大聖寺駅は境界駅に 松任工場が閉所 特急街道金沢駅 野町駅ターミナル 終着鶴来駅(今ここ)

 

 

 

▼迎えてくれたのは、なんとも力強い「つるぎ」。わざわざ北陸鉄道に乗ってきた感覚を持てる。
20230722_img_3856s

 

 

 

▼鶴来から先、加賀一の宮方面も残っていそうだが・・・。
20230722_img_3850s

 

 

 

▼わずかな期待を持ってその先へ歩いてみると、線路は引き上げ線を残して無残にも途切れていた。
20230722_img_3815s

 

 

 

▼加賀一の宮まで乗ったのはそう昔でもない気がするが、現実は厳しく2009年に廃止された。
20230722_img_3825s

 

 

 

▼終着駅にはなったが、ここには模型レイアウトにも真似たくなりそうな山地迫る小車庫がある。
20230722_img_3767s

 

 

 

▼駅舎は木造で骨董品のようだが、マークは現役のものか。
20230722_img_3840s

 

 

 

▼朝夕は毎時2本だが昼間は1本。発車間際になると意外と人が集まってくるので希望はもてそう。
20230722_img_3846s

 

 

 

▼もう地方のステンレスカーには慣れたが、やはり無機質な乗り物には意気消沈する。ただ、今後は上下分離で新車も予定されるそうなので、生まれ変わる石川線に期待したい。そして、金沢や香林坊への直通列車運行も夢見ていたい…。
20230722_img_3736s
撮影地 石川県白山市鶴来本町

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2023/7/22(土)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2024/11/03

新岐阜へ名鉄美濃町線は昼間30分間隔だった新関駅(2005年廃止)

 名鉄美濃町線が全廃になる前年、新関を再訪しました。(2004年訪問)

 宇都宮LRTを見ていると、今更ながらなぜ岐阜では2000年代にもなって市内電車を手放してしまったのか、と思います。当時から環境問題やコンパクトシティは言われていたのに、本当に残念なことでした。

 中心地が駅から離れていても、広島や長崎などがそうですが、市内電車があれば行きたくなります。逆にバスしか無いと、新潟や金沢とかがそうですが、観光客の感覚でも今ひとつ気が向きません。この夏、岐阜柳ヶ瀬から最後の百貨店高島屋も撤退したのは、なるべくしてなったのではないかと思ってしまいます・・・。

 あれから20年、デジカメ初期の写真も二昔前を過ぎつつあります。デジタル画像は色あせないし、20年も経つことが信じられません。

※関連記事 岐阜市内線乗り場 新岐阜へ新関から30分間隔(今ここ) LRT新線開業!祝! セントラムとポートラム セントラム開業後の春

 

 

 

▼せっかく運行者側は、名鉄が2000年になり低床の新車を登場させて、“やる気”も見せていたのに。行政側は・・・。
20041121_img_0780s

 

 

 

▼新コーポレートマークになっていたが、駅番号は未登場でスッキリしていた頃の駅名標。
20041121_img_0774s

 

 

 

▼おそらく岐阜市内から乗ってきた人たちが降りてくる。表定速度が低いとはいえ、都市間連絡も担っていたのだろう。
20041121_img_0758ss

 

 

 

▼美濃町線主要駅だった新関には駅舎もあり、駅前は鉄道線と何ら変わらない様相だった。
20041121_img_0762s
撮影地 岐阜県関市栄町

 

 

 

▼2004年9月に岐阜市内線などの廃止が発表されていたが、まだ当時お別れグッズなどは見られない。
20041121_img_0767s

 

 

 

▼当時の名鉄地方線区と同レベルの本数は維持されている。この輸送規模があって廃止というのが信じられなかった。
20041121_img_0753s

 

 

 

▼21世紀の新車までクロスシートを貫いていたことに「名鉄魂」を感じる。
20041121_img_0773s

 

 

 

▼郊外では地方鉄道の役割も担っていた岐阜市内線+美濃町線。20年たっても、その廃止は悔やんでも悔やみきれない・・・。
20041121_img_0742s

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS Kiss Digital
△レンズ EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
△紀行日 2004/11/21(日)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2024/07/14

香林坊に直通してほしい北陸鉄道石川線の野町駅ターミナル

 北陸鉄道は石川線の始発駅、野町を久々に再訪しました。

 野町は中心地の香林坊まであと少しなのに、市内電車廃止後は孤立しているようで残念です。富山のように、石川線と浅野川線がLRTで南北接続されればもっと香林坊や兼六園に行きやすくなるのに、と夢みてしまうのは私だけでしょうか…。

 上下分離により石川線存続が決まったのはうれしいのですが(2024/5/3報道)、さらにその先を期待してしまいます。

※関連記事 大聖寺駅は境界駅に 松任工場が閉所 特急街道金沢駅 野町駅ターミナル(今ここ) 終着鶴来駅 祝!宇都宮ライトレール

 

 

 

▼完成当時は斬新だったのだろう、野町駅ターミナル。今では「白山比咩神社」最寄駅へも行けなくなったのは残念。
20230722_img_3716ss

 

 

 

▼待合室に人が待つなか、電車が入ってきた。降車客は、続々バスへ乗り継いでいった。
20230722_img_3660ss

 

 

 

▼直ぐには乗車できず、いったんドア閉め。金沢市内だというのに、毎時1~2本の運転間隔がもどかしい。
20230722_img_3674s

 

 

 

▼反対側に2番ホームがあるが、長らく使用されていないよう。かつて白山下まで、ハイカーたちも乗り込んだのだろうか。
20230722_img_3669s

 

 

 

▼北陸銀行が広告を出していた時代もあった。このマークは、いま検索しても見かけない。
20230722_img_3720s

 

 

 

▼駅横「野町駅構内踏切道」から早速の、第四種踏切。たしかに本数は少なく、電車もスピードでないが…。
20230722_img_3713ss 

 

 

 

▼鶴来方面の線路を見ると、早速の急カーブ。市街地にある線路だけに、もっと活用されてほしいと思う。
20230722_img_3708s

 

 

 

▼まずは存続が決まって良かった、北陸鉄道石川線。ただ金沢の都市規模を考えると、今のままでは路線が中途半端な感じがする。簡単ではないだろうが、富山や宇都宮LRTを見習ってでも中心地への延伸を期待したい。
20230722_img_3687s
撮影地 石川県金沢市野町

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2023/7/22(土)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

より以前の記事一覧

フォト
無料ブログはココログ