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2025/10/11

政和温泉駅は確かめようもなく付近に第三雨竜川鉄橋がしっかり残る《深名線廃止30周年駅巡り13》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 せいわ温泉ルオント道の駅がにぎわう一方で、昔の簡易駅は面影も無く忘れられていくようです。

 シリーズ13回目は、政和温泉駅です。

 

 

 

▼国道275号から、政和温泉駅横を通っていた旧道に入る。踏切跡を埋めた舗装が明らかに残る。踏切の前後しか舗装されていなかった時代からのコンクリート舗装が今も使われるとは、耐久性が高い。
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▼踏切跡から名寄方面をみると、この有様。かつての空中写真から想像はできるが、この先の政和温泉駅跡は確かめようもない。
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▼踏切跡から深川方面を振り返ると、第三雨竜川鉄橋がある。それなりに見物人も多いのか、鉄橋の近くまでは行ける。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町政和第一

 

 

 

▼今は第三雨竜川鉄橋の文字は見られない。昭和6年製の鉄橋は由緒あるもので、北海道選奨土木遺産になっているという。廃止後30年たって、そろそろ塗り替えの頃だろうか。
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▼残念ながら鉄橋は渡れないが、よく引き取って維持しているもの。廃止路線の鉄橋保存といえば、佐賀線昇開橋汽車道、また晴海鉄道橋などを思い浮かべるが、それほど多くないように思う。
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▼ここも廃止時の砂利がそのまま残っているよう。確かに列車が走っていたことが確認できて、なぜか安堵したのだった。
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△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)

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※深名線駅跡めぐりシリーズ

2020年/廃止25周年
 (1)深川~鷹泊
 (2)沼牛~添牛内 
 (3)共栄~名寄

2025年/廃止30周年
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 (2)上多度志駅
 (3)多度志駅
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(11)上幌加内駅
(12)雨煙別駅
(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅

(23)天塩弥生駅
(24)西名寄駅

鉄道貨物コンテナのある風景
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11_北海道」カテゴリの記事

コメント

山間部に残る鉄橋は印象的です。
列車が走る事は無いですが地元に残る貴重な遺産です。

ちょっと無理かもしれませんが歩いてみたいですね😃

★汽車空間さん
これだけの人工物が造られて、また消えていく・・・。

残す価値を地元が認識できたのは、すごいことだと思いますね。

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