幌加内町立母子里小学校跡で駅接近表示を見ながら余生を過ごす《鉄道貨物コンテナのある風景》
思い出お~い深名線、廃止から30年たった沿線を訪れました。
母子里小学校跡を通ると、ここにも鉄道貨物コンテナが置かれているではありませんか。
鉄道が来なくなった町で、JRマークのコンテナと、ツバメマークのバス停が見られるのは、それだけでも心躍りました。
▼幌加内町立母子里小学校(1995年閉校)敷地のはずれに、JRコンテナはあった。ここもJRFマークが目立つ。
撮影地 北海道雨竜郡幌加内町母子里
▼母子里小学校も校舎は取り壊され、体育館だけが残る。校庭には開拓80周年記念カプセルが埋められていた。次の開封は2059年という。その頃、母子里集落はどうなっているだろう、自分は生き残っているかどうか。
▼北母子里駅にもほど近かった、母子里集落の中心交差点前にJRコンテナはある。ここは以前たしか信号機が付いていなかったか。
▼JRバス深名線のバス停も「母子里」。そういえば、この付近には「母子里一刻館」という民宿があったことも思い出す。
▼JRバス深名線の待合所は幌加内町内共通スタイルのようで、深い屋根のおかげか豪雪にも30年耐え続けている。
▼かつて線路際に立ち運転士が見ていた駅接近表示が、ここではなぜか路側帯に。もはや必要ないと思われる横断歩道標識に付くが、かなり色あせてきた。母子里からは、名寄まで18km、幌加内市街へは53km。買い物はやはり名寄へだろうか。
▼酷寒豪雪の地で余生を過ごす、鉄道貨物コンテナ。母子里集落でJRFマークがいつまでも見られますように。
△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)、15(金)
▽Webサイト 線路端紀行
※深名線駅跡めぐりシリーズ
2020年/廃止25周年
(1)深川~鷹泊
(2)沼牛~添牛内
(3)共栄~名寄
2025年/廃止30周年
(1)円山駅
(2)上多度志駅
(3)多度志駅
(4)宇摩駅
(5)幌成駅
(6)下幌成駅
(7)鷹泊駅
(8)沼牛駅
(9)新成生駅
(10)幌加内駅
(11)上幌加内駅
(12)雨煙別駅
(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅
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コメント
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こちらのJRコンテナも感慨深いですね。コンテナの高耐久性を再認識した次第です。
交通標識に流用された駅接近表示も貴重ですね。
投稿: MIRUMIRU | 2025/10/04 18:16
★MIRUMIRUさん
たしかに、JRコンテナは元々屋外使用が前提でしょうから、豪雪の地でも長くもちそうですね。
ただ2003年~製造のコンテナが、もう2016年以降交換が進んでいるとは、意外でした。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2025/10/04 20:42
ポツンとあるコンテナが、面白いですね😃
廃線になっても沿線は綺麗に整備されているようで良いです。
ノンビリした光景で見ていて癒されます。
投稿: 汽車空間 | 2025/10/04 21:05
★汽車空間さん
ノンビリしてますね、というのと人を見かけません。。
よく整備されている道路ですが、中央の白線がほぼ消えている区間が多かったのが、今回気になったことです。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2025/10/04 21:14