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2025/10/04

幌加内町立沼牛小学校跡でそば畑を見ながら余生を過ごす《鉄道貨物コンテナのある風景》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった沿線を訪れました。

 沼牛小学校跡を通ると、そう古くはない鉄道貨物コンテナが置かれているではありませんか。

 鉄道が来なくなった町に、またJRマークが復活しているかのように見えて、なんだかうれしい気がしました。

 

 

 

▼幌加内町立沼牛小学校(2002年閉校)敷地のはずれに、JRコンテナはあった。文字は消されているが、JRFマークは堂々残る。残るのが見過ごされているのは、旧サブマークだからだろうか。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町沼牛

 

 

 

▼校庭はまだそのままのようでうれしい。JRコンテナが、何のために置かれたのか知りたい気がする。
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▼深名線廃止後の2002年に、8人の児童をもって100年の歴史を閉じたとある。集落は万感の思いだったに違いない。
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▼校舎は取り壊されたが、校門と体育館が残る。母校が無くなるなど、なかなか想像出来ることではない。
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▼沼牛小学校が無くなってからも、その名を残してJRバス深名線バス停と待合所がある。
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▼下幌加内にあった沼牛駅からは離れるが、沼牛の中心集落にはまだそれなりに民家が見られた。
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▼「沼牛地区生活改善センター」は老朽化が進み、建替予定らしい。広い町内、公共施設の維持も重荷だろう。
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▼そば畑を見ながら余生を過ごす、鉄道貨物コンテナ。沼牛集落でJRFマークがいつまでも見られますように。
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△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)

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※深名線駅跡めぐりシリーズ

2020年/廃止25周年
 (1)深川~鷹泊
 (2)沼牛~添牛内 
 (3)共栄~名寄

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 (2)上多度志駅
 (3)多度志駅
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 (6)下幌成駅
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 (8)沼牛駅
 (9)新成生駅
(10)幌加内駅
(11)上幌加内駅
(12)雨煙別駅
(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅

(23)天塩弥生駅
(24)西名寄駅

鉄道貨物コンテナのある風景
沼牛
母子里

 

 

 

 

 

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コメント

今もJRコンテナが残されているのは、かつてこの地に鉄路があった証のようでうれしいですね。

小学校の倉庫として使われていたのでしょうか。

★MIRUMIRUさん
このV19B形コンテナは、2003年~2010年製造らしく、搬入は小学校閉校後だったようですね。。

なお、ここ沼牛集落の最寄りは沼牛駅と新成生駅のどちらかですが、いずれにせよ駅からは離れていました。

そこそこ大きな学校があり栄えた時代があったようですね😃
子供達の歓声が聞こえきそうです。

沿線が荒廃してなくて何よりです。
鉄道が無くなってしまいましたが美しい光景がいつまでも残って欲しいです。

★汽車空間さん
学校が閉じられ、こうして記念碑が建てられるのは、忘れたくない思いが強いのでしょう…。

人が減っても耕地は減ったり荒廃していないのは、機械化農業のおかげなのでしょうか。

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