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2025/10/11

政和駅は駅舎残るものの完全に農業倉庫に《深名線廃止30周年駅巡り14》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 駅前に立っていた幌加内町開基70周年記念塔すらも、撤去されるとは思いませんでした。

 シリーズ14回目は、政和駅です。

 

 

 

▼国道275号に面した政和駅舎は、今も健在。一時期はそば屋だったが、前面改装されて見た目も倉庫になった。駅前は、ガソリンスタンドはもちろん、駅前商店後の農協も閉じ、人影はない。駅前らしかった開基70年記念塔が消えたのも寂しい。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町政和第二

 

 

 

▼改装はされたが正面にホーロー駅名標が貼られ、駅舎だったことをしっかり示している。電線が引き込まれているということは、まだ照明も点くのだろう。
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▼ここで嬉しいのは開業日も書かれていること、開業と廃止が同じ9月だったとは。駅舎の外見は変わったけれど、この63年間幌加内町の発展に寄与したことに感謝する思いが感じられる。
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▼どうやら駅舎も農業倉庫の一連になったように見える。深川方面をみると、バス待合所や政和簡易郵便局が入った建物がある。
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▼駅前に残るイエロー壁は、ホクレンスタンドだったのか。ホクレンといえば、夏のフラッグ配布キャンペーンが毎年続くのは嬉しいが、今回沿線をレンタカーで走って感じたことは、そもそもツーリングライダーが減ったこと。“チャリダー”もほぼ見かけなくなった。
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▼名寄方面をみても、線路跡は感じられない。政和といえば思い出す、この先の広大なそば畑一望ポイントに立ち寄ってみた。
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▼深名線現役時代から素晴らしかった国道沿いのポイントだが、そのうち「そばの花展望台」になった。今もその景色は変わっておらず、ただ感嘆するばかり。林の陰からキハ53が現れるのではないかと、つい期待してしまう。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町政和

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)

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※深名線駅跡めぐりシリーズ

2020年/廃止25周年
 (1)深川~鷹泊
 (2)沼牛~添牛内 
 (3)共栄~名寄

2025年/廃止30周年
 (1)円山駅
 (2)上多度志駅
 (3)多度志駅
 (4)宇摩駅
 (5)幌成駅
 (6)下幌成駅
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 (8)沼牛駅
 (9)新成生駅
(10)幌加内駅
(11)上幌加内駅
(12)雨煙別駅
(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅

(23)天塩弥生駅
(24)西名寄駅

鉄道貨物コンテナのある風景
沼牛
母子里

 

 

 

 

 

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コメント

線路が無くなっても駅舎があると雰囲気が違いますね。
綺麗に残っているのは何よりです。

それにしても何処でもある蕎麦畑は美しく、いつまでも牧歌的な風景が残って欲しいものですね😃

★汽車空間さん
そば畑になる前は、牧草地だったのでしょうかね…。

これからも守っていきたい、深名線の沿線風景です。

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