朱鞠内駅はきれいな公園の中の時計台になって《深名線廃止30周年駅巡り18》
思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。
深名線の要衝駅でファンにもおなじみでしたが、来春小学校も閉じられると集落自体がこれからも維持されるのか不安になってきます。
シリーズ18回目は、朱鞠内駅です。
▼朱鞠内駅は鉄道時代の記憶など忘れたかのように、こぎれいな「朱鞠内コミュニティ公園」になっている。バス待合所も入った管理施設は時計台のような建物で、かつての駅の役割を引き継いでいるようだった。
撮影地 北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内
▼冬も快適そうなバス待合所から、駅前が見渡せる。ちょうどかつての本線跡から見ている感じか。左が深川方面、右が名寄方面。
▼幌加内と同じように、設けられたのはありがたいものの、正確にはかつての位置ではない所に線路と駅名標イメージが立つ。むしろ、たまたまあるのか背後の鉄道貨物コンテナの方が、鉄道感を醸し出している。
▼駅構内跡から、駅前通りをみる。左の家並みも現役時代と変わらないが、店は閉じジュース自販機すらない。国道の先、斜面に登って駅を見下ろしたものだったが、斜面の左右にあった民家は無くなり、林地になろうとしている。
▼朱鞠内は駅跡の面影はないものの、唯一この国鉄時代からの保線詰所が現役時代の面影を伝えていて、見入ってしまう。
▼聞くところによると町側の所有になったようだが、使われている気配はない。安全第一も顧みられること無く30年が経った。
▼線路跡の立派な町道から、名寄方面をみる。かつての駅構内がまだ脳裏によみがえってくるよう。ここ朱鞠内では、朱鞠内小学校がとうとう来年春で休校になるという。なんとか集落が続くことを祈るしかない。
△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)~15(金)
▽Webサイト 線路端紀行
※深名線駅跡めぐりシリーズ
2020年/廃止25周年
(1)深川~鷹泊
(2)沼牛~添牛内
(3)共栄~名寄
2025年/廃止30周年
(1)円山駅
(2)上多度志駅
(3)多度志駅
(4)宇摩駅
(5)幌成駅
(6)下幌成駅
(7)鷹泊駅
(8)沼牛駅
(9)新成生駅
(10)幌加内駅
(11)上幌加内駅
(12)雨煙別駅
(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅




















































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