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2025年10月

2025/10/26

朱鞠内駅はきれいな公園の中の時計台になって《深名線廃止30周年駅巡り18》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 深名線の要衝駅でファンにもおなじみでしたが、来春小学校も閉じられると集落自体がこれからも維持されるのか不安になってきます。

 シリーズ18回目は、朱鞠内駅です。

 

 

 

▼朱鞠内駅は鉄道時代の記憶など忘れたかのように、こぎれいな「朱鞠内コミュニティ公園」になっている。バス待合所も入った管理施設は時計台のような建物で、かつての駅の役割を引き継いでいるようだった。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町朱鞠内

 

 

 

▼冬も快適そうなバス待合所から、駅前が見渡せる。ちょうどかつての本線跡から見ている感じか。左が深川方面、右が名寄方面。
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▼幌加内と同じように、設けられたのはありがたいものの、正確にはかつての位置ではない所に線路と駅名標イメージが立つ。むしろ、たまたまあるのか背後の鉄道貨物コンテナの方が、鉄道感を醸し出している。
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▼駅構内跡から、駅前通りをみる。左の家並みも現役時代と変わらないが、店は閉じジュース自販機すらない。国道の先、斜面に登って駅を見下ろしたものだったが、斜面の左右にあった民家は無くなり、林地になろうとしている。
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▼朱鞠内は駅跡の面影はないものの、唯一この国鉄時代からの保線詰所が現役時代の面影を伝えていて、見入ってしまう。
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▼聞くところによると町側の所有になったようだが、使われている気配はない。安全第一も顧みられること無く30年が経った。
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▼線路跡の立派な町道から、名寄方面をみる。かつての駅構内がまだ脳裏によみがえってくるよう。ここ朱鞠内では、朱鞠内小学校がとうとう来年春で休校になるという。なんとか集落が続くことを祈るしかない。
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△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)~15(金)

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※深名線駅跡めぐりシリーズ

2020年/廃止25周年
 (1)深川~鷹泊
 (2)沼牛~添牛内 
 (3)共栄~名寄

2025年/廃止30周年
 (1)円山駅
 (2)上多度志駅
 (3)多度志駅
 (4)宇摩駅
 (5)幌成駅
 (6)下幌成駅
 (7)鷹泊駅

 (8)沼牛駅
 (9)新成生駅
(10)幌加内駅
(11)上幌加内駅
(12)雨煙別駅
(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅

(23)天塩弥生駅
(24)西名寄駅

鉄道貨物コンテナのある風景
沼牛
母子里

 

 

 

 

 

共栄駅はまるでわからないが国道からの進入路は残る《深名線廃止30周年駅巡り17》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 現役時代から簡素でしたから期待はしていませんでしたが、やはり駅の名残はまるでわからない夏でした。

 シリーズ17回目は、共栄駅です。

 

 

 

▼添牛内から共栄への間、かつて存在した大曲仮乗降場(大曲バス停)付近にも寄ってみた。現役時代ですらホーム跡は見分け付かなかったので、今やとらえどころがない。それよりも、熊に気をつけなければならない時代になった…。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町大曲

 

 

 

▼共栄までの注目ポイントに、深名線を越える国道275号「初瀬尾跨線橋」がある。廃線など無かったかのように、30年たっても撤去はされていない。クルマは難なく越えるが、疲れたチャリダーにはありがたくないアップダウンだろう。
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JRバス深名線共栄バス停が、共栄駅跡への入口になる。鉄道時代より豪華かもしれない待合所だが、利用されている形跡は無い。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町共栄

 

 

 

▼国道からダートに入ってしばらく、盛り上がるこの付近に踏切があった。左が名寄方面で手前に板張りホームがあり、右が深川方面。かつての記憶に頼らないとまるでわからない。5年前の廃止25周年記事で、Googleマップに共栄駅跡が登録されて安心ということを書いたが、今回確認すると消去されている。駅跡は公共情報にする価値がないという判断だろうか。デジタル情報の永続性は、意外と当てにならないのかもしれない。
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▼踏切を渡った先から、国道方面を振り返ってみる。右側に何やら築堤らしいものがあったので、共栄駅跡は見られたとしよう。今度は冬枯れか雪解けの時期に来て、築堤とこの奥のトンネル跡を見てみたいと思う。
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▼共栄駅から来て国道を突っ切った先に、共栄集落はある。今は2軒ほどのよう。それにしても、駅へのダートがしっかり整備されていたのは意外だった。ダートの左右には見られなかったが、どこか耕地へのルートなのだろうか。
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△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)

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(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅

(23)天塩弥生駅
(24)西名寄駅

鉄道貨物コンテナのある風景
沼牛
母子里

 

 

 

 

 

2025/10/19

添牛内駅舎はもうダメかと思っていたら見事に修復された《深名線廃止30周年駅巡り16》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 このまま朽ちていくのかと思っていた駅舎が、まさかここまで修復されるとはまったくの意外でした。

 シリーズ16回目は、添牛内駅です。

 

 

 

▼沼牛駅と共に、まさかここまでキレイに復活するとは思わなかった。夢をみているかのよう。駅前には修繕支援者一覧が立つ。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町添牛内

 

 

 

▼添牛内の乗車券箱は、なぜか石北本線沿線の愛別町安足間に保存されていたが、2023年に当地へ戻ってきたという。残った駅舎に、乗車券箱も戻るとは、何という偶然か。
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▼ここもホーム側壁が残る。さすがに対向にあったホームは、ヤブの中。
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▼枠だけになった駅名標、しかし照明電球も残るのが奇跡的。今や全国的に照明無しになりつつある駅名標だが、かつては夜の乗客に安心感を与えていたに違いない。
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▼アルミサッシではない窓ガラスが、今まで破損なく過ごしてこられたのは、見守る人がいたからだろう。
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▼鷹泊や沼牛ではほとんど色あせていた、信号てこ取扱所の警戒色が残る。
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▼駅前には農業倉庫が2棟あるが、あまり使われていないよう。
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▼貨物ホーム跡もヤブの中。広かった構内すべてを整備するのは大変だろう。修復された駅舎をいつまでも見守っていきたい。
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△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)

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沼牛
母子里

 

 

 

 

 

新富駅のわずかな名残り新富集荷所も崩れかかり《深名線廃止30周年駅巡り15》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 深名線廃線の数年前に廃止された駅は、バス停があるから位置が判るようなものでした。

 シリーズ15回目は、新富駅です。

 

 

 

▼国道275号のJRバス深名線新富バス停付近が、新富駅入口だった。バス停がなければ気付きにくい。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町新富

 

 

 

▼ここまで来ると名寄指向の運行ダイヤになっている。深川方面の始発は10:13なので、通学には使えない。
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▼駅があった唯一の手がかりを残す「新富集荷所」。いよいよ玄関が崩れかかり、名称も読みづらくなってきた。その昔は、何を集荷していたのだろう。
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▼集荷所の横に立つ、北電電柱番号。かつて新富駅が受電していた名残りの電柱だろうか、それとも集荷所用だろうか。
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▼線路などはまるで無かったかのような、深名線跡は一面のそば畑。
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▼今年も期待の、幌加内「新富そば」が実ってきた。
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▼ホーム跡付近から国道275号をみる。そば畑に組み込まれないのは、かつての駅前だからか。いま駅付近には「新富サイレン警報局」があるのみ。民家はここから見えないが、付近には健在らしい。
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△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
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2025/10/11

政和駅は駅舎残るものの完全に農業倉庫に《深名線廃止30周年駅巡り14》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 駅前に立っていた幌加内町開基70周年記念塔すらも、撤去されるとは思いませんでした。

 シリーズ14回目は、政和駅です。

 

 

 

▼国道275号に面した政和駅舎は、今も健在。一時期はそば屋だったが、前面改装されて見た目も倉庫になった。駅前は、ガソリンスタンドはもちろん、駅前商店後の農協も閉じ、人影はない。駅前らしかった開基70年記念塔が消えたのも寂しい。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町政和第二

 

 

 

▼改装はされたが正面にホーロー駅名標が貼られ、駅舎だったことをしっかり示している。電線が引き込まれているということは、まだ照明も点くのだろう。
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▼ここで嬉しいのは開業日も書かれていること、開業と廃止が同じ9月だったとは。駅舎の外見は変わったけれど、この63年間幌加内町の発展に寄与したことに感謝する思いが感じられる。
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▼どうやら駅舎も農業倉庫の一連になったように見える。深川方面をみると、バス待合所や政和簡易郵便局が入った建物がある。
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▼駅前に残るイエロー壁は、ホクレンスタンドだったのか。ホクレンといえば、夏のフラッグ配布キャンペーンが毎年続くのは嬉しいが、今回沿線をレンタカーで走って感じたことは、そもそもツーリングライダーが減ったこと。“チャリダー”もほぼ見かけなくなった。
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▼名寄方面をみても、線路跡は感じられない。政和といえば思い出す、この先の広大なそば畑一望ポイントに立ち寄ってみた。
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▼深名線現役時代から素晴らしかった国道沿いのポイントだが、そのうち「そばの花展望台」になった。今もその景色は変わっておらず、ただ感嘆するばかり。林の陰からキハ53が現れるのではないかと、つい期待してしまう。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町政和

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
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沼牛
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政和温泉駅は確かめようもなく付近に第三雨竜川鉄橋がしっかり残る《深名線廃止30周年駅巡り13》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 せいわ温泉ルオント道の駅がにぎわう一方で、昔の簡易駅は面影も無く忘れられていくようです。

 シリーズ13回目は、政和温泉駅です。

 

 

 

▼国道275号から、政和温泉駅横を通っていた旧道に入る。踏切跡を埋めた舗装が明らかに残る。踏切の前後しか舗装されていなかった時代からのコンクリート舗装が今も使われるとは、耐久性が高い。
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▼踏切跡から名寄方面をみると、この有様。かつての空中写真から想像はできるが、この先の政和温泉駅跡は確かめようもない。
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▼踏切跡から深川方面を振り返ると、第三雨竜川鉄橋がある。それなりに見物人も多いのか、鉄橋の近くまでは行ける。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町政和第一

 

 

 

▼今は第三雨竜川鉄橋の文字は見られない。昭和6年製の鉄橋は由緒あるもので、北海道選奨土木遺産になっているという。廃止後30年たって、そろそろ塗り替えの頃だろうか。
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▼残念ながら鉄橋は渡れないが、よく引き取って維持しているもの。廃止路線の鉄橋保存といえば、佐賀線昇開橋汽車道、また晴海鉄道橋などを思い浮かべるが、それほど多くないように思う。
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▼ここも廃止時の砂利がそのまま残っているよう。確かに列車が走っていたことが確認できて、なぜか安堵したのだった。
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2025/10/04

幌加内町立母子里小学校跡で駅接近表示を見ながら余生を過ごす《鉄道貨物コンテナのある風景》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった沿線を訪れました。

 母子里小学校跡を通ると、ここにも鉄道貨物コンテナが置かれているではありませんか。

 鉄道が来なくなった町で、JRマークのコンテナと、ツバメマークのバス停が見られるのは、それだけでも心躍りました。

 

 

 

▼幌加内町立母子里小学校(1995年閉校)敷地のはずれに、JRコンテナはあった。ここもJRFマークが目立つ。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町母子里

 

 

 

▼母子里小学校も校舎は取り壊され、体育館だけが残る。校庭には開拓80周年記念カプセルが埋められていた。次の開封は2059年という。その頃、母子里集落はどうなっているだろう、自分は生き残っているかどうか。
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▼北母子里駅にもほど近かった、母子里集落の中心交差点前にJRコンテナはある。ここは以前たしか信号機が付いていなかったか。
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JRバス深名線のバス停も「母子里」。そういえば、この付近には「母子里一刻館」という民宿があったことも思い出す。
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▼JRバス深名線の待合所は幌加内町内共通スタイルのようで、深い屋根のおかげか豪雪にも30年耐え続けている。
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▼かつて線路際に立ち運転士が見ていた駅接近表示が、ここではなぜか路側帯に。もはや必要ないと思われる横断歩道標識に付くが、かなり色あせてきた。母子里からは、名寄まで18km、幌加内市街へは53km。買い物はやはり名寄へだろうか。
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▼酷寒豪雪の地で余生を過ごす、鉄道貨物コンテナ。母子里集落でJRFマークがいつまでも見られますように。
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△カメラ Canon EOS KissX10
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幌加内町立沼牛小学校跡でそば畑を見ながら余生を過ごす《鉄道貨物コンテナのある風景》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった沿線を訪れました。

 沼牛小学校跡を通ると、そう古くはない鉄道貨物コンテナが置かれているではありませんか。

 鉄道が来なくなった町に、またJRマークが復活しているかのように見えて、なんだかうれしい気がしました。

 

 

 

▼幌加内町立沼牛小学校(2002年閉校)敷地のはずれに、JRコンテナはあった。文字は消されているが、JRFマークは堂々残る。残るのが見過ごされているのは、旧サブマークだからだろうか。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町沼牛

 

 

 

▼校庭はまだそのままのようでうれしい。JRコンテナが、何のために置かれたのか知りたい気がする。
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▼深名線廃止後の2002年に、8人の児童をもって100年の歴史を閉じたとある。集落は万感の思いだったに違いない。
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▼校舎は取り壊されたが、校門と体育館が残る。母校が無くなるなど、なかなか想像出来ることではない。
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▼沼牛小学校が無くなってからも、その名を残してJRバス深名線バス停と待合所がある。
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▼下幌加内にあった沼牛駅からは離れるが、沼牛の中心集落にはまだそれなりに民家が見られた。
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▼「沼牛地区生活改善センター」は老朽化が進み、建替予定らしい。広い町内、公共施設の維持も重荷だろう。
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▼そば畑を見ながら余生を過ごす、鉄道貨物コンテナ。沼牛集落でJRFマークがいつまでも見られますように。
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(22)北母子里駅

(23)天塩弥生駅
(24)西名寄駅

鉄道貨物コンテナのある風景
沼牛
母子里

 

 

 

 

 

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