沼牛駅は駅舎前に線路が敷かれ腕木信号機も建ち夢の光景に《深名線廃止30周年駅巡り8》
思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。
駅前にもそば畑が広がり、もはや天国で駅を見ているかのような夢の光景でした。
シリーズ8回目は、幌加内町内に入って、沼牛駅です。
▼現役時代も良い雰囲気だったが、信じられないほど見事に修復されてよみがえった沼牛駅舎と駅構内。かなりの手間だったろうし、これからも冬期の維持が大変だろう。
撮影地 北海道雨竜郡幌加内町下幌加内
▼今回の驚きは、線路が敷かれたこと、腕木信号機も建てられたこと。交換駅だったのは、どのくらい前なのか。
▼元々駅裏にあったそば畑は、今は駅前にも広がっている。ちょうど8月中旬、そばの花は満開に近く、30年前に戻ってほしいと思ってしまう光景だった。
▼名寄方面をみると、線路跡は林の谷間になっていて、まだ深名線があった痕跡が感じられる。
▼アルミサッシではない駅舎の窓ガラスに見入ってしまう。ここでも、駅前の農業倉庫3棟は健在なのがいい。
▼1日7往復も走る、高フリークエンシーなJRバス深名線は、今日も駅前を曲がっていく。元々沼牛集落とは離れていたが、駅前集落は数戸のレベルになってきた。
▼現役時代と変わらないような、ホームからの景色。廃止後のほうが、電線などが消えていい絵になるのは、どこも似ている。
▼深川方面をみると、線路跡はそば畑に一面覆われていた。深名線の記憶も、白く輝いていつかは消えるのだろうか。しかし、だからこそ駅舎をしっかり残したりしているのだろう。また5年後には、ぜひ訪れたい場所。
△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)
▽Webサイト 線路端紀行
※深名線駅跡めぐりシリーズ
2020年/廃止25周年
(1)深川~鷹泊
(2)沼牛~添牛内
(3)共栄~名寄
2025年/廃止30周年
(1)円山駅
(2)上多度志駅
(3)多度志駅
(4)宇摩駅
(5)幌成駅
(6)下幌成駅
(7)鷹泊駅
(8)沼牛駅
(9)新成生駅
(10)幌加内駅
(11)上幌加内駅
(12)雨煙別駅
(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅
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コメント
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駅舎が残っているのは良いですね😃
美しい白い花と鉄道の遺構が見事にマッチしています。
列車は走りませんが、その記憶は人々の記憶に残るに違いありません。
投稿: 汽車空間 | 2025/09/16 13:41
★汽車空間さん
やはり駅舎の存在感は違いますね、今も街の玄関口という感じがします。
役割が薄れたとしても、いつまでも残しておきたい各地の気持ち、よくわかります。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2025/09/16 22:38
メンテナンス大変そう。
投稿: イチロ― | 2025/09/20 23:28
★イチロ―さん
毎年雪下ろしを続けられているとは、本当に感謝の気持ちしかありません…。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2025/09/21 09:20