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2025/09/27

上幌加内駅はレールとホーム骨格がわずかに残る《深名線廃止30周年駅巡り11》

 思い出お~い深名線、廃止から30年たった各駅を訪れました。

 簡易ホームの駅だったとしても、愛着や名残惜しさが強いと、後世にしっかり残っていくのでしょうか。

 シリーズ11回目は、上幌加内駅です。

 

 

 

▼国道275号線から上幌会館を見て右折すると、直線道路に踏切跡が見えてくる。
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▼駅跡には、かつて線路際に立ち運転士が見ていた駅接近表示が付けられ、これには泣ける。ただホーム骨格は2本になり、駅名標の柱も片側が欠けた。
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▼踏切跡を超えた反対側から。左奥が深川方面、中央が駅跡、右は国道275号へ。ホームに隣接した木が切られ、駅跡はすっきりした。道路付け替えは行われず、明らかにこの区画は存置されているよう。
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撮影地 北海道雨竜郡幌加内町上幌加内

 

 

 

▼深川方面をみると、幌加内近くまでずっと耕地。短いレールが残るだけでも、本当に列車が走っていたのだと実感できる。
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▼名寄方面をみると、線路跡の区画がそのままそば畑になっていた。
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▼廃止時からそのままのような、風雪にさらされるだけのレール。しばしたたずみ、30年の歳月に思いをめぐらした。
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▼板張りホームだった駅の中では、破格の残り具合かもしれない上幌加内駅。いつまでも見ていたい光景だった。
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△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2025/8/14(木)

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※深名線駅跡めぐりシリーズ

2020年/廃止25周年
 (1)深川~鷹泊
 (2)沼牛~添牛内 
 (3)共栄~名寄

2025年/廃止30周年
 (1)円山駅
 (2)上多度志駅
 (3)多度志駅
 (4)宇摩駅
 (5)幌成駅
 (6)下幌成駅
 (7)鷹泊駅

 (8)沼牛駅
 (9)新成生駅
(10)幌加内駅
(11)上幌加内駅
(12)雨煙別駅
(13)政和温泉駅
(14)政和駅
(15)新富駅
(16)添牛内駅
(17)共栄駅
(18)朱鞠内駅
(19)湖畔駅
(20)蕗ノ台駅
(21)白樺駅
(22)北母子里駅

(23)天塩弥生駅
(24)西名寄駅

鉄道貨物コンテナのある風景
沼牛
母子里

 

 

 

 

 

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11_北海道」カテゴリの記事

コメント

やはり少しでも列車が走っていた痕跡があると違いますね😃
周辺には大きな建物もあり賑わいが感じられます。

線路後に耕作された蕎麦の味は興味があります。

★汽車空間さん
ここはやはり、心ある人たちの思いを感じますね。

本当の「上幌加内そば」や「沼牛そば」があったら、味わってみたいです(笑)

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