仙石線に205系が入った頃103系を見に地下化区間を初訪問
あおば通の初乗りと、終焉近い103系を見に、仙石線を訪れました。(2003年訪問)
2000年に仙石線仙台駅が地下化され、地方線区の地下化とはどんなものか早く見たかったのですが、ようやく行けたのは205系の投入が始まった頃でした。
仙石線は、いよいよ2025年度に新車E131系が走り始めるそうで(2024/12/24発表)、はや205系の時代も終わります。確かにあれからも20年以上がたつのですか…。
▼短距離とはいえ、鉄道路線が伸びるのにはワクワクする。首都圏と変わらない感じが、電車ファンとしても「萌え」だった。
▼まさか205系をこの地で見られるようになろうとは。案内サインも首都圏と同様で、当時は明るく光っていたのもいい。
▼まだがんばっていた最北の103系。この車両は何といっても、国鉄型だと211系に始まった幅広ドア窓ガラスが大好きだった。東北地方では719系へ継がれたが、その後が続かない。
▼激混みの時代も去ったことだし、幅広ドア窓ガラスはもっと広まってほしかった。車内は明るいし、外も良く見える、客思いの設計だった。今でも西の方で見られるのは、やはりお客へのサービス精神の違いであり、細かいところに思想が現れているのだと思う。
▼いくらフルカラーLEDでも鮮明さでかなわないのは、昔ながらの方向幕。いかにも速そうな、関西で見かけたような、特快を強調した「特別快速」字体もいい。
▼鮮やかな「うみかぜ」イメージの塗装と、幅広ドア窓ガラスがいつまでも忘れられない。お疲れさま、さらば仙石線103系。
撮影地 宮城県石巻市穀町
△カメラ FUJIFILM FinePix4500
△紀行日 2003/3/9(日)
▽Webサイト 線路端紀行
« 名松線伊勢竹原駅の木造駅舎と「レークサイド君ヶ野」に高校時代の面影を訪ねて | トップページ | 東根室駅の廃止で「日本最東端有人駅」から「有人」が外れて根室駅は幸せになれるか »
「12_東北」カテゴリの記事
- スイッチバックが連続した赤岩~板谷~峠をゆく奥羽本線719系の旅(2025.07.11)
- 仙石線に205系が入った頃103系を見に地下化区間を初訪問(2025.02.10)
- 弘南鉄道大鰐線中央弘前駅は市街地に入り込んでいるものの(2027年度休止見込)(2024.12.01)
- 最初で最後の津軽海峡線青函トンネル「竜飛海底駅」に途中下車(2014年廃止)(2024.05.26)
- 奥津軽いまべつ駅前の津軽線津軽二股駅は復活なるか(2023.06.03)
コメント
« 名松線伊勢竹原駅の木造駅舎と「レークサイド君ヶ野」に高校時代の面影を訪ねて | トップページ | 東根室駅の廃止で「日本最東端有人駅」から「有人」が外れて根室駅は幸せになれるか »




日本最北の「国電」が走る仙石線は、首都圏在住で103系や205系に日々乗っていた私にとっては気になる路線です。
103系がとても懐かしいです。そして205系もついにお役御免となりますが、特別快速の昔ながらの字体の方向幕がとてもいいですね。
205系の引退は寂しいですが、E131系が走り始めたら再訪したいです。
投稿: MIRUMIRU | 2025/02/11 05:48
★MIRUMIRUさん
学生時代以降に投入された車両が早くも去る時代になっていることには、愕然とするばかりですね。
そう考えると、自分自身はまだ何とか健康なので、人間の体って長持ち(笑)なんだなぁと思ったりします。。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2025/02/11 21:35
最北端の103系は不思議な存在で身近な103系の中で異端でした。
205系も引退で時代の変化に驚いてしまいます。
それでも今後の新車が地域の発展に寄与してくれることを思うと、そんな時代の変化は歓迎したいですね😃
投稿: 汽車空間 | 2025/02/12 08:42
★汽車空間さん
世代交代は車両でも宿命ですが、首都圏以外でも良質な新車が入るのは頼もしいですね。
幅広車体のE131系は、エリアもますます広がるようで、仙石線にお似合いな感じです。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2025/02/12 21:14