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2024年10月

2024/10/20

さらば黒四ダムの絶景が見られた黒部湖遊覧船ガルベ(2024年廃止予定)

 線路端のその先へ、久々の航路紀行は黒部湖遊覧船「ガルベ」です。

 夜行特急アルプスで信州入りした日、未乗だった立山黒部アルペンルートの大町側を巡ったのです。

 なんと、日本最高所という黒部湖遊覧船が今年限りとのこと。「ファイナルクルーズまであと57日」の日、乗船してきました。

 

 

 

▼標高1,454メートルの黒四ダム堰堤を見ながら、階段を下りる途中で遊覧船ガルベの改札を行っていた。
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▼湖面まで下りると、黒部湖の印象が変わる。せっかくなので後部デッキで景色を眺めることにした。
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▼13:00、遊覧船のりばを出港。
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▼ダム湖の遊覧船は初乗船かもしれない。急峻な山々、緑の湖水、言葉にならない時間が過ぎる。
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▼最奥エリアの秘境に降りてみたいが、そうはいかない。見えるのは赤牛岳方面という。
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▼黒部湖の最奥が興味深い。黒部川が運ぶ土砂によって埋まりつつあるようだった。
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▼約30分後、遊覧船のりばに戻ってきた。立山ロープウェイ大観峰駅も、この角度からは見られなくなる。
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▼こんな日本最高所の遊覧船に乗れた、豊かな時代も過ぎ去る。お疲れさま、さらば黒部湖遊覧船ガルベ。
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撮影地 富山県中新川郡立山町

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2024/9/14(土)

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復活した夜行列車特急アルプスから降り立った朝の白馬駅

 とうとう復活した中央東線の夜行列車、臨時特急アルプスに乗りました。(その2)

 朝の白馬で夜行列車を降りた日は、普段と比べて1日が本当に長く感じられました。やはりスタート時間が早いから、そしていつもと違う景色を見るからでしょう。

 朝起きが苦手な人間にとっても、夜行列車は本当に助かります。

※関連記事 復活アルプスは満員状態 長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりんで最後の年越し 大垣夜行に復活してほしい理由 復活してほしいムーンライト信州 サンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼座席夜行列車で夜明けを迎えたのは、いつ以来だろう。
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▼6時22分、終着白馬到着。一晩かけて、夢を運んでくれてありがとうE257系。
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▼観光地だけあって、ここも4ヶ国語表記だった。
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▼今朝の降車客の数は、特急あずさに劣らないのではないか。
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▼白馬駅3番線に入ったE257系は、折り返すまで大休止していた。
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▼今年は特に暑い日々が続くが、確実に栗は育っている。
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▼白馬駅前には、なんとJR西日本が進出していた。どうか大糸線全線が長らく残りますように・・・。
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▼白馬に来たら、やはり駅前から北アルプスを拝みたい。夜行列車のおかげで、今日は長い一日が過ごせそうだ。
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撮影地 長野県北安曇郡白馬村北城

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2024/9/14(土)

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2024/10/05

市役所と市街地に近づくも1面2線にスリム化された無人化前の室蘭駅

 旧駅から後退した、無人化前の室蘭駅を訪れました。(2010年訪問)

 昭和の空中写真を見ると、線路が張り巡らされていた室蘭港周辺には驚きます。時代の流れといえばそれまでですが、港湾地区の貨物輸送を失った鉄道は、存在価値が低下したのは確かでしょう。

 先日2024年10月から、なんと室蘭駅は無人化されたとのこと。市の代表駅ですら、人が減るからと縮小あるのみなのでしょうか。

 

 

 

▼夕刻の終端駅、室蘭に着いた。そこに重厚な駅舎はなく…。
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撮影地 北海道室蘭市中央町

 

 

 

▼訪問時は有人駅だったが、2024年10月から無人化されたという。特急電車も発着する駅に、何か機能が残ってもいいと思うが…。
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▼本数は多くないのに不規則な発車時刻が、どうも利用しにくく感じられた。この発車標も2024年9月に撤去されたらしい。
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▼最盛期は駅員が420人もいたという室蘭駅は、1997年に移設され、港の歴史から切り離された。それでも心機一転をと、市街地近くに誇らしげに掲げられた時計とマークに、移転当時の意気込みは感じられる。
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▼1面2線だけの配線になった室蘭駅。貨物輸送が無くなるとこうも単純になるのか。
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▼室蘭航路のフェリーを使ったときにも、このアンテナ塔群が見えると室蘭らしさが感じられた。
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▼3代目という室蘭旧駅まで行ってみると、この重厚感がいい。ただ構内の線路は消えたので、駅舎が浮いた存在に見える。
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撮影地 北海道室蘭市海岸町

 

 

 

▼商店街ゲートが目立った浜丁小路は、この日夏祭りで大にぎわいだった。どうか室蘭港のにぎわいが続きますように。
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△カメラ Canon PowerShot SX10 IS
△紀行日 2010/8/14(土)

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特急しおかぜ・特急宇和海が縦列停車していた地上時代の松山駅

 高架化工事が始まっていた、地上時代の松山駅を訪れました。(2019年訪問)

 いよいよ先日2024年9月に松山駅高架化され、特急列車の縦列停車は解消し対面乗り換えになったようです。

 ただ、駅のすぐ横に車両基地と貨物取扱があった主要駅が、また消え去っていきました。

※関連記事 車両基地併設で終着駅らしかった長崎駅地平ホーム

 

 

 

▼松山駅1番ホーム。縦列停車する特急がなかなか珍しかった。
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▼お互い背を向けて、特急しおかぜに続いて、特急宇和海も出発する。
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▼列車旅で主要駅に着くと、様々な車両が見られるのが楽しみだった。
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▼沿線のマンションは構内照明灯の背丈を追い越していくのか。
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▼主要駅の近くで、線路が並ぶ基地が見られるのも楽しかった。
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▼旅客ホームと並ぶ貨物ホームは、自然に見える。
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▼同じレールで運ばれるもの、旅客ホームの近くにあって何ら不思議はなかった。
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▼車庫で休むアンパンマンも、もう近くで見られなくなる。お疲れさま、さらば松山地上駅。
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撮影地 愛媛県松山市

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2019/5/4(土)

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