« 思い出の夜行特急ドリームつばめ(博多-西鹿児島)《復活してほしい夜行列車35》 | トップページ | 復活してほしい夜行列車(37) 夜行列車の駅発車案内表示 »

2024/08/10

思い出の夜行特急ドリームにちりん(博多-宮崎空港)《復活してほしい夜行列車36》

 かつて九州島内では、鹿児島・日豊の両本線に夜行列車が走り、旅行には重宝したものでした。

 急行日南が「ドリームにちりん」になって宮崎までに短縮されたものの、長い日豊本線に夜行が残ったことにひと安心したこともあります。

 しかしそれもつかの間、2011年春に廃止されて九州島内から定期夜行列車は消滅。九州までも列車旅の選択肢は狭まってしまい、旅人にとってショッキングな出来事でした…。

※関連記事 夜行復活で長距離移動のグレート・リセット 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりん宮崎空港行 ムーンライトながらに復活してほしい理由 復活してほしいムーンライト信州 サンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼来春で消えてしまうというので、2010年大晦日に博多から「ドリームにちりん」に乗り込んだ。
20101231_img_2561s

 

 

 

▼門司港発着の急行日南時代に比べて、便利になっていた日豊本線の夜行列車。
20101231_img_2569s

 

 

 

▼小倉から逆方向へ。783系ハイパーサルーンの夜行列車は、センターデッキのため客室の落ち着いた感じがよかった。
20110101_img_2580ss

 

 

 

▼九州特急独特の銀色に輝くデッキ。車両に乗り込んだ時の第一印象を強くしていた。
20110101_img_2586s

 

 

 

▼新年を迎え、1:30大分着。終電の役割を終えて車内は完全に夜行列車の雰囲気へ。
20110101_img_2587s

 

 

 

▼数少なくなっていた深夜時間帯の窓口営業。ネット販売比率が高まり、そのうち窓口は消えゆく運命だろうか。
20110101_img_2606s

 

 

 

▼上下の夜行列車が行き合う光景には見入ったものだった。朝になると、列車は別世界を走り、乗客はそれぞれの一日が始まる。様々な人生を乗せた列車が一時ここに集っているのは、何の偶然かと。
20110101_img_2626s

 

 

 

▼6:35終着宮崎空港着。急行日南では宮崎以南の車窓が楽しみだったが、「ドリームにちりん」は空港連絡特急としての役割が加わっていた。ありがとう、さらば夜行特急ドリームにちりん。
20110101_img_2643s
撮影地 宮崎県宮崎市赤江

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot SX10 IS
△紀行日 2010/12/31(金)~2011/1/1(土)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

※『復活してほしい夜行列車』シリーズ
 (1)夜行列車 旅が味わえる魅力
 (2)夜行列車 週末に遠出できる魅力
 (3)夜行列車 早朝から動ける魅力
 (4)夜行列車 気軽に使える魅力
 (5)夜行列車 安心して寝られる魅力
 (6)夜行列車 旅の機会が増える魅力
 (7)夜行列車 利用者からみた欠点
 (8)夜行列車 鉄道会社の事情
 (9)夜行列車 これからの夢
(10)夜行列車 個人的な興味 [1] [2] [3]

(11)思い出の ムーンライトながら
(12)思い出の ムーンライトえちご
(13)思い出の ムーンライト信州
(14)思い出の 夜行急行はまなす
(15)思い出の 夜行特急まりも
(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
(18)思い出の 寝台特急北斗星
(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

(21)思い出の 夜行急行能登
(22)思い出の 寝台特急北陸
(23)思い出の 寝台急行きたぐに
(24)思い出の 夜行急行ちくま
(25)思い出の 夜行急行アルプス
(26)思い出の 寝台急行銀河
(27)思い出の 寝台特急あさかぜ
(28)思い出の 寝台特急さくら
(29)思い出の 寝台特急はやぶさ
(30)思い出の 寝台特急出雲

(31)思い出の 寝台特急日本海
(32)思い出の 寝台特急トワイライトエクスプレス
(33)思い出の 寝台特急なは
(34)思い出の 寝台特急あかつき
(35)思い出の 夜行特急ドリームつばめ
(36)思い出の 夜行特急ドリームにちりん
(37)夜行列車 駅発車案内表示
(38)夜行列車 駅ホームで発車を待つ
(39)夜行列車 車内で気ままに過ごす
(40)夜行列車 去りゆくテールランプ

 

 

 

 

 

« 思い出の夜行特急ドリームつばめ(博多-西鹿児島)《復活してほしい夜行列車35》 | トップページ | 復活してほしい夜行列車(37) 夜行列車の駅発車案内表示 »

60_夜行紀行」カテゴリの記事

コメント

大分で長時間停車していましたね。その合間にコンビニで食料調達できる時間ありましたね。

「ドリームにちりん」には787系の時代に乗りました。

当時はまだ深夜時間帯の窓口営業があったんですね。

★イチローさん
大分と熊本も、たしか上下の夜行が交換していました。

ただ北海道とは違って、不思議と夜行ターンした覚えはないですかね…!?

★MIRUMIRUさん
マルスは動いてない時間でしょうから、自由席とかの手売りだったんですかね??

夜明けの感じが良いですね😃
こんな朝を迎えるのは夜行列車に乗った人の特権だと思います。

九州内の夜行列車は需要があるはずなので再考を願うばかりです。

★汽車空間さん
早起きが苦手な者にとって、自然と起こされる夜行列車は、ありがたいものでした(^^)

この色が見たくて、夜行列車に乗ってましたね。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 思い出の夜行特急ドリームつばめ(博多-西鹿児島)《復活してほしい夜行列車35》 | トップページ | 復活してほしい夜行列車(37) 夜行列車の駅発車案内表示 »

フォト
無料ブログはココログ