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2024年5月

2024/05/26

元小田急線8000形が西武線小手指車両基地にいる新鮮な光景

 小手指車両基地で、元小田急線8000形を見てきました。

 もう西武線の車両になったのかと思いますが、まだ車番やマークなどはそのままなので、小田急ファンとしては驚くほかありません。

 今後は、西武線に移った8000形のほうが長生きするのでしょうか。小田急鋼製通勤車最後のお別れの時がまだ想像つきません・・・。

※関連記事 小田原駅橋上駅舎化の頃 鉄道展2015車両展示は8000形 8000形の2020年年越し 8000形が函南でひと休み 8000形が小手指車両基地に(今ここ)

 

 

 

▼先週函南で見かけた元小田急線8000形は、輸送を終え西武線小手指車両基地にいた。これはマボロシではないのか・・・。
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▼不思議と小田急マークはまだ消されていない。さすがにこのままで営業運転することはないだろうが。
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▼小手指車両基地の本線側に停車していたので、通る電車からよく見えていた。折しも「52席の至福」号が。
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▼住み慣れた地を離れて、新天地にいる気分はどんなだろう。集中型クーラーのなかやっていけるかな・・・とか。
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▼こんにちは西武線、ようこそ小田急電車。たしかにVVVF改造されてはいるとはいえ、こんな時代が来ようとは。
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▼そのうち東急線からも「サステナ車両」がやって来る。鉄道の規格はそうは違わないことを感じる。
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▼西武線電車の顔は様々、色もいくつか。その中に混ざると、そのうち違和感なくなる気もする。
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▼丹沢山系に代わり、今度は秩父山系がバックの基地になる。西武線でもどうかお元気で、元小田急「8000形」。
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撮影地 埼玉県所沢市小手指町

 

《2024/9/26追記》 いよいよ西武線「8000系」になることと、デザインが発表されましたね。元のイメージは保ちつつ、西武カラーを加えて、想像以上で大賛成です。毎週でも撮りに行きたくなりそうです…。

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2024/5/25(土)

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最初で最後の津軽海峡線青函トンネル「竜飛海底駅」に途中下車(2014年廃止)

 青函トンネル内の竜飛海底駅に下車してきました。(2006年訪問)

 北海道新幹線の開通後は、トンネル内に降りることはもちろん、津軽海峡線列車でトンネルを通ることすら、不可能になってしまいました。そして先日、津軽線蟹田~三厩間の廃止が合意され、これでトンネル建設時に両岸で対峙していた末端の鉄道も消えてしまいます。

 さまざまな代償を払いながら、それでも新幹線らしい走りができない青函トンネルの今後が、気になって仕方ありません・・・。

※関連記事 津軽二股は復活なるか 開業した奥津軽いまべつ 竜飛海底に途中下車(今ここ) 連絡船の名残消えゆく青森 中央弘前は市街地に 渡島大野は新函館北斗へ 木古内に新幹線が

 

 

 

▼青函トンネルが「ゾーン539」という観光施設だった頃。新幹線工事で公開が中止される前、一度だけ降りたことがある。
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▼前から気になっていたが、降りてみるとホームというよりは、やはり非常時用の待避所の造り。
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▼それでもしっかり駅名標があった。これがあるだけで駅らしくなる。
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▼枝トンネルが迷路のようにあり、構内もそれなりの広さがあって驚く。ただこの湿度の高さでは、滞在しにくいだろう。
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▼案内図には、トンネル開通前に廃止された松前線と、今回廃止が決まった津軽線が描かれている。今後はトンネルだけに…。
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▼帰りの発車時刻が近づき、ホームへ出る。当初一般解放する予定はなかったと思われ、貴重な体験になった。
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▼非常時用なのか停止位置標識が掲げられていた。それにしても53.9キロ連なるこの構造物の、維持管理の困難さは想像できない。
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▼竜飛海底駅ホーム。列車内からトンネル内ひときわ明るい個所があったのを思い出す。ありがとう、さらば津軽海峡線竜飛海底駅。
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撮影地 青森県東津軽郡外ヶ浜町三厩龍浜

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot S3 IS
△紀行日 2006/8/16(水)

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2024/05/19

西武線へ甲種輸送される小田急線8000形が函南でひと休み

 小田急線8000形を、東海道本線函南駅で見送ってきました。

 まさかの「サステナ車両授受」発表から8ヶ月、いよいよ西武線へ行く日がやってきました。

 小田急ファンとしてはまた塗装車が減るのは残念ですが、廃車されずに活用されるからには新天地での活躍を期待したいです。

※関連記事 小田原駅橋上駅舎化の頃 鉄道展2015車両展示は8000形 8000形の2020年年越し 8000形が函南でひと休み(今ここ) 8000形が小手指車両基地に

 

 

 

 

▼今日はなんと東海道線で、沼津を発車したアイボリー色の小田急電車とすれ違うことができた。
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▼EF65 2074と小田急8000形は、函南待避線に入って東京寄りの丹那トンネル手前でひと休み。
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▼そこは丹那トンネル「工事殉職者慰霊碑」の前だった。いまや丹那トンネル内は携帯も通ずるようになり、長大トンネルを感じにくくなっている。あらためてお祈りしてきた。
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▼小田急色のまま、小田急マークも付けたまま、甲種輸送されるとは意外だった。車体はきれいで、譲渡される車両とは思えない。
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▼最近見かけるクロスシートの東海道線313系8000番台が通り過ぎる。8000形車内には作業員が数人乗り込んでいた。
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▼かつてSEやLSEが試験走行した道、小田急線の新車も運ばれる道、今日はそこに西武線へ向かう小田急8000形がいる。
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▼隣りをひっきりなしに新幹線が通り抜けていく。ホワイトとアイボリーの違いがはっきりわかるひと時。
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▼また会えることを楽しみにしている。お疲れさま小田急8000形、西武線へ行ってもどうかお元気で8561F。
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撮影地  静岡県田方郡函南町桑原

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2024/5/19(日)

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臨時特急で夜行アルプス復活に快速ムーンライト信州を思い出す

 この夏、なんと夜行列車で臨時「特急アルプス」が走るそうです。

 「快速ムーンライト信州」の復活ではありませんでしたが、久々の臨時夜行列車運行には本当に喜びたいです。あさイチから行動できる夜行列車のメリットが多少は再認識されたのでしょうか。今後さらに四季の運転を期待してしまいます。

 中央夜行「アルプス」復活をきっかけに、かつての「快速ムーンライト信州」を再度思い出してみましょう。

※関連記事 復活アルプスは満員状態 アルプス復活で思い出す(今ここ) 長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりんで最後の年越し 大垣夜行に復活してほしい理由 復活してほしいムーンライト信州 サンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

▼新宿を23:54発車した189系時代の「快速ムーンライト信州」。3:45、上諏訪停車。
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▼4:11、塩尻停車。座席夜行では人それぞれの寝方があった。
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▼4:32、松本停車。今では信じられない夜行列車のクロス接続。
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▼5:38、終着白馬到着。厳しい寒気が身を包んだ。
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▼夜行列車を降りた後、車内の暖かさに一晩守られてきたことを痛感する。
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▼八方池山荘付近 気温零下16度の表示のなか、スキーヤーは白馬駅を出ていく。そしてこの夏、夜行特急「アルプス」も白馬行で設定された。また中央東線の夜行列車に乗って、ぜひとも明け方の信州を見てみたい。
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撮影地 長野県北安曇郡白馬村北城

 

 

 

 

 

△カメラ FUJIFILM FinePix4500
△紀行日 2003/1/19(日)

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※『復活してほしい夜行列車』シリーズ
 (1)夜行列車 旅が味わえる魅力
 (2)夜行列車 週末に遠出できる魅力
 (3)夜行列車 早朝から動ける魅力
 (4)夜行列車 気軽に使える魅力
 (5)夜行列車 安心して寝られる魅力
 (6)夜行列車 旅の機会が増える魅力
 (7)夜行列車 利用者からみた欠点
 (8)夜行列車 鉄道会社の事情
 (9)夜行列車 これからの夢
(10)夜行列車 個人的な興味 [1] [2] [3]

(11)思い出の ムーンライトながら
(12)思い出の ムーンライトえちご
(13)思い出の ムーンライト信州
(14)思い出の 夜行急行はまなす
(15)思い出の 夜行特急まりも
(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
(18)思い出の 寝台特急北斗星
(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

(21)思い出の 夜行急行能登
(22)思い出の 寝台特急北陸
(23)思い出の 寝台急行きたぐに
(24)思い出の 夜行急行ちくま
(25)思い出の 夜行急行アルプス
(26)思い出の 寝台急行銀河
(27)思い出の 寝台特急あさかぜ
(28)思い出の 寝台特急さくら
(29)思い出の 寝台特急はやぶさ
(30)思い出の 寝台特急出雲

 

 

 

 

 

2024/05/05

のと鉄道能登線鹿波駅は水田谷戸の小駅(2005年廃止)

 「のと鉄道」能登線鹿波駅を訪れてきました。(2004年訪問)

 かつて日本全国に張り巡らされた鉄道網は、無数の小駅に支えられ、また無数の小駅を支えていました。

 最近の鉄道網はますます、その無数の小駅には支えられず、また支えきれなくなっているようです…。

※関連記事 中居から七尾北湾遠望 夜行に接続した比良 水田谷戸の鹿波(今ここ) 能登線の終着蛸島

 

 

 

▼能登線鹿波駅は小さな待合所があるだけの小駅だった。
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▼どんな大駅もどんな小駅も平等に、同じ規格だった国鉄時代の駅名標枠。
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▼穴水寄りの新緑が美しかった。
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▼能登の山中は、まだ山桜が残る。
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▼沿線に点在した保線小屋も役割を終える。
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▼毎年何人の中高生が使っていたのか。暗くなると心細かったかもしれない。
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▼集落は見えないけれど、誰かのために役立っていた小駅がまた消えてゆく。お疲れさま能登線、さらば鹿波駅。
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撮影地 石川県鳳珠郡穴水町鹿波ル

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot S1 IS
△紀行日 2004/5/1(土)

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山手線最後の踏切駒込-田端間「第二中里踏切」はクルマも通る

 山手線で最後になった踏切、第二中里踏切を見てきました。(2022年訪問)

 残り2箇所だった頃から気にはなってはいたのですが、最後の1個所になって初めて訪れることができました。

 近くの都道を整備後に2029年度目標で廃止されるそうですが、離れるので歩行者には少し遠回りになりそうです。

※関連記事 京急八ツ山橋梁と品川第1踏切 山手線最後の第二中里踏切(今ここ)

 

 

 

▼東京山手線の踏切に、まだ汽車マークが残っていたとは。北区作成の鉄道Viewマップにも載る踏切。
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▼この道はクルマも通れ、山手線を第二中里踏切で渡り、山手貨物線を中里橋で超えるので、踏切廃止が遅れた事情がわかる。
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▼E235系が山手線で踏切を通る最後の世代になりそう。踏切全廃でワンマン運転への障害が減るのかも。
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▼踏切から山手線線路と電車を見渡せるのも今のうち。
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▼富士見橋との間に都道補助92号線 こ線橋が出来るため、踏切廃止の理由になるらしい。
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▼踏切から山手線の架線を見上げられるのも今のうち。
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▼さすがに山手線内だけあって、踏切周囲の建物密度は高く見える。
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▼地区に新たに敷かれた線路の名残を感じられたのが踏切だった。お疲れさま、さらば山手線第二中里踏切。
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撮影地 東京都北区中里

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2022/5/3(火)

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