屋久島トロッコ軌道の荒川登山口付近は鉄橋ありトンネルあり
屋久島のトロッコ道を少しだけ歩いてきました。(2011年訪問)
現代に残るトロッコ軌道は奇跡としか言いようがありません。今まで書物の中だけだったものが、直接見られて感無量でした。
今回は島も周回したかったので、40分ほどの滞在でしたが、それでもトロッコ軌道の魅力は味わえました。
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▼朝のトロッコ軌道を、荒川登山口から小杉谷・縄文杉方面へ、登山者が続々と上っていく。
▼国有林を借りる軌道、をしっかり表示するのは誰に向かってだろう。
▼左へ荒川登山口、右へ小杉谷方面。思わすポイント転換を試したくなる。。
▼麓の安房方面へは、残念ながら通行禁止。解放すればいいハイキングコースに、という夢は安直か。
▼今は両側に柵があるので、先ほど見えた鉄橋はさほどスリル感もなく渡れた。
▼少し進むと、素掘りのトンネルが。林業のためとはいえ、この上流にあったという小杉谷・石塚集落の暮らしは想像を絶する。
▼犬くぎはコケに守られるかのよう。かつて、巨木を乗せたトロッコが続々ここを下ったとは。
▼現代は、登山者たちが片道3時間近くもトロッコ道を歩く。気分がのる好き者でも長い・・・。良い登山を。
撮影地 鹿児島県熊毛郡屋久島町安房
△カメラ Canon EOS kiss X3
△レンズ EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2011/8/22(月)
▽Webサイト 線路端紀行
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コメント
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原生林の中を走る列車の姿は不思議な感じがしますが、島の歴史を理解するには大切な存在です。
どんな小さく、離れていても鉄道の使命感は変わらない事を証明してくれます。
投稿: 汽車空間 | 2023/09/12 11:22
★汽車空間さん
線路はシンプルで目立つから、なぜか存在感があるように感じます。
同じ二本のレールでも、その使命にはなんと幅があることでしょう。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2023/09/12 23:40
12年前か。相当さび付いていたり老朽化しているのかな?
投稿: イチロー | 2023/10/08 18:15
★イチローさん
今度訪島できたら、さびた線路を小杉谷集落跡まで歩いてみたいです^^
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2023/10/08 21:41