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2023/07/15

いつまで残るか宗谷本線最北の無人駅兜沼・勇知・抜海から宗谷岬へ

 いつまで残るかわからない最北の無人駅3駅から最北端へ、夜訪れました。(2004年訪問)

 ここ数年ハラハラしてきた宗谷本線抜海駅ですが、今度こそ2025年3月迄に廃止になるようです。(2023/7/14道新

 存続問題が、ある自治体・集落だけの話しになってしまっていますが、本来なら日本の鉄道網をどうするのかの議論が先ではないかと・・・。全国の人が使える駅なのに、ここ稚内市・抜海集落だけが背負うのは重すぎる気もします。

※関連記事 抜海も廃止か 抜海が廃止の危機に 存続決まった抜海 抜海で稚内行を見送る 残るか兜沼・勇知・抜海(今ここ) 抜海が棒線化 抜海の木造駅舎 稚内市最南勇知駅 兜沼が見える兜沼駅 南幌延の板張りホーム さらば歌内

 

 

 

▼兜沼駅にて。すっかり涼しくなった頃、19:57の列車交換を待った。沼が近いからか明るい待合室には虫が集まる。
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撮影地 北海道天塩郡豊富町兜沼

 

 

 

▼稚内発の列車からはそれでも何人か降りてきた。キハ54は単行だが、いつの季節も頼もしい。
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▼勇知駅にて。貨車駅舎でも駅に灯りがあるだけ有り難い。抜海と違って集落の中にあるので、何となく落ち着く。
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撮影地 北海道稚内市抜海村上ユーチ

 

 

 

▼豆球も照らすはずの駅名標は、もう輝かなくなっていた。乗客が僅かでも、常夜灯だけは明るい。
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▼抜海駅にて。長年地元客や訪問客、そして保線や除雪する人たちを支えてきた駅舎には重みを感じる。
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撮影地 北海道稚内市抜海村クトネベツ

 

 

 

▼誰かが守ってきたから維持されてきた駅。個人的には、南稚内からここまで歩いたり強烈な思い出があって、あきらめきれない。
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▼稚内港にて。北防波堤ドーム前では東日本海フェリーが滞泊する。かつてライダーたちで夏は満員だったドームは、今ガラガラ。
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撮影地 北海道稚内市開運

 

 

 

▼夜半の宗谷岬にて。まだ19度ある。夏の北海道、夜は更ける。
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撮影地 北海道稚内市宗谷岬

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot S1 IS
△紀行日 2004/8/11(水)

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コメント

線路を残すための政策ですが辛い決断です。
人が乗らない路線で駅を残すのは難しく、今後このような事は他線区でもありそうです。

線路が残っても駅が残らない問題をどうするか新しい課題を克服しなければなりません。

★汽車空間さん
宗谷北線で、私の夢はトロッコ列車ですね。航空客や来日客相手に、沿線の魅力を味わえる列車があってもいいのではと。

稚内発で、日本海を望むポイントの臨時駅に停まり、放牧地抜海、小集落勇知、を経て兜沼最寄り駅まで、なんていかがでしょう^^

まあ、廃止は残念ですが日本全国でその駅がなくなると困る人はどのくらいいるのでしょうか。
その場所に1年間住むと良い悪いが見えてきます。

★イチローさん
最北端の木造駅舎交換駅が無くなると、日本全国で悲鳴を上げる人はいそうです・・・。

それにしても宗谷本線は、沿線は北海道らしい景色があふれるのに、何とももったいない活用ぶりです…。

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