« 2023年4月 | トップページ | 2023年6月 »

2023年5月

2023/05/20

制限45km/hの雪積もる芸備線を備後落合から新見へ

 備後落合から新見まで、芸備線に乗ってきました。

 以前から芸備線もよくもっているなと思ってはいましたが、今さら利用促進といっても簡単ではないでしょうし、とうとう最後通知が出そうな感じです(2022/6/2報道)。

 とはいっても、例えば島根県知事が「国民負担をこれだけ求めて引き継いだ資産をこんな、もっと責任感を持って維持してもらわなきゃいけない」と会見されている通り、各地でバラバラ決める前に全国の鉄道をどうするのか大枠が必要なのではと。大赤字は困りますが、全体で収支とんとんになる程度に、ローカル線も維持されてほしい気がします。

 そうこうするうちに、また3月に備後落合~東城が不通になってしまいました(2023/3/29報道)。何とか復旧してほしいものです。

※関連記事 代行バスで途中下車した三井野原 キハ120で出雲横田へ

 

 

 

▼ホーム上で「おでんそば」を食したのも今は昔。わずかににぎわう時間だった備後落合を出る。
20220102_img_1926s
撮影地 広島県庄原市西城町八鳥

 

 

 

▼制限45km/hの高架橋をゆく。三江線もそうだったが、低速度で走る区間が増えている。
20220102_img_1943s

 

 

 

▼たしかに全国鉄道網の意味合いが薄れれば、人口希薄の地に道路と重複する設備は不要かもしれない。
20220102_img_1946s

 

 

 

▼芸備線最高地点に近づく。この雪景色に芸備線の長さを知る。
20220102_img_1948s

 

 

 

▼芸備線で最も高い駅、標高611メートルという道後山。最も雪が深そう。
20220102_img_1954s

 

 

 

▼正月だからか、小奴可から乗ってくる人がいる。もちろんいて全然悪いことはない・・・。
20220102_img_1956s

 

 

 

▼道後山からふた駅の内名、もう雪は薄くなってきたようだ。
20220102_img_1957s

 

 

 

▼乗車密度が芸備線で最低の区間を過ぎ、終点新見へ。すっかり雪はなく、大構内に見えた。この日は、正月2日だったので全区間立ち客がいて大にぎわいだった。年中これくらいなら、文句なく廃止反対と言えるのだが・・・。
20220102_img_1962s

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2022/1/2(日)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

キハ30で鴨川へのバス乗り継ぎ駅久留里線上総亀山へ

 久留里線上総亀山駅を訪れました。(2004年訪問)

 コロナ渦で乗客減少が早まってしまい、関東のローカル線にも例外なく廃止旋風が巻き上がってきました。お隣り小湊鐵道線なら所帯も小さいからという感覚は持てますが、久留里線の動きにはやはりがっかりです…。(2023/5/11報道

 サイクルトレイン「B.B.BASE」、また「里山トロッコ」やいすみ鉄道以外は、房総エリア全体的に、人を呼び込む動きはにぶいようです。また、そもそも半島の幹になる在来線特急が、バスに勢いを削がれつつあるのも心配です。三島ほど条件は厳しくないはずであり、もっと房総の鉄道にはやる気を出してほしいものです。

※関連記事 上総中野で乗り換え 木造駅舎が残る月崎駅

 

 

 

▼上総亀山に3両編成とはさすがに長い。雨水計の存在に、半島の中心を感じる。
20040905_img_5230ss
撮影地 千葉県君津市藤林

 

 

 

▼まだ窓口が開いていて、上総亀山は昔ながらの駅だった。
20040905_img_5234s

 

 

 

▼鴨川日東バスが接続待ちしていた。鴨川まで1日3本、乗ってみたいが今日は見送る。
20040905_img_5235ss

 

 

 

▼こんなに観光地があるのに・・・、活かして残そう久留里線。
20040905_img_5237s

 

 

 

▼亀山湖への入口になる駅前は、かつてもっとにぎわったのか。
20040905_img_5242s

 

 

 

▼上総亀山で待機する、17:52発キハ38 3と2。久留里線塗装も悪くはなかった。
20040905_img_5250s

 

 

 

▼非冷房の天井がすっきり、キハ30 98車内。外吊り両開きドア車に乗ったのは最後になったかも。
20040905_img_5228s

 

 

 

▼自分より年配の1966年生まれというキハ30 98は、その後2012年まで運用されたらしい。お疲れさま、キハ30。
20040905_img_5259s

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot S1 IS
△紀行日 2004/9/5(日)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

2023/05/06

予讃線下灘駅の夕方は夕陽見に大勢集まる名所に

 今や夕陽の名所、予讃線下灘駅を訪れました。(2019年訪問)

 以前からくすぶっていた四国のローカル線問題は、今年の事業計画で「適切な公共交通ネットワークのあり方」を検討とされ、ズバリ廃止の可能性もある検討が始まるようです。そうなると、輸送密度が低い予土線、牟岐線、予讃線(旧線)あたりは、これから目が離せません。

 下灘で下車したのは2回目でした。前回はほぼ一人だったのが、今回はどこからこんなにと思うほどにぎわっていて、その名所ぶりに驚きました。ここが生きた駅のまま、ずっと夕陽が見られることを願うばかりです。

※関連記事 予讃線伊予上灘駅で「伊予灘ものがたり」と交換待ち

 

 

 

▼予讃線旧線からは、穏やかな瀬戸内海が存分に見られる。
20190504_img_8142s

 

 

 

▼下灘駅で下車。線路下に国道は走るが、海のすぐ上に線路があるように見えるのがいい。
20190504_img_8207s

 

 

 

▼元島式ホームに今もかかる上屋が、なんとも言えない雰囲気。
20190504_img_8173s

 

 

 

▼ホーロー駅名標、また木造駅舎が残っていてホッとする。
20190504_img_8158s

 

 

 

▼たまにしか列車は来ない。下灘に降りる人もいれば、乗り通す人もいる。
20190504_img_8238s

 

 

 

▼瀬戸内海沿いの線路には、なんとか残ってほしい。
20190504_img_8187s

 

 

 

▼連休中の日、この小駅に200人~300人もが集まっていた。
20190504_img_8203s

 

 

 

▼日没後も、多くの人が夕闇を見つめていた。すばらしい時間をありがとう、予讃線下灘駅。
20190504_img_8277s
撮影地 愛媛県伊予市双海町大久保

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2019/5/4(土)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

有形文化財の小ぶりな木造駅舎が残る小湊鐵道月崎駅

 小湊鐵道月崎駅を訪れました。(2006年訪問)

 大丈夫かと思っていた小湊鐵道も、コロナ渦が影響したのか、上総牛久から先は廃止の検討も必要だそうです(2023/4/29報道)。東京近郊なので今まであまり深刻に考えていませんでしたが、何げない普通の非電化路線でも短縮されるとしたら残念です。

 最近ではキハ40系も転入したようなので、また再訪しようと思います。

※関連記事 上総中野で乗り換え キハ30で上総亀山へ

 

 

 

▼なんと2017年には国の有形文化財に登録されたという、かわいらしい駅舎。
20060910_img_4091s

 

 

 

▼たしかに、鉄道駅舎らしさそのままのような建物。
20060910_img_4028s

 

 

 

▼わざとではない自然体の木製駅名標もいい。
20060910_img_4042s

 

 

 

▼反対側のホームは使用されていないが、ポイント標識灯だけは真新しかった。
20060910_img_4103s

 

 

 

▼房総半島を貫く、か細い鉄路。
20060910_img_4072s

 

 

 

▼上総大久保寄りへ。険しい山は見られないが、全線に5箇所というトンネルが意外。
20060910_img_4127s

 

 

 

▼そろそろ秋のきざしが感じられる頃。
20060910_img_4183s

 

 

 

▼駅前の朝日屋では、うれしいことに小湊鐵道の硬券乗車券が委託販売されていた。
20060910_img_4192s
撮影地 千葉県市原市月崎

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot S1 IS
△紀行日 2006/9/10(日)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

« 2023年4月 | トップページ | 2023年6月 »

フォト
無料ブログはココログ