さらば留萌本線増毛駅、灯台の麓に木造駅舎終着駅(2016年廃止)
留萌本線増毛駅へ最後に訪れたのは、2015年夏でした。
深名線廃止の頃は特に心配していなかった留萌本線も、いつの間にか廃止対象に。これで道内で日本海を存分に見られるローカル線は消えてしまいました。
鉄道が時代の波にのまれて次々と廃止されるのには抗えず、旅人には旅先に選んで乗ることくらいしか出来ないのが辛いところです・・・。
※関連記事 北一已のそば畑 終着駅になる石狩沼田 板張りホームの真布 恵比島駅と明日萌駅 列車が交換する峠下 木造駅舎は堂々と さらば留萌駅 留萌の先に残る跡 灯台の麓に増毛駅
▼増毛への旅路。漁村が点在する日本海側を、もう留萌本線から見られなくなるとは。
▼大正10年開業という増毛駅に到着。棒線になって久しい終着駅の構内がわびしい。
▼線路があれば町は旅人でにぎわう。ただ、それだけではローカル線は維持できないのか…。
▼増毛駅の直ぐ上には、増毛灯台が建つ。駅の灯りが消えても点し続けるはず。
▼今日の最終列車が発車を待つ。夜の列車を見ると安心するのはなぜだろう。
▼開業以来どれくらいの人が訪れたのか、もうすぐこのホームも役割を終える。
▼今後保存されたとしても、やはり線路と駅は生きているうちが花だと思う。お疲れさま、さらば留萌本線増毛駅。
撮影地 北海道増毛郡増毛町弁天町
△カメラ Canon EOS KissX3
△レンズ EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2015/8/13(火)
▽Webサイト 線路端紀行
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コメント
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私が記事の駅に行ったのは
99年頃で駅の感じはあまり変わっていないように思えます。
沿線の灯台は当時は知らなかったので驚きました。
何とも言えない幻想的な感じがします。
投稿: 汽車空間 | 2023/04/10 21:03
★ 汽車空間 さん
たしかに増毛駅とその辺りは、変わらないイメージですね。
この日は増毛で素晴らしい夕陽が見られたのですが、一方で鉄道はもう旅人を相手にはしないのかと・・・悔しい思いでした。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2023/04/10 23:25