気になる秋田港駅で留置されている24系寝台車両の行方
海外輸出とりやめで秋田港貨物駅に置かれる24系を見てきました。
アフリカとも言われた海外で活躍出来なくなった?のは残念ですが、日本の線路上に再び戻ったのは奇跡的でした。
車籍もない車両とはいえ、元寝台特急「あけぼの」車両の姿が残る以上は、最後まで気になってしまいます。
※関連記事 新日本海フェリーから見えた秋田港臨時駅とコンテナ 思い出の寝台特急あけぼの
▼以前からその存在が気になっていた、秋田港貨物駅。24系が入線したことに心を動かされ、やっと訪れてみた。
撮影地 秋田県秋田市土崎港西
▼実際現地に立つと目を疑った、見事な寝台列車編成にも見える24系留置車両群。
▼秋田港へは新日本海フェリー「ゆうかり」で訪れた。秋田下船すると、目の前に秋田港貨物駅が広がる。
▼ブルートレインがいる風景を久しぶりに見た気がする。秋田港臨時駅に立派なホームが出来ていたのもうれしい。
▼秋田港フェリーターミナルからは徒歩で行ける秋田港臨時駅。クルーズ船客誘致の意気込みが感じられた。
▼せっかく恒久的なホーム・駅舎が整ったのだから、盛んになってほしい秋田港臨時駅のクルーズ船連絡列車。
▼輸出に向けた甲種輸送からはや7年。残念ながらもう復活はありえない気がする…。夢をありがとう、さらば秋田港の24系客車。
《2022/11/13追記》 24系の保存を目指した会社のTwitterによると「誰も、たった1両すらも取得できなかった(しなかった)」とのこと。残念ながら24系は解体されそうです。それでも今まで夢をありがとう、さらば24系客車。
△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2022/8/14(日)
▽Webサイト 線路端紀行
« 富士急線下吉田駅で丁寧に保存されるスハネフ14寝台車内 | トップページ | 開業日の西九州新幹線かもめで日本最西端の新幹線駅長崎へ »
「12_東北」カテゴリの記事
- 最初で最後の津軽海峡線青函トンネル「竜飛海底駅」に途中下車(2014年廃止)(2024.05.26)
- 奥津軽いまべつ駅前の津軽線津軽二股駅は復活なるか(2023.06.03)
- 気になる秋田港駅で留置されている24系寝台車両の行方(2022.09.10)
- 何も変わることはなかった2021年奥羽本線庭坂の夏(2021.10.30)
- 有人駅で開業した北海道新幹線奥津軽いまべつ駅(2021.05.01)
コメント
« 富士急線下吉田駅で丁寧に保存されるスハネフ14寝台車内 | トップページ | 開業日の西九州新幹線かもめで日本最西端の新幹線駅長崎へ »
秋田港駅で24系がたたずんでいたとは…、びっくりです!
甲種回送から7年も留置されているんですね。この先どうなるのかがとても気になります。全車解体は悲しすぎるので、1両でも多く保存されることを祈っております。
投稿: MIRUMIRU | 2022/09/11 01:23
★MIRUMIRUさん
貨物駅なので何があっても不思議ではありませんが、ブルートレイン編成とは目を疑いました。
24系の所有権や廃車費用負担などが不明ですが、それでもよく埠頭から線路上に戻ったものです。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2022/09/11 10:09
これだけ残ったのですから何らかの有効活用をしたいです。
日本周遊観光列車にして外国人観光客等、誘致したら面白いかもしれません。
世界中の人が乗るブルートレインはロマンがあります。
投稿: 汽車空間 | 2022/09/11 21:11
★汽車空間さん
これからは、日本を周遊する豪華列車があってもいいかもしれませんね。それこそまさしく夢空間^^
さらなる円安を満喫される海外からのお客様のためにも・・・。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2022/09/12 00:22
使ってほしいけどいかんせん換気が...ね。密閉なのがデメリットになっています。
個々の港の近くに道の駅秋田港(セリオン)があり、そこに昔ながらのうどん自販機があります。
NHKのドキュメント72時間で放送されました。最初は秋田の違うところにありましたが、おしまいにしようとしたところ残してほしいとの要望があり落ち着いたのです。
https://akitanote.jp/detail.html?id=175
投稿: イチロー | 2022/10/03 01:24
★イチローさん
新幹線みたいに常時換気するしかないでしょうね、うるさそうだけど。。
セリオンには上ってみたいのですが、秋田臨海鉄道の廃止前に行きたかったです。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2022/10/05 23:21