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2022年7月

2022/07/23

足柄山王川の久野川橋梁架替で小田急本線が久々に仮線へ切換

 足柄駅の先で、小田急小田原線の本線が仮線化していたので見てきました。

 小田急線の線路は、複々線化工事完了後は安定していただけに、久々の本線付け替えに注目してしまいます。

 足柄駅といえば、かつての貨物専用線や最後まで残った構内踏切などを思い出しますが、久々の下車となりました。

※関連記事 専売公社工場への専用線廃線跡 構内横断場跡が残る足柄駅

 

 

 

▼思いがけず、足柄1号踏切の先で下り本線が海側に反れていた。足柄から出庫するMSEは、下り本線にどう出るのか・・・。
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▼足柄2号踏切へ行ってみると、水害に悩まされる山王川を拡幅するために、「久野川橋梁」を架替するらしかった。
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▼小田原寄りを見ると、久野川橋梁の両側に仮線を設ける段階。現在は3線使用で、先のMSEは直進して下り本線に出ていった。
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▼神奈川県の整備計画に基づき、この規模でも工事に5年を要するらしい。小田急線にとって橋梁架替は、狩川以来だろうか。
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▼足柄の留置線は10番線が撤去され、上り仮線を敷設中だった。留置線があって工事用地には助かるが、配線変更も大変そう。
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▼線路変更工事は人力での大変な作業が続いているのだろう。レール締結にはボルト式が使用されていた。
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▼足柄2号踏切から足柄駅構内を見る。小田原線終端側で車両収容を担ってきた、重要な役割を改めて感じた。
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▼踏切は今後も残るようだが、どうか無事故で橋梁架替と河川改修を終えて、水害なども無くなりますように…。
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△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2022/6/19(日)

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板張りホームに板張り待合室、さらば留萌本線真布駅(2023年廃止)

 留萌本線真布駅へ、2019年に訪れてきました。

 廃止が提示されていた留萌本線ですが、やはり予想通り廃止で決着されそうです。(2022/7/16道新

 地方鉄道を維持する枠組みが改善ならないので、残念ながら路線廃止はどんどん進んでいってしまいます・・・。

※関連記事 北一已のそば畑 終着駅になる石狩沼田 板張りホームの真布 恵比島駅と明日萌駅 列車が交換する峠下 木造駅舎は堂々と さらば留萌駅 留萌の先に残る跡 灯台の麓に増毛駅

 

 

 

▼地元同意ならそれ以上は言えないが、利用者減とはいえ結局全線廃止になろうとは、ファンとしてはやりきれない。
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▼いかにも北海道の簡易駅という感じがする板張りホームは、思わず音を立てて踏みしめたくなる。
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▼元は仮乗降場とはいえ、駅名標は統一スタイルになっていて、今は同格に扱われていることがわかる。
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▼かすかに見える駅名は、まさか昭和31年開業以来のものではないだろうが。
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▼待合室の後ろ姿。わずかながらでも地元の方々を支えてきた役割があった。
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▼ここでも注意喚起されているとは、情けない気がする。お互いが十分気をつけたい。
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▼地元自治体も、踏切のために、駅のために、支えていることがあった。
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▼日本全国を毛細血管のように支えてきた鉄道路線と駅が、また縮小してゆく。思い出お~い留萌本線。お疲れさま、さらば真布駅。
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撮影地 北海道雨竜郡沼田町沼田

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2019/8/14(水)

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2022/07/09

新潟交通東関屋駅跡で眠っていた元小田急線2220形

 東関屋駅跡にまだいると聞き、元小田急線2220形を見てきました。(2002年訪問)

 1999年の新潟交通電車線全線廃止から3年、東関屋にはまだローソンとバスターミナル建物が残り、駅構内跡はほぼそのままでした。

 元小田急線2200系列は富士急線でも稼働を終えており、実物線路に残る最後の車両と、どうしてもお別れをしたかったのです。

※関連記事 2320形も甲府盆地に 2200形が甲府盆地で保存 夢の跡だった東関屋駅 東関屋駅跡で小田急2220形(今ここ) 8000形が函南でひと休み 8000形が小手指車両基地に 新潟交通廃線跡(1)東関屋~平島 新潟交通廃線跡(2)寺地~焼鮒 新潟交通廃線跡(3)越後大野~新大野 在来線新潟駅は高架化完了

 

 

 

▼東関屋で2220形に再会できたのは感激だった。この3年間こうして眠りっぱなしだったとは。
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撮影地 新潟県新潟市中央区関屋大川前

 

 

 

▼せっかく1992年に乗り継ぎターミナルへ刷新されたのに、新駅舎としての稼働は短かった。
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▼ローソン裏手から、駅構内がそのまま見られた。現役時代とそう変わらない光景なのに、もう電車は永遠に動かない・・・。
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▼本線跡は関屋放水路にかけてすっかり歩道化されていて、駅構内だけが過去の空間と化していた。
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▼朽ちてゆく2220形と車庫を見ているのはつらかった。長い間ありがとう2220形、さらば2220形よ永遠に。
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△カメラ FUJIFILM FinePix4500
△紀行日 2002/10/12(土)

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つわものどもが夢の跡だった新潟交通東関屋駅

 新潟交通線路跡が遊歩道化したとのことで、まず東関屋駅跡を訪れてきました。

 前回2002年の新交訪問からもう20年、車庫もあった駅構内は当然のようにすっかり変わり果てていました。

 ここが本当に同じ所なのか信じられず・・・、年月は確実に流れているのを感じます。

※関連記事 新潟交通廃線跡(1)東関屋~平島 新潟交通廃線跡(2)寺地~焼鮒 新潟交通廃線跡(3)越後大野~新大野 夢の跡だった東関屋駅(今ここ) 東関屋駅跡で小田急2220形 在来線新潟駅は高架化完了

 

 

 

▼新潟駅前-東青山のバス路線は、BRTと呼ばれていた。まさに新潟交通電車線の廃止区間と「未成線」区間が。
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▼これが現在の東関屋。屋根付きバス停で、駅名がそのまま残っているだけでも有り難いことなのかも。
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撮影地 新潟県新潟市中央区関屋大川前

 

 

 

▼信濃川沿いから東関屋駅跡を望むと、20年の月日を感じた。もしかすると車道のコンクリート壁は、新交現役時代のままかも。
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▼関屋分水路への線路跡も、何も跡形はない。分水路が開通する前は直進していたようだが、はるか昔の話し。
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▼県庁にも近いこのエリアで、新潟交通が廃止になったのは残念だった。LRTになる可能性もあったのにと、未だに夢を見る。
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△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2022/6/5(日)

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