新潟駅在来線は3面5線・10両対応ホームに規模縮小され高架化完了
全線高架化なった在来線新潟駅を訪れてきました。
在来線新潟駅は、高架化前の4面7線から3面5線へ、12両級対応ホームから10両対応へと、残念ながら規模は縮小されました。直接見たことはありませんが、特急とき12両や急行佐渡13両が出入りした時代は、完全に過去のものです。新幹線時代の短編成多頻度運行スタイルに、やっと適応した駅になったということでしょう。
3方面へ約20分間隔で行き交う近郊電車をホームで見ながら、新潟エリアの鉄道がこれからも発展することを願っていました。
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▼2022年6月5日在来線全線高架化初日、特急しらゆき4号発車。ホーム上屋はアーチ型で、広々と感じられるのがいい。
撮影地 新潟県新潟市中央区花園
▼本日開業の、高架1番線から出ていく白新線豊栄行。規模は縮小したが、新幹線に信越・白新線が加わり見事な高架線群になった。
▼2018年に対面乗り換えが可能になった、上越新幹線と特急いなほ。本当はフリーゲージトレインを希望したいが、次善の策としてはナイスな発想か。
▼新潟駅万代口の駅舎跡はすっかり更地になっていた。自分の頭の中の新潟駅像がまだ切り替わらない…。
▼全線高架化前の6月3日に、営業を終えた仮設8・9番ホーム。まだレールは輝き赤信号が灯っているが、もう列車は来ない。
▼一方、全線高架化6月5日に営業開始となった、高架1番線のレールが新たに輝き始めていた。
▼ホームの白山寄りは、地上駅時代に比べてすっきり。留置線はホームからは見えない白山寄りに4線設けられていた。越後線白山駅も以前の1面2線から2面3線に増強されて、新潟駅をサポートするらしい。
▼ホーム有効長は、長い3・4番線でもやっと10両。しかし高架化事業により、新幹線との対面乗り換えが可能になり、バリアフリー面でも大きく進化した。今後1階バスターミナルと商業施設が全面完成すると、中心駅としての魅力はさらに高まる。今後の高架新潟駅に期待したい。
△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2022/6/5(日)
▽Webサイト 線路端紀行
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