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2022年2月

2022/02/19

木次線代行バスで途中下車した三井野原駅は雪国だった

 木次線で最近多くなった、冬期代行バスに乗ってきました。

 雪景色の木次線を期待していたのですが、代行バスに乗ってみると各駅に寄り、出雲坂根・三井野原は途中下車も可で、何といっても安定して2車線国道を走るので安心できます。恐る恐る25㎞/h制限で走る列車より、正直バスの方が楽しめました…。

 昨年には、トロッコ列車「奥出雲おろち号」の廃止が発表されました(2021/6/3発表)。また先日、2019年度木次線(出雲横田~備後落合)の1kmあたり輸送密度はわずか37(人/日)、しかし輸送密度二千人未満の線区は「維持していくことは、非常に困難」、との会見もありました(2022/2/16発表)。

 全国鉄道ネットワークとしての役割も減ってしまったいま、地域輸送だけで木次線の将来を考えてしまうと存続はかなり厳しいでしょうか・・・。

※関連記事 木次線キハ120備後落合行で雪景色の出雲横田へ 大糸線キハ120で姫川とフォッサマグナ沿いの険しい谷道をかぶりつき

 

 

 

▼宍道発のキハ120は備後落合行を表示していたが、雪景色になった出雲横田から代行バスに乗り換えになった。そして出雲坂根で大休止の後、JR西日本の最高所駅へ。
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▼代行バスは列車に準じて運行されるので、余裕時分が生まれる。それで三井野原駅の途中下車も楽しめるのだった。
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▼定期列車は1日3本と、限界集落ならぬ限界本数。夜行急行「ちどり」が走っていた時代が信じられない。
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▼中国地方も山間部は雪国。三井野原駅ホームは冬期休業状態だが、除雪が不要なだけでも経費節減になっているだろう。
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▼踏切の先に駅前三井野原スキー場があるが、リフト運行は2021年シーズンから無いらしい。
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▼除雪された道路を走るバスに比べて、どれだけ鉄道は手間をかけている輸送機関なのかと感じさせられる。
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▼10分ほどの停車時間が終わる頃、代行バスの乗客が三々五々戻ってくる。まるで秘境駅めぐりバスツアーのよう。
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▼ホームの積雪は30~40センチか。この程度でも鉄道は運行をあきらめ、バス代行の方が安心感を感じてしまうのが現実。今後の木次線の存続を祈るばかり。と書くことすら空しくなってしまうが、そこをなんとか・・・。
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撮影地 島根県仁多郡奥出雲町八川

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2022/1/2(日)

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大糸線キハ120で姫川とフォッサマグナ沿いの険しい谷道をかぶりつき

 久々に大糸線の非電化区間に乗り、先頭部から眺めてきました。

 ついにというかやはり、大糸線も存続について再検討が始まるようです(2022/2/3発表)。「持続可能な路線」と書かれている一方で「幅広い議論」ともありますから、当然廃止も視野に入れるのでしょう。またその後、2019年度大糸線(南小谷~糸魚川)の1kmあたり輸送密度はわずか102(人/日)、しかし輸送密度二千人未満の線区は「維持していくことは、非常に困難」、との会見もありました(2022/2/16発表)。

 かつて関西からシュプール号も直通してにぎわったのもつかの間、30年間で乗客が9割減少したと聞くと確かに考えてしまいます。ただ、かつて国の鉄道として全通しているだけに、大糸線に限らず日本列島の骨格として鉄道ネットワークは要るのか・要らないのか、という議論にもなると思います。地域輸送だけにとらわれず、広い見地から考えてほしい気がしますが、やはり利用客は減りすぎてしまっているでしょうか・・・。

※関連記事 木次線備後落合行で出雲横田へ 木次線代行バスで途中下車した三井野原駅

 

 

 

▼南小谷の駅名標は、所在地表記がうれしい国鉄仕様。下段の両駅が、心持ち離れているように見えるのは、錯覚か…。
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撮影地 長野県北安曇郡小谷村千国

 

 

 

▼南小谷を出ると架線は尽きてすっきりし、絶景区間に入った。構内外れで、旅客鉄道会社の「社界」を通る。
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▼すっかり溶けていて、豪雪の脅威が想像つかない。キハ120はロングシートだが、かぶりつきには好都合。(南小谷→中土)
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▼国道を走ると延々シェルターやトンネルが続き景色も見えないが、鉄道も似たような状況。(中土→北小谷)
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▼30年で9割という乗客減に対し、沿線集落の減少はどの程度になるのだろう。(北小谷→平岩)
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▼まだ新しい覆道と鉄橋が見える。せっかく復旧させた施設であり、長らく使ってほしいが。(平岩→小滝)
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▼簡易線とはいえ、直通シュプール号を受け入れる規格と容量はあったのが、旧国鉄路線網の強みだった。(小滝→根知)
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▼かつての車庫に感慨深くなれるのも、現役の鉄道があるからこそ。鉄道ファン利用者としては、新幹線や都市圏の鉄道を使うときには、全国鉄道「ユニバーサルサービス料」も払っているつもりなのだが・・・。どうか大糸線が残りますように、と祈るしかない。
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△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2020/3/21(土)

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2022/02/05

さらば根室本線幾寅駅(廃止見込)と鉄道員ぽっぽやロケ地『幌舞駅』

 根室本線幾寅駅へ、2003年に訪れてきました。

 ここ数日、北海道から廃線の知らせが続いています。一部休止が続く根室本線富良野-新得(2022/1/28道新)、北海道新幹線並行在来線になる函館本線「山線」長万部-余市(2022/2/3道新)、と次々と。

 たしかにローカル線の赤字負担は重いと思いますが、一方道路だと通行量が少なくても廃道になるような話しはさほど聞かれません。鉄道インフラも同じように、北海道として本当に必要なら、単独の損益は別にしてでも残したほうがいいと思うのですが、今さら難しいでしょうか…。

※関連記事 さらば石勝線東追分駅 さらば千歳線美々駅 さらば函館本線蕨岱駅 さらば函館本線姫川駅

 

 

 

▼今となっては、ごく普通にキハ40系普通列車が発着していた日々が、ただ懐かしい。
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撮影地 北海道空知郡南富良野町字幾寅

 

 

 

▼映画『鉄道員』(ぽっぽや)のロケ地になったためかどうか、国鉄サイズそのままの駅名標が新調?されていた。
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▼昔ながらの木造駅舎が残っていたことが、『幌舞駅』ロケ地選定に幸いしたのだろう。
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▼駅前には映画用セットが建てられていたが、本物の古参建物と見分けがつかないほど見事なつくり・・・。
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▼こちらが、2003年現在の北海道らしい現役駅前。駅前からすくっと2車線道。
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▼訪問した2003年の春まで駅窓口はあったそうで、無人化の掲示が残っていた。またしても有人駅の灯が消えていた。
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▼駅舎からホームへ段差があるから、映画に「情感が表現されている」らしい。映画は未見だが、写真的にはうなずける。

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▼どこから移設してきたのか、映画用の低く置かれた腕木信号機がほほえましい。お疲れさま、さらば根室本線幾寅駅。
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 山線は今後30年間の赤字が864億円(1年あたり平均29億円)などと示され比較されていましたが、普段意識しない30年という大きな赤字額を見せられたら誰でも拒否反応を示すでしょう。ちなみに2021年度の北海道の道路予算は2727億円だったそうですが、30年間だとどれくらいになるのか。数字の示し方に何となく意図的なものを感じてしまったのは私だけでしょうか…。

 

 

 

 

 

△カメラ Canon PowerShot A70
△紀行日 2003/8/14(木)

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相鉄・JR/東急直通線工事が始まった西谷駅付近は完成形が想像できなかった

 直通線の工事が始まった頃、2012年に西谷駅を訪れました。

 西谷からの分岐や折り返し線はどう造られるのかを、想像するのが楽しかった頃でした。

 あれから10年、いよいよ相鉄・東急直通線の開業が2023年3月に決まったようです(2022/1/27発表)。2本の直通線を開通させるとは、相鉄線はよほど都心直通の願いが強かったのでしょう。

※関連記事 川越発海老名行で相鉄・JR直通線開業日初乗り もうすぐ西谷から相鉄・JR直通線が開業 本格的に「相鉄前進」していた西谷の相鉄・JR/東急直通線工事

 

 

 

▼電車が通らないレールはあっという間に錆びてしまうよう。
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撮影地 神奈川県横浜市保土ケ谷区

 

 

 

▼その使用停止になった西谷駅上り4番線は、意識していなかったが、下りも発車可能だったらしい。
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▼まさに新幹線と交差している駅から、最寄りの新幹線駅に向けて分岐線が造られるとは、面白い気がする。
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▼まだ斜面緑地が残っていて、この時は緑豊かなエリアに見えた。どうかこれからも侵食されないようにと。
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▼「相直線」はもう一般用語だろうか。留置線工事看板を見て、とうとう夢が実現するんだと実感が湧いてきた。
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▼留置線にかかり廃止予定の「西谷2号踏切道」は狭い。後日見ると、思いがけず8000系のディスクブレーキが目立つ。
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▼一方、西谷駅下り1番線は、ひとあし先に線路が撤去されていた。この時は一旦撤去の意味がわからなかったが。
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▼直通線と分岐する横浜寄りには作業板が敷きつめられていた。分岐線は本線の間に出来るのかと、勝手に思っていたら…。来年には東急線車両なども姿を現すかもしれず、まだ信じられないが楽しみに待ちたい。
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△カメラ Canon PowerShot SX10 IS
△紀行日 2012/5/27(日)

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