営業開始2日目の小田急ロマンスカーVSEを新宿駅で初目撃
美しいものは薄命なのでしょうか。
VSE 50000形が近く引退することを聞いて(2021/12/17発表)、そう思ってしまいました。
まさかまさか、EXEより遅く登場したのに早く退くことになろうとは・・・。
※関連記事 さらばロマンスカーVSE ロマンスカーミュージアムで再会 鉄道展2018でLSE さらばぼくらのLSE 21世紀を走ったSE
▼VSEで一番好きな角度。この窓ガラスラインは、歴代ロマンスカーピカイチの格好良さだと思う。
▼内装にも目を見張った。高いドーム型天井は、LSE以前の世代にはなかった思想。
▼連接車体にプラグドアとは、これもまた今までの常識を越えた。
▼ドア窓と合わせたのだろうか、愛称表示すら未知の縦型スタイル。
▼そして前面はまた斬新な緩く寝た角度のカーブガラス。この視点のVSEも好きだった。
▼こんなところにまで細かい心配り。運転席横の細い窓ガラスも、無くてもよさそうだがおそらくデザインには欠かせない。
▼デザインされたロマンスカーVSE。ただ唯一、ライト周りの鋭角な処理ラインだけはなじめなかった・・・。
▼1991年RSE登場以来のロマンスカーらしい特急車両となり、期待は高かったことを思い出す。お疲れさま、VSE50000形。
撮影地 東京都新宿区新宿3丁目
△カメラ Canon PowerShot S1 IS
△紀行日 2005/3/20(日)
▽Webサイト 線路端紀行
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コメント
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この白いロマンスカーの誕生は驚くべき存在でした、久しぶり
連接式の列車ということでロマンスカーらしいスタイルは胸躍る
思いがしました。
昨今の事情がありますが残念で仕方ありませんが、今後
更なる進化をした列車の誕生を期待しましょう。
投稿: 汽車空間 | 2022/01/23 11:08
★汽車空間さん
そうまさか連接車両が復活するとは思いませんでした。当時複々線化の目途も見えてきて、希望を託したのでしょうか。
それが今度はホームドアの障害になってしまうとは、時代はどう変わるかわからないものです…。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2022/01/23 20:54
さまざまなアングルから撮影されたVSEを拝見して、改めてそのデザインの秀逸さを感じています。
白いロマンスカーは、歴代の小田急ロマンスカーのデザインを一新したものとなっていますが、展望席、連接台車、バーミリオンオレンジの鮮やかな帯など、しっかりとその伝統を受け継いでおり、VSEに初乗りした時の興奮と感動は今でも強く印象に残っています。
GSEとともに小田急のフラッグシップであったVSEの引退は大変惜しまれますが、いまは静かに見守りたいと思います。
投稿: MIRUMIRU | 2022/01/23 21:12
★MIRUMIRUさん
これだけ惜しむ声が上がっているということは、専門家にデザインを依頼した成果もあったということでしょう。
白いVSEと赤いGSEは、紅白セットで映えていたように思え、今後はGSEだけになってしまうのが少しかわいそうです…。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2022/01/24 22:28