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2021/08/15

復活してほしい夜行列車 (7)利用者からみた欠点

 なんとか復活してほしい夜行列車。

 夜行列車は鉄道旅行には魅力的でしたが、一方で改善してほしい点も多くありました。

 シリーズ7回目は「利用者からみた欠点」です。

※関連記事 今こそ夜行列車復活で長距離移動のグレート・リセットを 復活してほしい夜行列車の魅力 ドリームにちりん宮崎空港行で最後の年越し 大垣夜行ムーンライトながらに復活してほしい理由 復活してほしい中央夜行ムーンライト信州 2018年をサンライズ瀬戸で目覚めたら琴平 ありがとう14系客車夜行急行

 

 

 

【①存在感が薄い】 主要幹線に夜行列車が走っていた時代は去り、ここまで減ると人々の移動の選択肢から消えつつある。夜行列車が話題になるのは、廃止される時と普段は使わない豪華列車やイベント列車だけになってしまった・・・。
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【②盆暮れに混む】 混雑時はどの交通機関も臨時便を出すなどしてさばくが、それでも夜行列車の場合は運が悪いと一晩立ちっぱなしとか通路座りになることもあった。ともかく移動できたことはありがたいが、最低でも座席に座りたい・・・。
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【③ネット予約できない】 いまどき新幹線や特急列車は全てネット予約が可能となり、チケットレスで乗れる列車もある。しかし寝台車が全面ネット対応にならないのは、どういうことだろう。そもそも鉄道には全国統一予約サイトすらも無いというのが、利用者の感覚とズレている・・・。
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【④コスパ悪い】 フルリクライニングシートの快速夜行なら、18きっぷで利用する場合のコスパは良かった。しかしB寝台以上の寝台列車になると、乗車券+寝台券+急行券or特急券は割高に感じる。乗車券は移動代だからわかるにしても、寝台券だけでもビジネスホテル並みというのは正直高い・・・。
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【⑤時代遅れな車両】 国鉄時代の車両を長らく使い回してきた寝台車は、郷愁を感じる趣味人ならともかく、普通の人なら個室化されていないなど時代遅れに感じるだろう。また座席車は、夜行バスでは当たり前のリクライニング角度が深いシートではなかったり、夜寝る人のことが考えられていなかった。客が乗らなくなったのではなく、客を敬遠させていた・・・。
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【⑥不便な車内設備】 一晩乗車するにもかかわらず、寝台列車の末期には食堂車も車販もなくなり、飲食には事前準備が必要だった。比較するのは酷かもしれないが、ビジネスホテル水準のB寝台料金を支払っても、テレビはない、シャワーはない、冷蔵庫はない、トイレは共同、洗面台に混合水洗はない・・・。
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【⑦うるさい】 夜行バスと違って車内を動けるのは鉄道のメリットだが、デメリットにもなる。出入り口付近に座っていると、通路を歩く人が開閉するドアの音が気になって仕方がない時がある。またこればかりは運だが、車内で乗り合わせた人たちの会話が騒がしかったり、ときどき“変なおじさん”がいたり・・・。
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【⑧夜行減って旅も減り】 夜行列車だからこそ降り立つことができた駅が、今となっては懐かしい。夜行列車が軒並み廃止となり、週末旅行の回数は減ったし、新幹線では行けない夜行列車が停まる駅への訪問も減ってしまった・・・。
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撮影地 山口県下関市竹崎町

 

 

 

 

 

△紀行日 乗車列車 カメラ
 ①2005/1/1~1/2 さくら[東京→長崎] Canon PowerShot S1 IS
 ②2002/8/12~8/13 はくつる[上野→青森] FUJIFILM FinePix4500
 ③2008/12/30~12/31 はやぶさ[熊本→東京] Canon PowerShot S3 IS
 ④2006/4/30~5/1 銀河[東京→大阪] Canon PowerShot S3 IS
 ⑤2005/1/1~1/2 さくら[東京→長崎] Canon PowerShot S1 IS 
 ⑥2005/1/1~1/2 さくら[東京→長崎] Canon PowerShot S1 IS 
 ⑦2003/4/30~5/1 なは[新大阪→西鹿児島] FUJIFILM FinePix4500
 ⑧2005/1/3~1/4 あさかぜ[下関→東京] Canon PowerShot S1 IS

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※『復活してほしい夜行列車』シリーズ
 (1)夜行列車 旅が味わえる魅力
 (2)夜行列車 週末に遠出できる魅力
 (3)夜行列車 早朝から動ける魅力
 (4)夜行列車 気軽に使える魅力
 (5)夜行列車 安心して寝られる魅力
 (6)夜行列車 旅の機会が増える魅力
 (7)夜行列車 利用者からみた欠点
 (8)夜行列車 鉄道会社の事情
 (9)夜行列車 これからの夢
(10)夜行列車 個人的な興味 [1] [2] [3]

(11)思い出の ムーンライトながら
(12)思い出の ムーンライトえちご
(13)思い出の ムーンライト信州
(14)思い出の 夜行急行はまなす
(15)思い出の 夜行特急まりも
(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
(18)思い出の 寝台特急北斗星
(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

(21)思い出の 夜行急行能登
(22)思い出の 寝台特急北陸
(23)思い出の 寝台急行きたぐに
(24)思い出の 夜行急行ちくま
(25)思い出の 夜行急行アルプス
(26)思い出の 寝台急行銀河
(27)思い出の 寝台特急あさかぜ
(28)思い出の 寝台特急さくら
(29)思い出の 寝台特急はやぶさ
(30)思い出の 寝台特急出雲

 

 

 

 

 

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60_夜行紀行」カテゴリの記事

コメント

寝台券だけでもビジネスホテル並みというのは確かに高いです。
ですが、時代のニーズに対応した車両を投入した「サンライズ瀬戸・出雲」は健在です。

そのサンライズも運行開始から20年以上となり、今後の動向が気になります。

★ MIRUMIRU 様
あらためて東京-高松をバスと比べてみました。
・琴平バス/四国高速バス 8,900~10,400円
・サンライズノビノビ座席 14,840円
 (乗11,540+特3,300)
・サンライズソロ 21,440円
 (乗11,540+特3,300+寝6,600)

ノビノビだと、プラス5,000円を安心料+フルフラット代+2時間早い代とみなせるかどうかですね。
ソロは、個室とはいえやはり特急料金も含めて高すぎるいうのが実感です。。

今後、寝台車を復活するにあたって、どのような層をターゲットにするかは
難しい問題になるとおもいます。

一人で利用するなら良いかもしれませんが家族で利用すると高いかな
とおもいます。

交通機関の位置の中で寝台列車をどの位置に置くかを考察しないといけない
と思われます。

★汽車空間さん
やっぱり夢はこうなりますね^^
・ななつ星クラス…旅好き富裕層向け
・トワイライトクラス…北海道・九州への旅人向け
・サンライズクラス…幹線を夜移動したい人向け
・ムーンライトクラス…若年層・18きっぷ族向け

トワイライトは閑古鳥が鳴いたわけではなく、サンライズも20年たって好調のようなので、やる気を期待したいです。

こんばんは。夜行列車に対する思いが高く感心して読んでいます。
デメリットを私も挙げます。『多様性による時代の変化』に鉄道会社はついていけなくなり夜行列車が衰退したのではと考えます。

1、窓があかない→これ、コロナ禍では重要です。換気ができないのは困ったものです。
2、携帯が充電できない→若者はケータイ重視です。充電ができないと・・・ね
3、プライバシーが保てない→治安の面から重要です。小田急線でありましたね。犯人は捕まりましたけど。
4、値段が高い→これ重要。ただでさえケータイにお金を割いているのにましてやそれ以上の金額を使うのかなと思います。
5、駅まで行くのが面倒くさい→家族連れ、それも荷物が多いと もー大変です。それなら自動車で行ったほうがいいやとなります。
6、なかなか寝付けない→3にプラスして減光しない、いつもと違う態勢で寝なければならない→つらいです。
7、SNSの発達によりそこに行かなくても情報が入る→旅行気分が失せるしいかなくてもいいやとなる。
8、そもそも必要がないから利用しない→1年のうち何回旅行をするのか。0の人も多いはず。2と7の理由もあるかもしれません。ブロガーさんはどのくらいの頻度で利用しているのでしょうか。毎週末でしょうか。
今は移動するなと言われているのにさすがに夜行を使ってまで、はリスクが伴います。
夜行列車を使っての旅行は平和産業だったのです。夜行を使ってまで行けたのはある種贅沢だったのです。その贅沢がコロナによって根底から覆ってしまったのです。
9、ダイバーシティ―(多様性)により夜行列車の価値が低くなった。→高速道路の発達、LCCの登場、飛行機会社の早割制度の拡充
ビジネスマンも経費節約で乗らない、夜行に乗ると勤務になるのかな?企業側の都合もあるのかもしれません。

★佐藤 博樹さん
ご覧いただき、ありがとうございます。

こちら関東住まい・現在車なし・鉄道愛好者と、いわば偏った利用者の感想ですので、一般的な視点を拝見しましてあらためて夜行列車にはデメリットも多いことを痛感しています。
シリーズ記事に加えたいくらいの9項目について、私も思い起こしてみます。

>1、窓があかない
→サンライズでも、常時換気とはいえ直接外気は感じようがないことに、以前とは違う不安を感じました。
>2、携帯が充電できない
→携帯を洗面所で充電している姿がブルトレ最終期で見られましたが、当時でも致命的に近かった気がします。
>3、プライバシーが保てない
→夜行バスが夜行列車と治安面で安心感が違うのは、やはり全員が運転手の視野に入るからでしょうか。
>4、値段が高い
→道路と違い自前の線路を持つとはいえ、サンライズが夜行バスの倍になるのは納得感がないですね。
>5、駅まで行くのが面倒くさい
→確かにそうなのでしょう。当然現地でも二次交通が要りますし、公共交通はもっと連携してほしいです。
>6、なかなか寝付けない
→保安面からか減灯しない夜行は減点です。学生の頃は座席夜行も平気でしたが、今はフルフラット必須になりました。
>7、SNSの発達によりそこに行かなくても情報が入る
→手元で全てがわかり、全てがスマホで終わります。鉄道会社がいくら旅をPRしても太刀打ちできないでしょう。
>8、そもそも必要がないから利用しない
→自分の場合、夜行列車は季節ごとに乗りました。旅に出ると気分が晴れますが、今は出るのにも悩みます。
>9、ダイバーシティ―(多様性)により夜行列車の価値が低くなった。
→競合の成長で、本当に相対的に魅力が下がりました。愛好者としてはなんとか存続を願っていますが・・・。

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