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2021/08/21

復活してほしい夜行列車(10) 個人的な興味[1] エンジン音・車内放送・エビ寝・夜行ターン・・・

 何はともあれ復活してほしい夜行列車。

 全国で毎晩走っていた夜行列車には、人それぞれ興味や思いがあることでしょう。

 シリーズ第10回は「個人的な興味」その1、床下のディーゼルエンジン音・味わい深い車内放送・台風接近中でも出発・他会社列車乗り入れ・ボックス席でエビ寝・夜行ターン・窓が開いた頃・真夜中の車窓から、です。

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【①床下のディーゼルエンジン音】 実際に乗るときにはエンジン音けたたましい車両は避けたものだが、14系座席車「DMF15HZ-G」のエンジン音はいつしか旅の友になった。久々にあの音を聞くと、旅人たちで熱かった夜行の旅がよみがえり、気持ちが高ぶる。
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撮影地 青森県青森市

 

 

 

【②味わい深い車内放送】 “ハイケンスのチャイム”が2回鳴ってから始まるおはよう放送など、夜行列車の車内放送には流儀があったようで味わい深かった。長い年月で洗練された放送に、どれだけの旅人が世話になったことだろう。なお道内では、増結があった場合に「まし」1号車などと言っていたのも印象的だった。
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【③台風接近中でも出発】 高校1年の夏に鉄道研究部で南紀合宿があり、銀河51号の14系座席車で西へ向かった。台風接近を皆覚悟のうえ出発すると、案の定大井川手前の島田駅で6時間45分停車。有り難いことに朝はパンの配給があったりして、結局浜松から新幹線へ振替になった。災害が多発する近年とは比較できないが、最大限運行を確保していた国鉄の尽力を感じる。
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【④他会社列車乗り入れ】 分割民営化後にも、あるときまで東京駅でも九州の制服が見られたりした。担当エリアを越えて終点まで同じ乗務員に見守られるのは、長い時間乗車する乗客の気持ちも解ってくれるだろうし、利用者思いだった気がする。
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【⑤ボックス席でエビ寝】 座席車で一晩をどう過ごすかは人それぞれだが、空席があれば自分はいつも横になる派だった。ボックスを“がめる”ことができて“エビ寝”スタイルで横になるのが最高だが、横2席でも足を曲げて上半身を横にすると寝られた。
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【⑥夜行ターン】 周遊券エリア内では、夜行列車を途中駅で折り返して宿代わりにすることもあった。とくに使えたのは北海道の新得、名寄、上川ターン。ターンするかは混み具合で判断していたが、まだ若く気ままな旅だったからこそできた技だった。。
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【⑦窓が開いた頃】 高校2年の夏は北陸合宿になり、越前51号の12系座席車で出発した。ボックスシートでトランプをしながら過ごしていたが、碓氷峠にさしかかり窓からの風は次第に涼しくなってきた。トランプが終わっても夜景の興味は尽きず、結局妙高高原を過ぎるまで寝られず。乗り物では風を感じたいこともあるが、今や列車ではなかなか得られない望みになった。
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【⑧真夜中の車窓から】 夜行列車から景色は見えないが、それでも窓の外を見続けてしまう。追い越す通勤電車が減ってきて、やがて街の灯りはまばらになる。人気のない駅にいくつか停まり、ひたすら一晩走り続ける。こんな貴重な経験を、これからも重ねて行きたい。
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 今では夜行列車はないのが当たり前になり、選択肢として浮かぶことも少なくなってしまいました。。

 それでも、これからも夜行列車の魅力について記録を続けたいと思います。

 

 

 

 

 

△紀行日 乗車列車 カメラ
 ①2016/2/13~14 はまなす[青森→函館] Canon EOS 6D
 ②2004/8/8~8/9 はまなす[青森→札幌] Canon PowerShot S1 IS
 ③2005/1/1~1/2 さくら[東京→長崎] Canon PowerShot S1 IS
 ④2008/12/30~12/31 はやぶさ[熊本→東京] Canon PowerShot S3 IS
 ⑤2016/2/13~14 はまなす[青森→函館] Canon EOS 6D 
 ⑥2016/2/13~14 はまなす[青森→函館] Canon EOS 6D 
 ⑦2002/10/11~12 ムーンライトえちご[大宮→村上] FUJIFILM FinePix4500
 ⑧2017/12/31~2018/1/1 サンライズ瀬戸[横浜→琴平] Canon EOS Kiss X9

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※『復活してほしい夜行列車』シリーズ
 (1)夜行列車 旅が味わえる魅力
 (2)夜行列車 週末に遠出できる魅力
 (3)夜行列車 早朝から動ける魅力
 (4)夜行列車 気軽に使える魅力
 (5)夜行列車 安心して寝られる魅力
 (6)夜行列車 旅の機会が増える魅力
 (7)夜行列車 利用者からみた欠点
 (8)夜行列車 鉄道会社の事情
 (9)夜行列車 これからの夢
(10)夜行列車 個人的な興味 [1] [2] [3]

(11)思い出の ムーンライトながら
(12)思い出の ムーンライトえちご
(13)思い出の ムーンライト信州
(14)思い出の 夜行急行はまなす
(15)思い出の 夜行特急まりも
(16)思い出の 夜行特急オホーツク
(17)思い出の 夜行特急利尻
(18)思い出の 寝台特急北斗星
(19)思い出の 寝台特急はくつる
(20)思い出の 寝台特急あけぼの

 

 

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コメント

銀河、越前等は懐かしい名前の夜行列車です。

汽車空間も高校時代に、そんな夜行列車に憧れていましたが、
乗る機会もなく、大学生になって乗れるようなった次第です。

ちなみに初めて乗った夜行列車は、松本夜行でした。
こうしてむかしの写真を拝見していると記録を残す事は大事ですね。

ハイケンスのチャイムの車内放送は味わい深く、旅情を誘いますね。
West Express 銀河でもハイケンスのチャイムが使われているそうで、受け継がれてよかったです。

夜行列車は客車列車に乗ることのできる機会でもありましたが、ゆっくりとした加減速や、静かな走行音が印象に残っています。

★ 汽車空間 様
列車旅のスタートが夜行列車だったのですが、その後も夜行列車人生?を歩むことになるとは思いもつきませんでした。。

写真以外にこれほど鮮明な記憶は保持できないのは確かで、とにかくスマホでも何でも撮っておいたほうがいいんでしょうね。

★ MIRUMIRU 様
よく国鉄は、多くの人が聞きやすい普遍的なチャイムを全国統一に広められたものだと思います。
心地よいモノなのかよくわからない・・・今の東海道新幹線のチャイムなどを聞いていると、余計そう思ってしまいます。。

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