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2021/05/29

高輪ゲートウェイ駅が初めて迎えた師走

 話題を呼んだ山手線「高輪ゲートウェイ」駅へ、やっと12月に行ってきました。

 どちらかというとカタカナ駅やひらがな駅にはなじめないのですが、新駅を見ると新しい街の入口となるべく造られた意気込みは伝わってきました。

 今日は「高輪築堤」を管総理大臣も見学されたそうですが、それほどの明治時代の鉄道築堤が車両基地に埋もれていたとは意外でした。こうなったら、新駅「高輪ゲートウェイ」には未来への入口を目指すとともに、近代日本への入口にもなってほしい気がします。

 

 

 

▼見通しがきくコンコースと折り紙屋根が見事。未来派のお面をかぶったような、山手線E235系とも似合う。
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撮影地 東京都港区港南2丁目

 

 

 

▼さすがに師走の22時過ぎともなると、広々としたホームに利用客はまばら。
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▼きっぷ売場は設けられたが、このコンパクトさ。近い将来のICカード・モバイルonlyも見えてきそう。
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▼一足先にこちらはキャッシュレスになった駅ナカ店舗。
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▼未来志向の駅だが、明朝体に歴史を表したのだろうか。だとしたら高輪築堤の発見はそれにふさわしい出来事。
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▼鉄道開通時は海だったという駅前の闇に、高輪築堤が眠る。できる限り長い区間が保存されてほしい。
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▼ホーム床面は上質感がある木目調。上屋の鉄骨も凝った造りをしている風に見える。
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▼ホームから電留線が近くに見えるのはうれしい。乗り場案内板に、新種の白地が登場していた。
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△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2020/12/19(土)

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コメント

私はまだ行ったことがないのですが、想像以上に未来的な駅で、よく仕上がっていると感じました。
今後、駅周辺の再開発が進んで大きく変貌を遂げていくのが楽しみです。
その一方で、高輪築堤の保存される範囲が120m程度にとどまるようで、少々残念ですが、日本の近代化土木遺産の象徴と位置付けられ、その高い歴史的価値が認められたことは喜ばしいです。もう少し広い範囲が保存されればよいのですが、どうなるでしょうか。

★MIRUMIRUさん
コロナ渦で難しいのかもしれませんが、記録保存するとしてもその前に、全体を自由に見学できるよう公開してほしかったです。

それにしても、車両基地になっていたおかげで温存されたのは幸いでした^^

記者空間もまだ通過するだけで降りたことがありませんが、駅前の再開発が気になります。

難しいことですが土手は保存してレプリカでも良いので当時の汽車が走れば、面白い施設
になるかもしれません。

それにしても意外な物が地中からでてきたのが驚きです。

★汽車空間さん
近代日本の遺構を残してほしいことと、忘れたくないのは田町電車区・東京機関区の記憶です。

日本の鉄道にとって由緒ある地ですから、何かしら後世に伝えるものがほしい気がしますね。

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