東武線14系客車にはブルートレイン色青20号が似合う
東武線の14系客車が、ぶどう色2号に塗装変更されるそうです(5月26日発表)。
一般観光客にもわかりやすい「鉄道産業文化遺産」の活用という意味では理解できますが、私たち14系世代にとっては「昭和レトロ・ノスタルジー」がまさに今までの青20号であり、塗装変更は個人的には少し残念です…。
またいつの日か、編成そろってブルートレイン色の青20号を復刻してほしいものです。
※関連記事 東武線でよみがえった14系客車列車 下吉田駅から富士山を見上げる14系ブルトレ「富士」 これからも富士山麓を走る富士急行線と富士山麓にいる14系
▼下今市構内で待機する14系客車。原色のまま東武線に移籍したのがうれしかった。
▼下今市に入線する14系客車列車。国鉄の鉄道遺産が私鉄線に継承されたのが頼もしかった。
▼この塗色も国鉄車両の遺産であり、黒い蒸機にブルーの客車は全然悪くないと思うが…。
▼私鉄の駅鬼怒川温泉で、かつては当たり前だった国鉄塗装同士が並んだ。何とも信じられない光景。
▼東武線も私企業である以上、茶色い客車の方が一般受けするのなら、塗装変更も仕方ないのか…。
▼下今市に戻った、艶やかで美しいオハ14 1。ブルーモケットに白いカバーがかかった座席も14系らしい。
▼ついでにのぞいた鬼怒川温泉カウンターには、天虎工業の日付印字器が残っていた。これも貴重な生きる鉄道遺産。
撮影地 栃木県日光市鬼怒川温泉大原
△カメラ Canon EOS KissM
△レンズ EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM
△紀行日 2018/3/25(月)
▽Webサイト 線路端紀行
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コメント
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とりあえず、1両のみぶどう色2号に変更とのことですが、今後は全車両が塗り替わるようですね。
塗色変更の理由は理解できるのですが、14系にぶどう色はあまり似合わないように感じます。
ぶどう色が似合うのはやはり旧型客車であり、14系には青20号と白帯の原色が最も似合うと思います。
ですが、やはり主役はSLのC11ということかもしれませんね。
投稿: MIRUMIRU | 2021/05/29 22:30
★MIRUMIRUさん
個人的には客車ばかりを狙ってしまいますが・・・確かにここでの主役は蒸機なのでしょう(^^;
労力かけた動態保存が有り難いことには変わりなく、あまりわがまま言ってもいけませんね。。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2021/05/30 13:23
私事でありますが、鬼怒川温泉のSLは何が凄いかというと、やはり客車が凄いと思う事で
今回の塗装変更は新しい試みだと理解しています。
東武鉄道はまだ他に複数の客車がありますので、大丈夫かとおもわれます。
今、改造している12系客車がどうなるか気になります。
投稿: 汽車空間 | 2021/05/30 20:48
★汽車空間さん
世代的に蒸機よりは14系客車の方が近いので、塗装変更にはつい注目してしまいました。
発表にも「多様な楽しみ方を提案」とありますので、長い目で応援していきたいと思います。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2021/05/31 00:32