新千歳空港にも近いのに、さらば千歳線美々駅(2017年廃止)
千歳線美々駅を訪れてきました。(2016年訪問)
以前から奥白滝駅のように散発的に駅が廃止になることはありましたが、とうとう集中的に進められるようになってしまいました。
今まで普段のうちに訪問できていなかったのが悔やまれます。
※関連記事 さらば石勝線東追分駅 さらば函館本線蕨岱駅 さらば函館本線姫川駅 さらば根室本線幾寅駅
▼なぜ廃止になるのか不思議なくらいし新千歳空港までほど近かった千歳線美々駅。なくしてしまうには惜しい駅名だった。
撮影地 北海道千歳市美々
▼とても廃止になるとは思えなかった、幹線規格の2面3線ホーム。しかしホームには黄色い点字ブロックはおろか白線すら見られない。左の鉄塔は空港関連の施設だろうか。
▼跨線橋にもホームにも、屋根はまったく設置されていなかった。
▼ここは千歳市。植苗には写真撮影に降りたことがあるが、美々は今回クルマで訪問したのみとなった。
▼簡易ICカード読取り機もあった。当然ICカードは入場券として使えないので、入るにはそのまま失礼するしかない。。
▼「見張員5厳守」というのははじめて見た。高速列車が行き交うなかでの線路工事はそれこそ命がけだろう。
▼携帯電話アンテナ以外何もない感じの駅前。これでは廃止も仕方ないか・・・。お疲れさま、さらば千歳線美々駅。
△カメラ Canon EOS 8000D
△レンズ EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM
△紀行日 2016/8/15(月)
▽Webサイト 線路端紀行
« さらば江差線江差駅、最終日は大にぎわい(2014年廃止) | トップページ | さらば釧路の太平洋炭鉱専用貨物線(2019年廃止) »
「11_北海道」カテゴリの記事
- 市役所と市街地に近づくも1面2線にスリム化された無人化前の室蘭駅(2024.10.05)
- 宗谷本線抜海駅で何十年も耐えてきた最北の木造駅舎もこれまでか(2024.09.20)
- 列車交換できる最北の無人駅抜海がまさか棒線化されて廃止とは(2024.09.07)
- 留萌本線峠下の木造駅舎は最後まで堂々として(2023年廃止)(2024.04.21)
- 函館のキハ40は国鉄青モケットボックスシートが落ち着く(2023.12.02)
コメント
« さらば江差線江差駅、最終日は大にぎわい(2014年廃止) | トップページ | さらば釧路の太平洋炭鉱専用貨物線(2019年廃止) »
電化された路線で駅が無くなるのは衝撃です。
北海道の鉄道の経営が厳しさが伝わってきます。
やはり、政府は本格的な支援をしなければなりません。
投稿: 汽車空間 | 2020/05/03 15:30
★ 汽車空間さん
趣味的にはつらいのですが、もっと柔軟に駅の改廃を、需要をつかみに行ってほしいと思いますね。
例えば、室蘭本線脇の「イオンモール苫小牧」前に新駅をつくるとか。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2020/05/03 21:57