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2020/05/03

さらば釧路の太平洋炭鉱専用貨物線(2019年廃止)

 釧路の太平洋石炭販売輸送臨港線が、昨年2019年6月で廃止されてしまいました。

 以前から鉄道の原点ともいえる石炭輸送は気になっていて、2003年に釧路を訪れ春採から知人(しりと)まで歩いてきました。

 あいにくの天気でしたが、日本最後になった石炭輸送専用線の線路端を歩けたのは幸いでした。

※関連記事 貨物線沿いを春採湖畔ダートから太平洋岸まで

 

 

 

▼「まりも」で着いた釧路駅からバスで春採に向かった。意外なところで線路を見つけると、心は躍る。炭鉱の貨車への石炭積載施設は、もはや日本で唯一だったのかもしれない。
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撮影地 北海道釧路市春採8丁目

 

 

 

▼日曜日だったが、今日も石炭列車は動いているようだった。堂々たる姿に魅了される。釧路市内では身近なシーンだったのだ。
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▼手前はボタ山だろうか。採掘量の減少とあっては専用線廃止も仕方ないのだろうが、炭鉱の鉄道が消えていくのはやはり寂しい。
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▼春採の選炭所を出ると、専用線は春採湖畔をゆく。ダートと併走するのが北海道らしい。
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▼春採から知人を目指す石炭輸送列車。日本でもこのような光景がまだ残っていたとは。
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撮影地 北海道釧路市春採1丁目

 

 

 

▼春採湖畔を過ぎると、千代ノ浦、弁天ヶ浜と太平洋岸沿いの住宅地をゆく。
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▼釧路市内とは思えない、霧に煙る太平洋岸沿いに出た。
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▼そして終点、知人の貯炭場で石炭を下ろし、折り返す石炭輸送列車。また天気がいい日に再訪でもと思っていたが、16年後に廃止を迎えてしまった。お疲れさま釧路の専用線、さらば太平洋石炭販売輸送臨港線。
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△カメラ Canon PowerShot A70
△紀行日 2003/8/12(日)

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コメント

行ってみたい場所ではありましたが、実現しませんでした。
北海道の鉄道といえば、石炭を積んでいる列車が走っているイメージがありますが
もう思い出の一枚になってしまいました。
やはり海外から輸入したほうが安上がりなのでしょうか。

★ 汽車空間さん
海外より割高だろうにもかかわらず、よく日本で炭鉱が残っていたものです。

なおこの時期はナロー専用線が残っていたらしく、行けなかったのが心残りです。
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2012/05/post_300.html

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