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2020年5月

2020/05/31

道路併用橋だった長野電鉄村山橋が鉄道専用橋になっていた

 長野電鉄は2020年5月30日に創立100周年とのことで、おめでとうございます。

 長電というと小学生のときに湯田中へ泊まりに行ったことがあり、昔から気になる線なのです。

 近年の長電で一新されたといえば、千曲川を渡る「村山橋」。大正15年完成の旧橋は道路併用橋として有名でしたが、なんと新橋も併用橋なりました。今回は、2008年に道路が先に切り替わり、鉄道だけが旧橋を走っていた2009年を思い出してみましょう。

※関連記事 信濃路を走るHiSEロマンスカー 高社山の麓をゆく長電は日比谷線電車

 

 

 

▼長野側の旧村山橋への線路取り付け状況。新村山橋になってこの取り付け区間も撤去された。
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撮影地 長野県長野市村山

 

 

 

▼この頃は新旧村山橋が並んでいた。河口まで200キロでこの広さとは、まさに日本イチの大河。
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▼旧村山橋は鉄道専用になっていて、車が通らない車道を歩いてみたくなる。東急田園都市線からの8500系は新鮮だった。
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▼残念ながら旧村山橋は通行止めになっていたが、堤防道の踏切はまだ開閉していた。
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▼大河を越える長大橋りょうのため、長野県との共同架け替えになったのだろうか。
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▼新村山橋では新しい軌道の設置が進んでいた。鉄道は単線のままで、国道は4車線化。地方都市の需要を物語る。
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▼須坂側の旧村山橋への線路取り付け状況。なんとPCマクラギとなっていて豪華な仮線。
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▼道路と併用だった頃、恐る恐る車道を歩いたことを思い出す。お疲れさま、さらば旧村山橋。
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△カメラ Canon EOS Kiss Digital N
△レンズ EF-S17-85mm F4-5.6 IS USM
△紀行日 2009/2/28(土)

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2020/05/30

東横線渋谷かまぼこ屋根高架駅の地下化まであと180日

 いよいよ今日明日の工事で、埼京線渋谷駅のホームが山手線に接近します。(2020/2/18発表

 これが実現出来るのも、2013年3月に東急東横線の渋谷高架駅が地下化されて、空間ができたおかげでしょう。

 今回は地下化まであと180日になった、かまぼこ形屋根の東横線渋谷駅を思い出してみます。

※関連記事 さらば東急桜木町 さらば高島町 さらば高架横浜 さらば地上反町 東急桜木町切替一夜 あと2週間かまぼこ屋根 渋谷地下化まで180日(今ここ) 駅前の東急5000系青ガエル 9年たった東横線跡地

 

 

 

▼渋谷終着の電車から降りてくる人々の群れは、大動脈ターミナル駅としての迫力があった。
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撮影地 東京都渋谷区渋谷2丁目

 

 

 

▼朝はどれだけの人々が集中するのか、ズラリと並んだ渋谷駅の自動改札。
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▼直結軌道だった、東横線渋谷駅1番線で発車を待つ9000系。
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▼東横線渋谷駅1番線からは駅前広場が見渡せた。かまぼこ形屋根と連なったメガネ形側壁も特徴的だった。
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▼一方で、渋谷駅横浜寄りのホーム先端は意外にも青空のもとにあった。
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▼東急線では好きな電車の顔が並んだ。みなとみらい線車両の窓下グラデーションがセンスいい。
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▼折り返し元町・中華街行のドアが開く。当時は当たり前だったがすべてが始発電車だった。
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▼ATC化後も、出発信号機のポールだけが残っていた。お疲れさま、さらば東横線渋谷高架駅。
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△カメラ Canon EOS Kiss X3
△レンズ EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2012/9/17(月)

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2020/05/18

小田急鉄道展2018で見たLSE7000形最後の晴れ姿

 今年2020年の「小田急ファミリー鉄道展」ですが、やはり中止だそうです。

 秋にでもと思うのですが・・・、とにかく残念です。

 何とも悔しいので、せめてここでは小田急ファミリー鉄道展2018で見た、LSE 7000形ロマンスカーを思い出してみましょう。

※関連記事 さらばロマンスカーVSE 営業開始2日目のVSE ロマンスカーミュージアムで再会 さらばぼくらのLSE 21世紀を走ったSE 鉄道展2015は8000形

 

 

 

▼1980年登場、当時鉄道ファンの話題をかっさらった小田急ロマンスカーLSE 7000形。
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撮影地 神奈川県海老名市めぐみ町

 

 

 

▼まさにロマンスカーNSE 3100形の正常進化型。NSEに慣れすぎていた当時は、多少の違和感は感じたが。
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▼斬新なスタイルだったが、塗装はSSE・NSEとお揃いに。
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▼未来を感じさせたスタイル。そういえば「鉄道ファン」No.239の新車ガイドも力が入っていた。
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▼良いものは古くならない、というのは本当だった。
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▼バランスよく奇をてらわず、伝統を引き継ぎ、それでいてスピード感を感じさせる。誰がデザインしたのだろう。
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▼次世代車両が本線を駆け抜けてゆく。LSE 7000形の時代は去ってゆく。
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▼誰からも好かれた名車両。もう11連の晴れ姿は今日が最後だろう。ありがとうLSE、さらばぼくらのLSE 7000形。
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△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2018/10/21(日)

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「秋のレジャートレイン」が発車していった片瀬江ノ島駅

  片瀬江ノ島駅の新駅舎工事完成予定だった5月になりました。新駅舎へ近々訪問出来ることを期待しつつ、特徴あった元々の駅舎を思い出しておきましょう。

 今回の写真は、2004年11月です。千代田線直通「秋のレジャートレイン」が動くというので行ったらしく、そのようなネームドトレインが走ったことをすっかり忘れていました・・・。

※関連記事 クリスマス前の片瀬江ノ島 片瀬江ノ島駅ナカのクラゲ水族館

 

 

 

▼天気はすぐれないものの、片瀬江ノ島駅に降り立った。「秋のレジャートレイン」は指定日運行だから仕方ない。。
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撮影地 神奈川県藤沢市片瀬海岸

 

 

 

▼ロマンスカー「えのしま」が、夕方の帰り客をひろっていく。
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▼「綾瀬」行の表示が登場していた。まだまだ馴染みの「小田急顔」が幅を利かせていた頃、今や隔世の感がある。
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▼赤い木組みの上屋が、片瀬江ノ島駅らしかった。小田急線ではここと参宮橋くらいか。
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▼そして本日のメインイベント「秋のレジャートレイン」1000形が登場。ヘッドマークを取り付けて、慌ただしく折り返し発車していった。
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▼改札口の外へ出てみる。ちょうどブルーモーメントでライトアップが映えて、素晴らしい頃になっていた。
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▼昭和初期の開業時から、この駅舎だったらしい。何種類の電車を迎えたことだろう。
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▼片瀬江ノ島には何度となく訪れてきたが、当たり前だと思っていた駅舎が変わる時代が来ようとは。ありがとう、さらば片瀬江ノ島旧駅舎。
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△カメラ Canon PowerShot S1 IS
△紀行日 2004/11/13(土)

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2020/05/03

さらば釧路の太平洋炭鉱専用貨物線(2019年廃止)

 釧路の太平洋石炭販売輸送臨港線が、昨年2019年6月で廃止されてしまいました。

 以前から鉄道の原点ともいえる石炭輸送は気になっていて、2003年に釧路を訪れ春採から知人(しりと)まで歩いてきました。

 あいにくの天気でしたが、日本最後になった石炭輸送専用線の線路端を歩けたのは幸いでした。

※関連記事 貨物線沿いを春採湖畔ダートから太平洋岸まで

 

 

 

▼「まりも」で着いた釧路駅からバスで春採に向かった。意外なところで線路を見つけると、心は躍る。炭鉱の貨車への石炭積載施設は、もはや日本で唯一だったのかもしれない。
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撮影地 北海道釧路市春採8丁目

 

 

 

▼日曜日だったが、今日も石炭列車は動いているようだった。堂々たる姿に魅了される。釧路市内では身近なシーンだったのだ。
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▼手前はボタ山だろうか。採掘量の減少とあっては専用線廃止も仕方ないのだろうが、炭鉱の鉄道が消えていくのはやはり寂しい。
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▼春採の選炭所を出ると、専用線は春採湖畔をゆく。ダートと併走するのが北海道らしい。
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▼春採から知人を目指す石炭輸送列車。日本でもこのような光景がまだ残っていたとは。
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撮影地 北海道釧路市春採1丁目

 

 

 

▼春採湖畔を過ぎると、千代ノ浦、弁天ヶ浜と太平洋岸沿いの住宅地をゆく。
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▼釧路市内とは思えない、霧に煙る太平洋岸沿いに出た。
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▼そして終点、知人の貯炭場で石炭を下ろし、折り返す石炭輸送列車。また天気がいい日に再訪でもと思っていたが、16年後に廃止を迎えてしまった。お疲れさま釧路の専用線、さらば太平洋石炭販売輸送臨港線。
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△カメラ Canon PowerShot A70
△紀行日 2003/8/12(日)

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新千歳空港にも近いのに、さらば千歳線美々駅(2017年廃止)

 千歳線美々駅を訪れてきました。(2016年訪問)

 以前から奥白滝駅のように散発的に駅が廃止になることはありましたが、とうとう集中的に進められるようになってしまいました。

 今まで普段のうちに訪問できていなかったのが悔やまれます。

※関連記事 さらば石勝線東追分駅 さらば函館本線蕨岱駅 さらば函館本線姫川駅 さらば根室本線幾寅駅

 

 

 

▼なぜ廃止になるのか不思議なくらいし新千歳空港までほど近かった千歳線美々駅。なくしてしまうには惜しい駅名だった。
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撮影地 北海道千歳市美々

 

 

 

▼とても廃止になるとは思えなかった、幹線規格の2面3線ホーム。しかしホームには黄色い点字ブロックはおろか白線すら見られない。左の鉄塔は空港関連の施設だろうか。
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▼函館行スーパー北斗16号がフル速度で通過する。
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▼跨線橋にもホームにも、屋根はまったく設置されていなかった。
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▼ここは千歳市。植苗には写真撮影に降りたことがあるが、美々は今回クルマで訪問したのみとなった。
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▼簡易ICカード読取り機もあった。当然ICカードは入場券として使えないので、入るにはそのまま失礼するしかない。。
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▼「見張員5厳守」というのははじめて見た。高速列車が行き交うなかでの線路工事はそれこそ命がけだろう。
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▼携帯電話アンテナ以外何もない感じの駅前。これでは廃止も仕方ないか・・・。お疲れさま、さらば千歳線美々駅。
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△カメラ Canon EOS 8000D
△レンズ EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM
△紀行日 2016/8/15(月)

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