さらば江差線江差駅、最終日は大にぎわい(2014年廃止)
江差線が廃止になるというので、最終日に江差駅を訪れました。
あれから6年、GWに訪れようと思っていた札沼線新十津川駅が、昨日2020年4月17日で思いがけず営業終了してしまいましたが、普段の環境がいかに大事かという当たり前のことを改めて感じます。ここでは江差駅の最終日を思い出してみましょう。
かつて廃線などの最終日にはあまり行かなかったのですが、「横軽」や「東急桜木町」の最終列車を見送ってからは少し気持ちが変わりました。やはり地元利用者の気持ちが直接感じられ、長い歴史を閉じる日を見届けるのも悪くないなと思い始めたのです。
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▼江差線の終端部。中心市街地の手前にあり住宅エリアだった。目の前の駅を何人が使っていただろう。
撮影地 北海道檜山郡江差町陣屋町
▼函館6:53発江差行の列車から降り立つと、「ありがとう・さようなら江差線」歓迎の人の波が迎えてくれた。
▼ヘッドマークがお別れムードを高めていた。北海道新幹線開業まで廃止にはならないと思っていたが。。
▼終着駅が棒線化されてもう長いのだろう。貨物などを扱っていた痕跡は感じられない。
▼駅前には松寳丸 も出てお祭りムードで、人出が多かった。もう過去を振り返っても仕方がない、最終日を楽しもう。
▼松前線廃止時には、江差線の存続をうらやましがったものだった。しかし今や旧支庁所在地からはじめて鉄道が撤退してしまう。
▼ブームとなっていたゆるキャラがここでも登場。右の方は江差町の「しげっち」、左の方は??
▼またひとつ日本の終着駅が消えてゆく。お疲れさま江差線江差駅、さらば江差線江差駅。
△カメラ Canon EOS 6D
△レンズ EF24-105mm f/4L IS USM
△紀行日 2014/5/11(日)
▽Webサイト 線路端紀行
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