さらば日高本線大狩部駅、線路は波打ったまま(2021年廃止)
日高本線大狩部駅へ、2019年に訪れてきました。
列車が来なくなってからはや4年。それでも大狩部駅は、いつでも列車を迎えられるたたずまいを残していました。
2019年11月、日高本線の廃止容認が沿線7町で確認されたそうです。もうここで列車を見ることは、永遠にないのでしょうか・・・。
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▼あの震災以来、多くの海沿いの駅に海抜表示が見られるようになってきた。
撮影地 北海道新冠郡新冠町大狩部
▼待合所からホームに降りる。そのまま海に飛び込みできそう。。駅の施設はこれだけ。
▼きれいな砂利は現役の駅のよう。海を見下ろすホームではないけれど、ここも海に至近な駅と言っていい。
▼もう4年もの間、列車を待ち続けている駅名標。駅ナンバーと黄色い線が取り付けられることはなかった。。
▼普通の海辺なら北海道にはいくらでもあるけれど、日高本線が廃止になると海に面した駅はあと何駅になるのだろう。
▼国道が駅のすぐ裏を通るので、秘境駅というほどではない。思い出お~い日高本線。お疲れさま、さらば大狩部駅。
△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2019/8/13(火)
▽Webサイト 線路端紀行
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コメント
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汽車空間が日高線を訪れたのは、ちょうど10年前で 車窓から見える、海と牧場が印象的な路線でした。
災害とはいえ、地元の人達にとって残念で仕方がないという気持ちが、伝わってきます。
襟裳岬に次回に行くのは、いつのことか?
投稿: 汽車空間 | 2020/01/14 12:46
★ 汽車空間さん
もう本当に、各駅が絵になります。
最後まであきらめなかった浦河町を応援していたんですが…。
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2020/01/14 23:27