大宮鉄道博物館で見られる車両標記と字体
増設された大宮の鉄道博物館にやっと行ってきました。最新の新幹線E5系までがそろい、展示の幅が広がったようです。
車両に付いている各種の標記や字体を見ているだけでも、面白くキリがありません。
※関連記事 京都鉄道博物館で見られる車両標記と字体
▼大宮「鉄道博物館」の字体は細めなのが印象的。エントランスでまず急行型電車が迎えてくれるのはうれしい。
撮影地 埼玉県さいたま市大宮区大成町
▼秋葉原の旧交通博物館から移設された、修学旅行電車167系モックアップ。サボもレプリカなのかもしれないが、当時の字体と同じだろうか。
▼ボンネット特急ヘッドマークで唯一の漢字併記だった181系「とき」。格調があるというか手書き風というか、独特の平仮名字体。のちに絵入りヘッドマッーク化されたが、ボンネットには文字のみの方が似合っていた。
▼国鉄特急車両を飾っていたJNRマーク。これが付いているからこそ国鉄特急には格好良さを感じた。「こだま」の頃から速さと未来を感じせたに違いない。
▼急行型電車455系の車両銘板。国鉄型だったこちらの国鉄銘板はしっかり交換されていた。同じ「日本」にも字体の差を感じる。
▼一世を風靡した絵入り特急ヘッドマーク。登場以来車両・マーク共変わらずに現役最古なのは、今や「踊り子」だろうか。このスピード感ある平仮名字体が好きだった。最近の特急車両は、なんでヘッドマークを止めてしまったのだろう。
▼国鉄以来の新幹線車両採番ルールに則っていた、山形新幹線400系。車両形式が強調されたのは、この頃新鮮だった。
▼センセーショナルに登場して、あっという間に京浜東北線から去っていった209系(モックアップ)。この頃は意外と国鉄字体のスミ丸ゴシックに近かったようだ。「快速」の速そうな斜体字が好きだった。
▼展示のためにほぼ新造された東北新幹線E5系は、編成番号「U0」となっていた。業務用のためか無機質に表示されるのみ。札幌延伸に向かって、これからどんな車両や標記が登場するだろう。
△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2019/11/23(土)
« 名鉄空港線で「FLIGHT OF DREAMS」のボーイング787初号機を見に | トップページ | 京都鉄道博物館で見られる車両標記と字体 »
「13_関東」カテゴリの記事
- 間藤から足尾本山へ足尾線最奥廃線跡には腕木信号機が残る(2022.12.03)
- わたらせ渓谷鐵道の通洞から間藤は紅葉シーズン終盤(2022.11.20)
- 今なお残る米軍横田基地専用貨物線の踏切は6箇所(2022.11.20)
- 1面2線化された東武日光線板荷駅前には製材所と小商店(2022.11.05)
- 地下化まであと2週間になった東横線渋谷かまぼこ屋根高架駅(2022.10.23)
コメント
« 名鉄空港線で「FLIGHT OF DREAMS」のボーイング787初号機を見に | トップページ | 京都鉄道博物館で見られる車両標記と字体 »
カッコ良く見えるJNRのシンボルも、汽車空間が子供の頃なんて書いてあるか分からなくて、それがJNRのデザインであった事を知った時に関心した思い出があります。
私はJRのマークも見やすくて大好きです。
投稿: 汽車空間 | 2020/01/25 23:24
★ 汽車空間 様
確かに小さい頃は文字マークとは分からなくて、単なる幾何学マークとしてとらえていましたね(^^;
投稿: ひょうたん山@管理人 | 2020/01/26 13:39