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2019年12月

2019/12/28

続・さらば経堂ジョイフル

 小田急「経堂ジョイフル」の2008年閉店から、はや11年がたちました。

 跡地に建った「経堂コルティ」はオシャレなのですが、心地よかったジョイフルも時には思い出したくなります。

 

 意外とジョイフルの前回記事は、このブログの「人気記事ランキング」(スマホ版)に上がることがあり、検索は途切れないようなのです。そこでもう少し当時を思い出し、今回は地下1Fから3Fまでのジョイフル各売場を振り返ってみましょう。

※関連記事 さらば経堂ジョイフル 小田急経堂検車区跡地 ようこそ経堂コルティ

 

 

 

▼経堂ジョイフルは1971年開業、2008年閉店。閉店前の営業時間は10時~20時、地下1Fのみ11時~22時だった。Odakyu OX 経堂店はこの頃24時間営業の表示が見えるが、その後短縮された。
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撮影地 東京都世田谷区経堂2丁目

 

 

 

▼いつもワクワクさせられていました!?
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▼正面入口を入ったところのジョイフル1F売り場。改装されていたので各階は何ら古びた感じはしなかった。
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▼1Fから2Fへ。改装後はホームが見えなくなったのが残念だった。以前なら1・4番線に各停が来たら、そろそろジョイフルを出ようかと判断できたのだが。。
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▼らせん階段を登ったところのジョイフル2F売り場。経堂らしい適度な広さの通路がよかった。
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▼経堂ジョイフル2Fフロアガイド。
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▼ジョイフル3F売り場。まだCDショップも生きていた。ビル中店舗だったので通路も夏涼しく冬暖かいメリットがあった。
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▼経堂ジョイフル3Fフロアガイド。
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▼まいにちが、いい感じでした!? 経堂ジョイフル地下1F案内パネル。
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▼何回か入ったラーメン「トントン」。検索すると、その後独立した店長が近所に店を構えたものの今は無いらしい。残念。。
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▼そういえば、たしか1Fには小田急経堂アパートの出入口もあった。青帯を見ると、小田急線通勤車両に巻かれたロイヤルブルーの太帯を連想してしまう。
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▼小田急線利用者には便利な昭和の駅ビルだった。ありがとう、経堂ジョイフル。さらば、経堂ジョイフル。
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△カメラ Canon PowerShot S3
△紀行日 2008/3/23(日)

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車両基地併設で終着駅らしかった長崎本線長崎駅地平ホーム

 長崎駅は2020年3月28日に高架化されることが、先日リリースされました。

 かつての西鹿児島駅がすっかり変わり果てた今、夜行列車がたどり着いていた終着駅の名残が感じられる貴重な駅でした。

 寝台列車も無くなり、この先新幹線開業で特急も廃止されたら、在来線の長崎駅は列車発着が寂しくなりそうです…。

※関連記事 開業日の新幹線長崎駅 嬉野温泉に新幹線 佐賀空港ルートのメリット 改称される肥前山口 電化/非電化区界になる肥前浜 小長井の架線も撤去 高架長崎駅の電化設備 武雄温泉から嬉野温泉へ 嬉野温泉の九州新幹線高架橋

 

 

 

▼改札口からは櫛形ホーム望むことができる。終着駅らしい地平ホームが便利でよかった。
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撮影地 長崎県長崎市

 

 

 

▼駅裏に回ると、起伏が激しい町並みと電車との対比が見えて、とても長崎らしい。どこかケバケバしくなった九州の車両だが、国鉄型を見ると落ち着く。
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▼昔ほどの有効長が必要なくなったのか、縮小した基地は駐車場スペースに侵食されていた。架線柱はそのままで車道を通すのは珍しい。
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▼駅に接するかつての長崎運転所。2005年の廃止までは寝台特急さくらが昼間休んでいたのを思い出す。高架長崎駅は客車列車が運用できない配線になってしまうのだろうか。
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▼在来線高架駅建設と平行して、手前では長崎新幹線ホームも基礎を構築していた。新大阪から直通で来られるようになれば、造る甲斐もあるというものだが。。
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▼駅に接していた車両基地。国鉄以来の駅風情がまた消えていく。確かに一等地だからもったいない、というのはわかるけれど。
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▼長崎へ行くときは連休が多いせいか、いつも賑わっているイメージが強い駅前広場。現在の駅ビルは残るという。
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▼心配なのは、長崎駅が高架化されると路面電車が遠くなること。将来の広島みたいに、駅ど真ん前まで伸ばせないだろうか。
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△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2018/5/5(土)

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2019/12/01

常磐線竜田駅が常磐南線北限だったころ

 いよいよ来春全通する常磐線。

 2016年の夏に、当時は竜田駅止まりだった‘常磐南線’に乗ってきました。

 

 

 

▼竜田駅で折り返し発車を待つ電車。いわき以北を走る5両のE531系は何となく違和感があるが、わざわざ仙台からE721系などを移動させるほどでもないのだろう。
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撮影地 福島県双葉郡楢葉町井出木屋

 

 

 

▼まだ健在だった、縦型駅名行灯。かつて地方でよく見かけた気がするが、最近は少なくなった。夜行列車から暗い車窓の中でも通過する駅名がわかるので、好きだった。国鉄規格だろうけど、いつの時代からあったのだろう。
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▼一時の利便のため、跨線橋を休止させて本線に仮歩道橋が設置されていた。
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▼しかしこの先はまだ不通。
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▼駅舎は昔ながらのもの。5年も人が途絶えていたことになる。
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▼常設に近い水準のバス停。代行バスに乗り継ぐ前に、あたりを少し歩いてみた。
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▼竜田駅北側の踏切。普段と何も変わらないように見えるが、5年も稼働していないことになる。
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撮影地 37°17'07.6"N 141°00'06.2"E

 

 

 

▼日本の動脈が途絶えている。特急が走った常磐線とは思えない。地元にとっても常磐線にとっても、長くしかしあっという間の5年間だった。2020年春の全線復旧と特急復活を、心待ちにしたい。
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△カメラ Canon EOS 8000D
△レンズ EF-S18-135mm f/3.5-5.6 IS STM
△紀行日 2016/8/13(土)

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JR川越発海老名行で相鉄・JR直通線開業日初乗り

 いよいよ相鉄・JR直通線が開業し、初日の川越線川越発海老名行に乗ってきました。

 予定より遅れたとはいえ、本当に開業になりました。幼い頃には想像もしなかった連絡線でしたが、まさか実現されるとは。

 長い間には世の中どうなるか分からないということを、つくづく実感します。

※関連記事 相鉄・東急直通線開業 羽沢横浜国大駅開業 もうすぐ相鉄・JR直通線開業 「相鉄前進」西谷 直通線工事が始まった

 

 

 

▼朝の川越駅にて。近年の相互直通開始時に感じた違和感がまた今回もありあり。川越発の相鉄線直通は、今回土休日に1本しか設定されなかったが、この大表示には圧倒される。それだけに将来への期待がかかる。海老名行き初列車は、7:03川越を発車した。
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▼自動車内放送は、もう当たり前のように「相鉄線内は特急です」と伝えている。かろうじて駅の肉声放送が、今日が初日であることを時折感じさせた。車内表示は終点までこのスタイルかと思いきや、羽沢横浜国大駅で相鉄線スタイルに切り替わるのは意外だった。
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▼羽沢横浜国大駅、注目の都心側分岐点。中央は東急線方面、両側がJR線方面。上下線からJR線・東急線へそれぞれ発車できそう。鉄道運輸機構新線の整然とした構築物とレールにしびれる。ただ、駅舎やホームに開業を祝す装飾は意外となかった。
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撮影地 神奈川県横浜市神奈川区羽沢南

 

 

 

▼羽沢横浜国大駅のコンコースに上がると、自分もその一人だがすごい群衆と長蛇の列ができていた。さすがに都市部にできた新駅の集客力は抜群で、鉄道ファンはほんの一部に過ぎない。駅前は、目立つものは環状2号線しかないが、将来はどうなるのだろう。印象的だったのは羽沢貨物駅の照明灯。
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▼羽沢横浜国大駅の番線案内。ズバリ川越方面と記しているが、川越行きは平日2本・土休日1本のみ。「方面」だからいいのか。。西谷駅の直通4番線の番線案内は「羽沢横浜国大方面・JR線直通」なので、ここが境界駅であることを感じさせる。確かに駅名標にも「浜」マークが。
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▼相鉄線内に入っても、E233系の天気予報は川越・新宿・新木場のまま。まだ本数も少ないし、さすがにここまでは対応させないのかも。この3地点だけでも4度の寒暖差があるが、相鉄線内の気温は新宿と川越の中間くらいだろうか。それにしても、初日が快晴で良かった。
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▼相鉄線の停車駅案内は、JR直通線が入って一新された。東急線方面が開業すると、「相鉄・JR直通線」と「相鉄・東急新横浜線」併用になるのだろうか。上野東京ラインで呼ばれているように、単純に「JR線直通」「東急線直通」の方がわかりいいような気がする。
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▼川越から2時間10分、9:13海老名到着。小田急線のケイプアイボリーがまばゆい。半蔵門線や副都心線の時と違って、今回の相互直通運転は、JR線車両が私鉄に乗り入れるという点でとても新鮮。埼京線E233系は、これから海老名で常磐線E233系と時々顔を合わせるのだろう。相鉄線の夢はかなった。これからの発展を楽しみにしよう。
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△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2018/11/30(土)

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