« 新世代の箱根登山電車アレグラ号3000形に初乗り | トップページ | JR川越発海老名行で相鉄・JR直通線開業日初乗り »

2019/11/04

三陸鉄道へ移管予定の山田線磯鶏~宮古が全通を待つ

 山田線の復旧を翌年に控えた2018年7月、磯鶏から宮古へと歩いてきました。

 めでたく2019年3月に三陸鉄道として全通したと思ったら、先月の台風19号で再び不通になってしまいました。自然が相手とはいえ何ともやるせない・・・。今年の夏は行けなかったけど、再び開通したらすぐ乗りに行こうと思います。

※関連記事 盛岡発宮古行き最終列車 大船渡線盛駅にBRTバス 駅ナカ女川温泉ゆぽっぽ

 

 

 

▼6月12日に修繕が完了した磯鶏駅舎。あれから7年、今や辺りの民家にも跡形はないように見え、1メートル以上も浸水したとは思えない。

20180728_img_2372s
撮影地 岩手県宮古市磯鶏西

 

 

 

▼7月18日にレールがつながり、いよいよ9月11日にディーゼル機関車が入線するらしい。一時はもう復帰はムリかとあきらめかけていたが、こうして保守車両を見かけるだけでも嬉しい。
20180728_img_2377s

 

 

 

▼以前磯鶏駅からはラサ工業専用線が伸びていたからなのか、駅の横にSL公園があった。昭和51年に保存されたというこの9600も水に浸かっただろうが、無事生きながらえていた。
20180728_img_2386s

 

 

 

▼黒石踏切から。PCマクラギが敷きつめられていて、まるで新線のよう。気仙沼線や大船渡線もこうなってほしかった・・・。
20180728_img_2403s

 

 

 

▼「山田線第34閉伊川橋りょう」は、東日本大震災で11連ガーターのうち宮古側(写真の対岸側)の6連もが流失したとのこと。すっかり元通りになっているようだが、補修された跡がくっきり。
20180728_img_2415s

 

 

 

▼宮古駅は、まだ釜石側の線路に車止めがある。何はともあれ、山田線が線路として復活するのは本当にうれしい。地元の熱意の賜物だろう。
20180728_img_2430s

 

 

 

▼保守軽減のためなのか、最近の締結装置はパンドロール型が多い。パットの色は、左右の違いを目立たせるものなのか。
20180728_img_2426s

 

 

 

▼ひと駅歩いてみると年内にも開業できそうな感じだったが、三鉄への移管もあり念を入れて習熟させるのだろう。来春が待ち遠しい。
20180728_img_2435s

 

 

 

 

 

△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2018/7/28(土)

鉄道コム にほんブログ村 鉄道ブログ 鉄道写真へ

▽Webサイト 線路端紀行

 

 

 

 

 

« 新世代の箱根登山電車アレグラ号3000形に初乗り | トップページ | JR川越発海老名行で相鉄・JR直通線開業日初乗り »

12_東北」カテゴリの記事

コメント

大震災を乗り越え、三鉄としてようやく全通したのに、また不通になってしまい悲しいです。
黒石踏切からの写真は、本当に新線のようで感動しました。BRTにも良さはあるのかもしれませんが、やはり鉄路の復活がベストですね。
今年中の全線復旧は難しいようですが、再びディーゼルカーが快走する日が来ることを心待ちにしています。

せっかく莫大な費用を掛けて復活したので、地元に人だけでなく沢山の人達に乗ってほしいです。
ここの路線だけでなく、このようなローカル線はスイスの氷河特急のように
乗って楽しむ路線にしていくのも良いのではないかと思われます。
【三鉄で行く、美しい車窓とグルメの旅】というのは如何でしょうか。

★ MIRUMIRUさん
大震災からの復興はJR負担でしたが、さすがに移管後なので今度は災害補助金対象かどうかが気になります。

こちらも、がんばれ三陸鉄道!

★ 汽車空間さん
個人的にはローカル線列車で十分ですが、観光客には観光列車があれば喜ぶのでしょう。

三鉄の予算が厳しければ、北海道みたいに別の会社を募る手段もあるような気がします。

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

« 新世代の箱根登山電車アレグラ号3000形に初乗り | トップページ | JR川越発海老名行で相鉄・JR直通線開業日初乗り »

フォト
無料ブログはココログ