三陸鉄道へ移管予定の山田線磯鶏~宮古が全通を待つ
山田線の復旧を翌年に控えた2018年7月、磯鶏から宮古へと歩いてきました。
めでたく2019年3月に三陸鉄道として全通したと思ったら、先月の台風19号で再び不通になってしまいました。自然が相手とはいえ何ともやるせない・・・。今年の夏は行けなかったけど、再び開通したらすぐ乗りに行こうと思います。
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▼6月12日に修繕が完了した磯鶏駅舎。あれから7年、今や辺りの民家にも跡形はないように見え、1メートル以上も浸水したとは思えない。
撮影地 岩手県宮古市磯鶏西
▼7月18日にレールがつながり、いよいよ9月11日にディーゼル機関車が入線するらしい。一時はもう復帰はムリかとあきらめかけていたが、こうして保守車両を見かけるだけでも嬉しい。
▼以前磯鶏駅からはラサ工業専用線が伸びていたからなのか、駅の横にSL公園があった。昭和51年に保存されたというこの9600も水に浸かっただろうが、無事生きながらえていた。
▼黒石踏切から。PCマクラギが敷きつめられていて、まるで新線のよう。気仙沼線や大船渡線もこうなってほしかった・・・。
▼「山田線第34閉伊川橋りょう」は、東日本大震災で11連ガーターのうち宮古側(写真の対岸側)の6連もが流失したとのこと。すっかり元通りになっているようだが、補修された跡がくっきり。
▼宮古駅は、まだ釜石側の線路に車止めがある。何はともあれ、山田線が線路として復活するのは本当にうれしい。地元の熱意の賜物だろう。
▼保守軽減のためなのか、最近の締結装置はパンドロール型が多い。パットの色は、左右の違いを目立たせるものなのか。
▼ひと駅歩いてみると年内にも開業できそうな感じだったが、三鉄への移管もあり念を入れて習熟させるのだろう。来春が待ち遠しい。
△カメラ Canon EOS KissX9
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2018/7/28(土)
▽Webサイト 線路端紀行
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