なんと東武線に復活した、14系客車列車に乗ってきました。
最後の14系夜行急行「はまなす」廃止から2年足らず、14系客車がまさか栃木の東武鉄道で復活するとは。イベント列車とはいえ14系世代としてはうれしいことでした。今後は大井川鐵道でも、14系の復活をぜひ期待したいところです。
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▼下今市に降り立ってみると、この木製どっしりベンチ。まだ新しそうで模造というかレプリカ感はあるが、それでも本気度が伝わってくる。そして、ついに14系客車と感動の再会、よく来てくれたね。
撮影地 栃木県日光市今市
▼C11に牽引され、またDE10に押されて、下今市駅2番線に14系客車が入線した。客車ならではの“入線”。DE10との組み合わせも大はまりの14系客車だが、東武電車との対面は非常に新鮮。個人的には、14系は折戸ではなく引戸の500番台の方がなじみ深いのだが、このさいどうでもいい。
▼13時、「SL大樹3号」が下今市を発車。あの床下エンジンがうなりを上げて通り過ぎてゆく。私の夜行列車ナンバーワン“音の風景”といえば、この音。もう泣けてくるほど。蒸機やDLも貴重だが、14系客車のエンジンがこの先変わらずにいてくれるのか心配してしまう。
▼下今市駅の南側には、C11の車庫と14系の留置線が出来ていた。客車はここで洗浄するのだろうか。日光連山をバックに14系客車が走り始めるとはまったく想像できなかったが、末永く過ごしていってほしい。
▼鬼怒川温泉駅にて。ここでも似合うのは、リバティじゃなくてやはり14系客車。253系と顔合わせすることもあるだろう。なんともカオスになってきた。いっそ14系客車も、栗橋から新宿直通してみては!?
▼これこれ、14系客車デッキのフットライト。しっかり維持している。それにしても蒸機たけではなく、客車や駅舎・ホームにいたる設備まですべてを整備対象としていて、観光保存列車の思想が確立されているのを感じる。この先も予算が続きますように・・・。
▼蒸機がターンテーブルに行っている間、鬼怒川温泉ホームは14系客車の天下。エンジン音を聞きながらベンチでのんびり過ごせるのは、14系世代鉄ちゃんとして至福の時。
▼そんなに不自然には感じない駅前ターンテーブル。正月に三次に行ってきたところだったが、まさか鬼怒川温泉に移設されていたとは。本当に沿線は至れり尽くせりの設備になっており、14系客車の第二の人生にとっては幸せだろう。折にふれて訪れたいと思う。
ちなみにこの日初めて、EOS KissMをデビューさせました。
ミラーレスKissは、やはり小さくて持ち運びに便利。それでいて一眼レフEOSと変わらない安定した写り。ただ不便なのは、EVFをのぞいた瞬間に被写体が見えないこと、当たり前だけど電子画像でしか被写体が見えないことです。
外で電子画像を見ながら撮るのは違和感ありありで、やはり個人的には被写体を直接見て撮りたいです。そもそもこの目で見たものを写真に撮るわけで、最初から画像を見ていては・・・。こればっかりは、光学ファインダーの一眼レフと使い分けをするしかないのでしょう。
△カメラ Canon EOS KissM
△レンズ EF-M 15-45mm F3.5-6.3 IS STM
△紀行日 2018/3/25(月)
▽Webサイト 線路端紀行
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