金沢にも富山にも北陸新幹線があと111日でやってくる！

　高校時代に初めて北陸を訪れたときは、まだ旧型客車が走っていました。

　北陸にまさか新幹線なんて…、当時は夢のまた夢というか考えられなかった気がします。

　あれから30年、あと111日で北陸新幹線がやってくる！

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▼金沢駅は、新幹線を出迎える準備で大わらわのようだった。ここの新幹線高架橋は20世紀に造られていたから、さぞ開業を待ったことだろう。少し残念だったのは、駅コンコースにあった駅そば屋が無くなっているらしいこと。



　

▼金沢駅前には、いつからか立派な門が建っていた。その間は大アーチが架けられ、垂れ幕がには「新幹線が春を連れて、やってくる」。やはり東京圏より、期待ははるかに大きいようだ。



　

▼富山駅では、改札からホームへの新幹線高架下通路が、新幹線のＰＲスペースになっていた。東京から新幹線で２時間半なら、もう飛行機に圧勝だろう。



　

▼富山県内では「きときと君」が出迎えてくれる。鉄道イベントでも、良くも悪くもゆるキャラは欠かせないようになってきた。



　

▼開業まで、あと111日。Ｅ７系、ではなくてＷ７系がかっこよく飾られていた。Ｅ７・Ｗ７系のブルーは、西日本のブルーと感じとれなくはない。運転席あたりのスタイルが、500系と似ている感じもするし。。



　

▼ＪＲ西日本単独の駅では最東端の、谷浜駅にて。ここでも誇らしげに、ポスターが。来年３月をもって旅客鉄道はこのエリアから撤退する。日本の在来線網は、またしても寸断されていく…。

撮影地　新潟県上越市長浜

△カメラ　Canon EOS kissX3
△レンズ　EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
△紀行日　2014/11/23(日)～24(月)

　

▽Webサイト　線路端紀行

まだ旧塗装で走っていた黒部の交直流急行型電車475系

　いよいよ、交直流急行型電車にも終焉が近づいているようです。

　なつかしの交直流急行色475系が見たくて、北陸黒部へ行ってきました。

　湘南色は急行型無き後も見られますが、この色はほぼ交直流急行型だけでしたから名残惜しさもひとしおです。

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▼こんな光景がまだ見られるなんて、信じられない。朝の黒部行きが富山行きへと、折り返しの時間を待つ。６両編成でもホームが長く感じられるが、「あいの風とやま鉄道」に変わったら最長は何両になるのか。

撮影地　富山県黒部市天神新

▼特急街道だった、北陸本線。新幹線金沢開業時に、金沢以東が夜行列車を含めて特急壊滅になるとは、誰が予想したことだろう。。



　

▼交直流急行色と比べると、なんともセンスは感じられない最新の塗色。さすがは安上がりにしたいだけではある…。



　

▼ユニットサッシがずらり並んで、ボックスシートもずらり並んで。車内は空いていたので、足を伸ばしてくつろいだ。モーター音を聞きながら立山連峰を眺めていると、もう急行型最高！



　

▼なんとも落ち着く、交直流急行色。この編成は、まだデッキも残っていて急行電車らしさが見られた。一方で、わずかに行き先表示窓が新設されているのが、21世紀に生き残った国鉄電車らしい。



　

▼しなの鉄道から最後の直流急行型電車が消え去ってまもなく、相次いで交直流急行型電車も去って行く。ありがとう、国鉄急行型電車。さらば、交直流急行型電車。

△カメラ　Canon EOS kissX3
△レンズ　EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
△紀行日　2014/11/24(月)

　

▽Webサイト　線路端紀行