3.11大震災後常磐線の全線運転再開は大野~双葉間の単線化とともに
福島第一原子力発電所にほど近い、常磐線双葉駅に降り立ちました。
東日本大震災から15年の間に、常磐線全線が運転再開できるまで、どんな大変な復旧作業があったのか想像することもできません。
ただやはり被災地「浜通り」から見ると、町に鉄道が通じ、東京/仙台と特急1本で往き来できるのは、相当心強いのではと思えました。
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▼常磐線の全線再開後に一度特急で通り過ぎたことはあったが、今日は双葉駅に降り立った。東京駅から直通で来られるのは、やはり在来線特急の強みだろう。3往復の特急が大野、双葉、浪江と3駅連続停車することで、3町の再開に力を与えているに違いない。
▼双葉駅改札口の空間線量表示にドキッとした。帰ってから調べると、たしかに目安とされる毎時0.19 マイクロシーベルト(μSv/h)を下回る。ただこの数字だけでは基準に疎い自分などは少し不安に思ったので、一言「基準値内」の表示もあるといいのかもしれない。
▼大野~双葉間が単線化されたとは知らなかった。双葉駅はかつての相対式ホームが、片面になった。まずは復旧が急がれただろうし、以前の需要に戻るかも不明なのだろう。駅間の旧上り線は舗装され保守道路になっていて、今後元に戻るのかが気になる。
▼とにもかくにも、再びパンタグラフを付けた「電車」が走り始めたのはよかった。直接関係ないことだが、道路標識207-B「踏切あり」はシンボルマークとはいえ、時流に合わせてそろそろシングルアーム化してもいいのでは、と思ったりする。
▼駅北「杉下踏切」の直上に「長塚跨線橋」が出来ている。踏切は廃止かと思ったら、北隣りの「越田踏切」が廃止で、この杉下踏切は残るらしく、何となくしっくりこない。被災地のインフラ維持費は震災前より増えていると最近報じられたこともあり、複雑な思いがした。
▼2020年に9年ぶりに橋上駅舎で復活した双葉駅。改札ではSuicaも使え、指定席券売機もあって首都圏なみの設備が頼もしい。また駅前に双葉町役場があり、震災後町内初のスーパーイオン双葉店も昨年開業していて、コンビニ+α程度の買い物ができるのは便利。
▼ホームから見た双葉駅西口の駅西住宅。「災害公営住宅等整備プロジェクト」によるという、新しい生活圏が広がっていた。どうかこれからは、また当たり前の毎日がずっと続きますように。
▼今日も首都圏と同じ通勤電車E531系が発着する双葉駅。10両編成の特急といい、5両ワンマンの普通列車といい、本数は多くないとはいえ普通の地方私鉄だったら到底実現できないものだろう。広域鉄道網の一部としてインフラが維持される有り難さを改めて感じる。
撮影地 福島県双葉郡双葉町長塚町西
△カメラ Canon EOS KissX10
△レンズ EF-S 18-135mm F3.5-5.6 IS USM
△紀行日 2026/3/15(日)
▽Webサイト 線路端紀行









































































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